烏野える「カスカベ防衛隊とネネちゃんの凄まじい「修羅場」が繰り広げられた後、静まり返った会場に新たな魔法の風が吹き抜けます。幻想郷から、あの「普通の魔法使い」が自慢の箒を置いて、自らの脚でスタート台に立ちます!」

77霧雨魔理沙
博麗神社 魔法使い



烏野える「ゼッケン77番、41歳!自らの脚と腕だけで、この魔城を『盗み』……いや、『攻略』しにやってきました!」


博麗霊夢「ちょっと魔理沙、あんた何やってんのよ。私はタイムアップになったんだから、あんたはしっかりやりなさいよ!」
東風谷早苗「魔理沙さん、奇跡を起こす必要はありません。あなたの泥臭い努力、ここで見せてください!」
アリス「魔理沙、無茶だけはしないで。魔法が使えないあんたなんて、ただの強情な人間なんだから。」
霧雨魔理沙「へっ、余計なお世話だぜ!霊夢も早苗も、見てな。」

①バランス平均台

烏野える「魔理沙、重心を低く保ち、まるで森を駆け抜けるかのようなスピード!魔法使いとは思えない、鍛え上げられた脚力が唸る!揺れる平均台を、リズム良く、かつ力強く突破!クリア!」

②スクリュードライバー

烏野える「第2エリア!ボタンを力強くパンチ!回転が始まった!……跳んだ!ポールをがっしりと抱え込む!『落ちたら終わりだぜ!』と言わんばかりの気迫!遠心力で帽子が飛びそうになりますが、それを片手で押さえながら耐え抜いた!着地成功!」
サトシ「いい根性してるな!あのまま回転に身を任せて、うまくタイミングを合わせたぞ!」

③フィッシュボーン

烏野える「さあ、因縁の第3エリア!18本の骨が魔理沙を狙う!しかし魔理沙、ここでは一転して慎重な動き!骨の動きを『弾幕』として捉えているのか!? 1歩、2歩……隙間を見つけた瞬間にダッシュ!3歩、4歩!……抜けた!魔理沙、フィッシュボーンを粉砕!」
河城にとり「さすが魔理沙だ、物理法則の読みが鋭いよ!」

④ドラゴングライダー

烏野える「さあ、ここが最大の鬼門!箒のない魔理沙にとって、これが本当の空飛ぶ試練だ!トランポリンへ……跳んだ!!」


ガシッ!!


烏野える「掴んだ!バーを確実に確保!滑走する衝撃に歯を食いしばる!対岸のマットが見えてきた!『マスタースパーク!』……とはいきませんが、魂を込めて……放った!!」


霧雨魔理沙「……とおおぉぉーーーっ!!」


烏野える「空中で体を一気に伸ばす!……マットのど真ん中に、ダイブ!!……成功!!完璧な生還だ!!」

⑤2連そり立つ壁

烏野える「残るは壁!時間はまだ20秒以上ある!霊夢が涙を呑んだあの壁が立ち塞がる!1つ目の壁3.8m、一気に駆け上がりクリア!さあ最後だ、4.1m!……魔理沙、深く息を吸い込み……加速!!……跳んだ!!届いたぁぁ!!」


カチッ!
プシューーーーッ!


烏野える「霧雨魔理沙、己の肉体だけで1stステージを完全攻略!霊夢へのリベンジ、果たしました!!」

1stステージ クリア
77霧雨魔理沙
博麗神社 魔法使い



霧雨魔理沙「(壁の上で帽子をかぶり直し、ピースサイン)……見たか霊夢!これが私の『最高にクールな攻略』だぜ!」
博麗霊夢「普通だね。」


げ ん
こ つ


霧雨魔理沙「『普通だね』じゃないだろ!少しは驚けよ!私は箒なしで、自力でここまで登ったんだぞ!」
博麗霊夢「痛いじゃない!……まあ、あんたが先に2ndステージに行ったのは認めなきゃいけないわね。あーあ、先に帰ってお茶でもしてようと思ったのに、応援する義理ができちゃったじゃない。」
ルビー「(ガタガタ震えながら)そいつも怖いね…。」


げ ん
こ つ


ルビー「うわー!また打たれたー!」
霧雨魔理沙「おいルビー、霊夢に喧嘩売るなんて命知らずな奴だな!ま、賑やかなのは嫌いじゃないぜ!」
東風谷早苗「魔理沙さん、本当にかっこよかったですよ!霊夢さんも、実は口元が少し緩んでますし!」
レポーター「2ndステージ進出、おめでとうございます!」
霧雨魔理沙「おう、ありがとな!魔法がなくても、努力と根性があればこの魔城もただのアスレチックだぜ。」


烏野える「続いては、ミアレシティからやってきた、ダンスを愛するこの方の登場です!」

78デウロ
MZ団



烏野える「ゼッケン78番、25歳、デウロ!プロダンサーを目指し、夢のためにホテルでMZ団として活動する苦労人だ!兄であるティエルノ譲りのリズム感と、厳しい下宿生活で鍛えた精神力で、ステージを攻略できるか!?」


ガイ「デウロ!お前ならいけるだろ!」
タウニー「あたし達の分まで、頑張って!」
ピュール「デウロ、前回のドラゴングライダーのミスはもう忘れて。あの時、バーに届かなかった悔しさをバネにするのよ。」
デウロ「わかってるよう。」

①バランス平均台

烏野える「デウロ、右側の髪をスッと撫でてから突入!……速い!小刻みな揺れを膝で華麗に吸収し、ステップを踏むように駆け抜けた!クリア!」

②スクリュードライバー

烏野える「第2エリア!ボタンを押す!ポールの回転に合わせて、自らもターンしながらジャンプ!……掴んだ!遠心力すらダンスの演出に変えてしまうのか!?タイミングを見計らい、軽やかに着地!成功!」
ティエルノ「いいぞデウロ!いいリズムだ!」

③フィッシュボーン

烏野える「やってきました因縁の骨!ここを抜ければクリアが見えてくる!デウロ、一瞬だけ髪を撫で、リズムを整える。……行った!1歩、2歩!まるでダンスフロアを滑るようなステップ!3歩、4歩!背後から迫る骨を、腰のひねりだけでかわしたぁ!!」


デウロ「……よっ、と!!」


烏野える「5歩、6歩!完全攻略!フィッシュボーンをダンスで黙らせました!!」

④ドラゴングライダー

烏野える「さあ、ドラゴングライダー!トランポリンへ……ダイブ!!」


ガシッ!!


烏野える「掴んだぁー!!前回リタイアしたこのエリア、見事にバーを捉えました!滑走の衝撃に耐え、身体を大きく振って……今、放した!吸い込まれるようにマットへ着地!リベンジ達成!!」
ガイ「危ねえ……!心臓に悪いだろ!」

⑤2連そり立つ壁

烏野える「残るは壁だ!時間は20秒!MZ団の団結力を見せられるか!1つ目の壁、難なくクリア!そして最後の4.1m!デウロ、髪を強く撫でて気合を入れた!……ダッシュ!壁を力強く蹴り上げる!……右手が届いた!左手もかけた!……引き上げたぁぁーー!!」


カチッ!
プシューーーーッ!


烏野える「デウロ、1stステージクリア!!」

1stステージ クリア
78デウロ
MZ団



ティエルノ「やったぞデウロ!!」
デウロ「(壁の上で座り込みながら)よっしゃあああああーーーーー!」
ガイ「おいおい、マジかよ!」
レポーター「おめでとうございます!見事なステップでしたね!」
デウロ「ありがとう!兄ちゃん、感想は?」
ティエルノ「ああ、完璧だったよ!」

79ランファ1stステージ バランス平均台でリタイア
80春風どれみ1stステージ フィッシュボーンでリタイア



烏野える「クリア者は15名!続いては、この方の登場です!ラビットハウス随一の武闘派、リゼ、28歳!」

81リゼ
ラビットハウス



烏野える「普段はカフェの看板娘ですが、その正体は軍人の父を持つ生粋のミリタリー女子!チノやココアが見守る中、このコースを『作戦通り』に完遂できるか!」


チノ「リゼさん、頑張ってください。」
タウニー「このまま、16人目出るといいけど。」
ココア「リゼちゃんなら絶対大丈夫だよ!終わったら、もふもふのご褒美が待ってるからねーっ!」
リゼ「ふふ、任せておけ。」

①バランス平均台

烏野える「リゼ、スタート!一歩目が鋭い!まるで敵陣を突破するかのような緊張感を持って進む!平均台の揺れをあえて利用し、前方への推進力に変えている!難なくクリア!」

②スクリュードライバー

烏野える「第2エリア!ボタンを迷いなく叩く!ポールの回転が最高速に達する瞬間を冷静に見極め……跳んだ!……完璧なホールド!二の腕の筋肉が、ポールの遠心力を力で押さえ込んでいる!対岸へ……着地も微動だにしない!まさに特殊部隊の動きだ!」

③フィッシュボーン

烏野える「さあ、魔の骨!リゼ、腰に手を当てて一瞬だけ呼吸を整える。……突入!1歩、2歩!骨の回転が描く軌道を完全にシミュレーションしているのか、一分の隙もない足運びだ!3歩、4歩……5歩!完全攻略!クリア!」
カラテ家「あのフットワーク……無駄がないッス!」

④ドラゴングライダー

烏野える「難関、ドラゴングライダー!リゼ、助走のスピードが落ちません!トランポリンへ……跳んだ!!」


ガシッ!!


烏野える「バーを確保!レールを滑り降りる強烈な衝撃にも、体幹が一切ぶれません!対岸を見据え……放した!!空中での姿勢を安定させ、マットの端に……着地成功!!」
菊花黄名子「すごい!空中でのバランスの取り方、まるで一流のアスリートやんね!」

⑤2連そり立つ壁

烏野える「残るは壁!時間はたっぷり残っている!1つ目の壁3.8m、跳躍力だけで一発クリア!さあ最後の4.1m!リゼ、これが最後のミッションだと言わんばかりの鋭い眼光!……加速!!……届いた!!ガッチリと両手で角材を掴む!……登ったぁぁーー!!」


カチッ!
プシューーーーッ!


烏野える「クリアーーー!!リゼ、1stステージを圧倒的な身体能力で完全制覇!タイムは……28.4秒残し!大石姫凛やオモダカに迫る好タイムです!!」

1stステージ クリア
81リゼ
ラビットハウス



リゼ「やったわ!」
チノ「……凄いです、リゼさん。」
大石姫凜「うわぁ、速い……!」
エマ「かっこいいわ!」
ココア「リゼちゃぁぁん!! かっこよすぎて、私、今すぐリゼちゃんを抱きしめたくなっちゃったよー!」
シャロ「ちょ、ちょっとココア!感動するのはいいけど、リゼ先輩のタイム見てよ!凄すぎるわ……でも、あんな高い壁、私だったら見ただけで足がすくんじゃう……。」
宇治松千夜「チノちゃんの分も頑張ってね!」


烏野える「さて、クリア者が16名となり、2ndステージへの扉が大きく開かれています!続いてはゼッケン82番。先ほどリタイアしたリボンちゃんと共に『新生カオス組』としてリベンジを誓う、32歳のトラハムちゃんが登場です!」

82トラハムちゃん
新生カオス組



烏野える「前回の大会では、早くもリタイアとなった運が悪い彼女。今回は運よくエリアを攻略できるか!?」


KBC「落ちろよ落ちろ、落ちろよ落ちろ!」
トラハムちゃん「ちょっと、そこ!うるさいわよ!あんたのその汚い声のせいで集中力が乱れるじゃない!」
ルビー「あはは!トラハムちゃん、怒ると顔が怖いよー!」
リボンちゃん「トラハムちゃん、私の分まで頑張ってくださいでちゅわ!」
マフラーちゃん「今回ならいけれると思うわ!」
トラハムちゃん「よし、行くわよ!」

①バランス平均台

烏野える「トラハムちゃん、気合十分!リボンちゃんの涙を拭うため、一歩一歩力強く踏み出します。しかし、中盤の大きなうねりが彼女を襲う!32歳の足腰に、無慈悲な振動がダイレクトに伝わる!」


トラハムちゃん「ちょっと、これ!先週より揺れてない!? あらよっと……きゃああっ!?」


烏野える「耐えきれない!必死に手を回してバランスを取ろうとしますが、右足がツルリと滑った!」


バシャーン!!


烏野える「そのまま横倒しになるように水面へ!!トラハムちゃん、またしても最初のエリアで沈没!新生カオス組、二人揃って1stステージの露と消えました!」

1stステージ リタイア
82トラハムちゃん
新生カオス組



トラハムちゃん「うわーーーーーーーん!やっぱり、運が悪かったーーーーー!」
リボンちゃん「トラハムちゃん!さっき「三十路過ぎてその泣き方は恥ずかしい」って言ったの、どこの誰でちゅわ!?」
トラハムくん「お、お姉ちゃん……。練習の時はあんなに威勢がよかったのに、本番に弱すぎなのだ……。」
ルビー「あはは!トラハムちゃん、リボンちゃんとお揃いの濡れネズミだね!面白いよー!」
ガーネット「前回と同じ結果じゃないの…。」
ライム「運じゃない、リズムが狂ったんだよ。」
ドナルド「次は頑張れよ。」


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