烏野える「パルデアの全トレーナーが、そしてこの『鋼鉄の魔城』を見守る全ての者が、いま一人の女性に魂を託しました。頂点に立つ者は、常に孤独だと言われます。しかし、彼女の背負う数字は『1』ではなく『46』。パルデアの絆、その全てが彼女の指先に宿っています!トップチャンピオンとしての責務、そして一人の挑戦者としての渇望。その両輪が今、最高速度で回転を始めます。パルデアの歴史に刻まれた勝利の数々を、今度はこの3rdステージの岩壁に刻み込め!」

46オモダカ
トップチャンピオン



烏野える「トップチャンピオン、オモダカ!」
ネモ「オモダカさん!私をワクワクさせたあの実力、ここで全部出し切ってください!」
ボタン「……あんな人、他にいない。」
ペパー「49人の想い、重てぇはずなのに……あの人の指先、全然震えてねぇや。」
ガーネット「ここまで行けたなら…!」
チェルシー「オモダカさんなら、美しい道に変えてしまうね。」
リコ「一歩一歩が、新しい歴史になっていく……!」
レイラ「頂点を知る者の強さ、今ここに証明されるわ!」
エマ「頑張って…!」
ミア「期待しているわ!」
ソラ・ハレワタール「応援しています!」
リゼ「私の指が届かなかったあの先へ……あんたなら行ける!頼んだぞ!」
サイレンススズカ「……見せてください。誰もいない、先頭の景色のさらに先を。」
ダンデ「チャンピオンに言葉はいらない。その背中で、全てを語ってくれ!」
サトシ「オモダカさーーーん!俺たちの熱い魂、全部ぶつけてこい!!」
オモダカ「……ええ。皆さんの声、確かに装備しました。トップチャンピオンとして、そして一人の挑戦者として。……いざ。」

①ランプグラスパー

烏野える「まずは最初のランプグラスパー!赤く光る電球状の突起。オモダカがぶら下がる!前回大会、ガラル地方で同じチャンピオンのダンデは3rdステージでリタイア。FINALに進めなかった。」
ホップ「あの指先……!震えるどころか、岩を掴むたびに力がみなぎっていくみたいだ。これが、本物のチャンピオンの覚悟かよ……!」
烏野える「ポケモンマスターのサトシでさえ、FINALに進めなかった!オモダカはどうだ?32歳、パルデア地方のトップとして多忙な日々を送る彼女ですが、その肉体は寸分の衰えも見せません!」
ドナルド「これは当然だな。」
烏野える「ランプグラスパー、クリア!」

②クロックハンドブランコ

烏野える「クロックハンドブランコ。本家にはない『Type-L』オリジナルエリア!」
サフィー「ここはどうかしら?」 
烏野える「まずは長針へ飛びつく!まるで振り子のように揺れている!オモダカ、かつては様々な分野で才能を発揮し、ついにはパルデア最高峰の座に就いた。その歩みは常に冷静、常に合理的。しかし今、彼女が選んだのは、最も非合理的で、最も熱いこの『挑戦』の道だ!」
チリ「トップ、ええ調子や!」
烏野える「短針をしっかりと掴んでいる!激しく揺れる中、オモダカの表情は一切崩れない。そこからマットに『とびかかる』!」
ガーネット「おーーー!」
チェルシー「迷いが、一欠片もないんだ。」
ネリネ「意志の輝きです。」
タロ「かわいく、なんて言ってる場合じゃありませんね。……最高にかっこいいです、オモダカさん!」
烏野える「クロックハンドブランコも攻略した!」

③スポンジブリッジ

烏野える「さあ、リンガルー、スズカが涙を呑んだスポンジブリッジ。」
菊花黄名子「あの板、スズカさんたちが通った時より静かに見えるやんね……!オモダカさんの心が、波を静めてるみたい!」
サイレンススズカ「……ええ。彼女はもう、先頭の景色の、その先を走っています。」
烏野える「現在32歳。彼女がトップとして示した『道』は、多くのトレーナーを成長させてきました。今度は自らが、この不安定な道を進むことで、挑戦の尊さを証明しようとしている!」
ダンデ「素晴らしい……。一歩ごとに『点』でバランスを制御しているな。」
烏野える「49人の想いを背負い、パルデアの頂点に立つ者としてのプライドが彼女を突き動かす!」
日向翔陽「慎重に進んでるぞ!」
烏野える「これまで数多のバトルを制してきたその誇りが、彼女に『絶対に落ちない』という絶対の自信を与えている!いよいよ後半戦。リゼだけが突破した、あの14枚目、15枚目が見えてきた!」
ネモ「オモダカさん!そのまま、真っ直ぐ!!」
烏野える「残り4枚…3枚…!2枚!…耐えている!ラスト!……超えた!!」
リンガルー「すごーい!」
大石姫凜「パルデアの意地があの足を支えてる!」
烏野える「リゼに続き、トップチャンピオンも攻略した!」

④クリフハンガー

烏野える「クリフハンガーに辿り着いた!チャンピオンでさえ容赦しない!指先わずか4cm。これまでKARASUKEでクリフハンガーを成功させた人は1人もいません!」
カラテ家「気合いを入れるッス!」
ダンデ「……来るぞ。彼女の瞳には、重力さえも味方につける王者の理が宿っている!」
オモダカ「(指をかけ、静かに息を吐く)……重力。これが、挑戦者が等しく受ける洗礼ですか。……心地よい重みだ。」
烏野える「KARASUKE史上初のクリフハンガー攻略者になるか!?オモダカがクリフハンガーに挑む!ダンデとサトシはここで敗れている!」
サフィー「成功すれば、普通のKARASUKEを含め、初めての突破者よ!」
烏野える「ここのクリフハンガーはこの2人が経験したクリフハンガーよりは簡単なはず!オモダカ、体を振っている!」
ボタン「……お願い。届いて……!」
烏野える「49人の想いが、その背中を押し上げる。KARASUKEで最初にクリフハンガーを攻略するのは…」


ガシッ!!


烏野える「トップチャンピオンだーーー!」


チェルシー「おおーーーーーーー!!」
ガーネット「すごーーーい!」
サトシ「よっしゃあああ!」
ダンデ「これがトップチャンピオン、オモダカ氏の底力か!歴史が塗り替えられたぞ!」
ガイ「ついに出たぞ!」
タウニー「まさか、普通のKARASUKEより先に出るとは!」
日向翔陽&影山飛雄「っしゃあああああああーーーーーーー!!」
リゼ「……やりやがった!最高だ!!」
烏野える「トップチャンピオン、オモダカ!女性として、KARASUKEの歴史に不滅の足跡を刻みました!!見事な成功です!」

⑤パイプスライダー

烏野える「そして、3rdステージの最後の関門、パイプスライダー!これを越えれば、ファイナルステージの扉が開く!」
カット「あんな細いパイプ一本で……!」
アナ「オモダカさん、がんばって!」
烏野える「ハイプスライダー、KARASUKEで最初の挑戦者として、最初のクリア者になるのか!?そして、最初のファイナリストになるか!オモダカが行く!KARASUKEでパイプスライダーに挑戦した者は一人もいない!前回の第1回KARASUKEでは、誰も挑戦できなかった!49人の挑戦者や、パルデアのみんなの期待!」
ネモ「オモダカさん!そのまま、全力の『一撃』で飛び込んで!!」
烏野える「終着地点まで来ている!ここが運命の瞬間となります!初のファイナリストか?それとも、全滅か?最後の一撃を放つ瞬間の集中力。オモダカ、KARASUKEで最初の…」


プシューーーーー!!


烏野える「FINALステージへーーーーー!!」
ソラ・ハレワタール「やりましたーーー!」
リンガルー「初のファイナリストだ!」
エマ「すごいですー!」
レイラ「普通のKARASUKEより先に出るなんて!」
クルミ「わーーーーー!!」
錦木千束「すごいよ!すごーい!」
井ノ上たきな「……言葉もありません。」
ガーネット「うわーーーーーん!オモダカ、素敵だよ!私もそこへ行きたかった!」
チェルシー「オモダカさん、あなたは僕たちの誇りよ。」
ネモ「あははっ!やっぱりあなたは最高だ!」
ペパー「素晴らしいぞ!」
サトシ「集中だ!行けー!行ったーーーーー!!」
ダンデ「おーーーーー!」
ホップ「アニキが言ってた『本物の王者』の姿、いま目の前で見たぞ!」
日向翔陽&影山飛雄「やったぞーーーーーーー!!」
マリオ「ついに出たか!」
ルイージ「歴史が動いたんだね!」
カラテ家「なかなかやるッス!」
デウロ「……見事。」
ピュール「……美しい。」

3rdステージ クリア
46オモダカ
トップチャンピオン



烏野える「ついに、ついに神話が現実となったーーー!46番・オモダカ!第1回KARASUKEでも成し遂げられなかった3rdステージの攻略、そして初のファイナリストの座!50人の意志は今、パルデアのトップチャンピオンの手によって、遥か天空へと続くファイナルステージの扉をこじ開けた!!」


レポーター「オモダカ、やりました!KARASUKE史上初の3rdステージクリア、そして初のファイナリスト誕生です!」
オモダカ「(深く、長く息を吐き、静かに自分の両手を見つめて)……言葉にするのが、これほど難しいことはありません。3rdステージ。そこにあったのは、冷たい鉄と、底知れぬ重力だけではありませんでした。……私の背中を支えてくれた、49人の挑戦者たちの体温。そして、エールを届けてくれたパルデアの皆さんの眼差し。そのすべてが、私の指先を岩壁へと繋ぎ止めてくれました。トップチャンピオンという座に座っているだけでは、決して見ることのできない景色が、あそこにはありました。」
レポーター「特にあのクリフハンガー。背面ジャンプが成功した瞬間、会場が揺れました!」
オモダカ「……あの瞬間、不思議と孤独は感じませんでした。私が跳んだのではなく、皆さんの期待が私を運んでくれたのだと確信しています。ですが、まだ職務は終わっていません。見上げるべき場所は、さらに高いところにあります。」
トモミ「オモダカさん……。私たちくのいちクラスも、あんな風に真っ直ぐ高みを目指したいです!」
ユキ「そうよ!あの指先の力、おシゲちゃんの食べ物への執念に負けないくらい凄かったわ!」
シゲ「ちょっとユキちゃん、失礼ね!……でも本当、あんなに格好いい大人、見たことないわ。私、感動してお腹が空いちゃった!」
山本シナ「ふふっ。お二人とも。技を磨くことも大切ですが、オモダカさんのように『誰かの想いを背負う強さ』こそが、真のくのいちに必要な心得かもしれませんね。」
オモダカ「ふふ、お腹が空くというのは、生命力が溢れている証拠です。素晴らしいことですよ。……さあ、いよいよですね。」
野原しんのすけ「オモダカおねいさ〜ん!オラ、おねいさんの指先になりたい!指先になって、ギュッとしがみつきたいゾ〜!」
野原ひろし「バカ、しんのすけ!……でも本当に、仕事のプレッシャーなんて吹っ飛ぶような、最高の『いい仕事』を見せてもらったぜ。ありがとうな、オモダカさん!」


げ ん
こ つ


野原みさえ「何が『いい仕事』よ!あんたもしんのすけも、鼻の下伸ばしてんじゃないわよ!……でも、オモダカさん。本当におめでとう。同じ女性として、あんなに凛とした姿、一生忘れないわ。」
オモダカ「ふふっ、賑やかな応援をありがとうございます。野原さん一家のそのエネルギーも、しっかり装備させていただきましたよ。」
ネモ「(身を乗り出して)オモダカさん!今のあなたは、パルデアのどんなバトルよりも熱くて、最高にキラキラしてます!そのまま……そのまま、誰も届かなかった一番高い場所まで、全力で駆け抜けてください!」
オモダカ「ええ、ネモ。あなたのその熱血なエールが、私をここまで運んでくれました。……さあ、職務の総仕上げです。パルデアの頂点として、そして一人の挑戦者として、あの天空の頂を掴み取ってきましょう。」


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