烏野える「ジュニアカップで涙を呑んだ愛息・武人くんの悔しさを晴らすため、そして一家の大黒柱としての威厳を示すため、この男が立ち上がりました!武士道の精神を胸に刻み、日々己を律してきた範士。修行で練り上げた強靭な足腰は、家族を守るための盾であり、壁を打ち破るための矛!『父ちゃんの背中をしっかり見ていろ』。その言葉を現実に変えるべく、静かなる闘志を燃やしてスタート台へ向かいます!」

86武士道 範士
鬼島節央(30)



烏野える「鬼島節央、30歳!」
鬼島武人「父ちゃん、絶対いけるよ!」
鬼島愛子「パパ、がんばれー!」
鬼島美智代「落ち着いていってね!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①プリズムシーソー

烏野える「一家の大黒柱、鬼島が動き出した!まずはプリズムシーソー。今回、彼がこのステージに立つ最大の理由は、愛息・武人くんの存在です。」

②ローリングヒル

烏野える「第2回ジュニアカップ、準々決勝での敗退。目の前で涙を流した息子の姿を見て、父として背中で語ることを決意しました。」

烏野える「(107.6秒)見事に飛び移った!さあ、ここからは自慢の足腰が火を吹くか。」

③スクリュードライバー

烏野える「鬼島家はまさに武道一家。」


カチャッ!


烏野える「長男の武人くんは柔道、次男の清人くんは空手で汗を流しています。」

④フィッシュボーン

烏野える「そして節央自身も武士道範士として、礼節と強さを追求する日々。息子の悔しさを、家族の期待を…」


ベシィッ!!


鬼島節央「ぐおっ!?」


バシャーーーン!!


烏野える「ああーーーっと!!」
鬼島武人「父ちゃーーん!!」
鬼島愛子「パパ……!」
鬼島美智代「そんな……!」
カキツバタ「マジかよ!?」

861st STAGE リタイア
鬼島節央(30)
武士道 範士



烏野える「節央がここで弾かれてしまった…。なんということだ……。」


REPLAY
烏野える「スクリュードライバーまでは完璧な攻略を見せていた鬼島。しかしフィッシュボーン、3枚目の足場に着地した瞬間、左腰を強打され、しがみつきながら水の中へ落ちていきました。」


レポーター「鬼島さん、残念でした……。お子さんたちも応援していましたが……。」
鬼島節央「(水から上がり、武人くんの目を見て)……武人、清人、愛子。情けない姿を見せたな。……これが、勝負の世界の厳しさだ。だが、父ちゃんはここであきらめない。この悔しさを、また明日からの修行の糧にする。お前たちも、今日の父ちゃんの負けをしっかり覚えておけ。……次は、絶対に負けん!」
鬼島左助「節央、いい引き際だ。その悔しさは次に繋がるぞ!」
鬼島右近「兄貴、熱かったぜ!」


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