ジャンル別/小説/バラエティ/L07/1/4 のバックアップ(No.15)

烏野える「ついに、ついに沈黙が破られた!トムラ颯也のクリアによって、会場の空気は一変!この勢いに乗って、クリア者が続出するか!?続いては忍術学園から、くの一の精鋭が登場です!」

37 忍術学園予選会くの一の部優勝
ユキ(43)



烏野える「忍術学園くの一の部・予選優勝!43歳となった今も、その忍びとしての技は衰えを知りません!くの一の意地を見せられるか!?」
ユキ「くの一の底力、とくと見なさい!」
トモミ「ユキちゃん、頑張って!おシゲちゃんに良いところ見せてあげなきゃ!」
ユキ「わかってるわよ。くの一の恐ろしさ、この魔城に刻み込んでやるわ!」
烏野える「ベテラン忍者の風格!」

①クワッドステップス

烏野える「さすがは忍者!足音が全くしません!羽のような軽やかさで4つの足場をクリア!」

②ローリングヒル

烏野える「回転するローラーも、忍びの歩法で難なく攻略。」

③ジャイアントホイール

烏野える「さあ、多くの挑戦者を沈めてきたホイール!ジャンプ!車軸を捉えた!小柄な体格を逆手に取り、遠心力に自らを同化させていく!最短距離で飛び移り成功!」

④フィッシュボーン

烏野える「やってきた、タイミングの迷路フィッシュボーン!18本の骨が、不規則なリズムでユキの行く手を阻む!」
ユキ「この程度……ああっ!?」
烏野える「二枚目から三枚目へ!飛び移る刹那!」
ユキ「きゃあっ!?」
烏野える「おっと危ない!引きずり出される!バランスを崩した!池が迫る!」


バシャーン!!


烏野える「忍術学園の予選女王、ユキ!不覚にもフィッシュボーンの骨に絡め取られました!忍びの技をもってしても、この骨の動きは読みきれなかったかー!」

371st STAGE リタイア
ユキ(43)
忍術学園予選会くの一の部優勝



ユキ「(水の中から)……悔しいわね。やっぱり実践とは勝手が違うわ。シゲ、あとは頼んだわよ!」
大川シゲ「ユキちゃん、お疲れ様!あとはこの私のわがままボディに任せなさい!」


烏野える「ユキの無念を晴らせるか!続いては同じく忍術学園から、くの一の部・敢闘賞の登場です!」

38忍術学園予選会くの一の部敢闘賞
大川シゲ(43)



烏野える「忍術学園のムードメーカー!大川シゲ43歳!そのどっしりとした構えは、まるで動かざる山のごとし!いざ出陣です!」
大川シゲ「ユキちゃんの分まで頑張るわよ!」

①クワッドステップス

烏野える「どっ、どっ、どっ、どっ!一歩一歩の重量感がすごい!」

②ローリングヒル

烏野える「さあ、鬼門のローリングヒル。その体重がローラーにどう影響するか!?」
大川シゲ「ぬんっ!」
烏野える「登りはパワーでゴリ押しだ!しかし問題は下り坂!」
大川シゲ「……あらっ!?あらららら!」
烏野える「まるで雪崩のように…」


バシャーン!!


烏野える「転がり落ちていくー!大川シゲ、ローリングヒルの下りで制御不能!豪快な水しぶきを上げて沈みました!」

381st STAGE リタイア
大川シゲ(43)
忍術学園予選会くの一の部敢闘賞



大川シゲ「(水の中から)目が回っちゃったわ……。」


烏野える「忍術学園のくの一勢、まさかの連続リタイア!再びクリアの灯が遠のいてしまったのか!?」

39ジミー・サング1st ドラゴングライダーでリタイア



烏野える「この男に『沈黙』という言葉は似合わない!銀河一プライドの高い、あの王子が登場だ!」

40サイヤ人
ベジータ(53)



烏野える「サイヤ人、ベジータ53歳!かつては銀河を震え上がらせた戦士も、今や50代に突入。本家SASUKEでも50歳を超えての1stクリアは至難の業とされていますが、サイヤ人の細胞に限界はないのか!?魔城に挑む!」
トランクス「パパ、頑張って!重力室の修行に比べれば余裕だよ!」
ブルマ「ベジータ!みっともない姿見せたら、夕飯抜きよ!」
ベジータ「フン、貴様ら……黙って見ていろ。この程度の遊び、私が一瞬で終わらせてやる。サイヤ人の王となる男の力、とくと目に焼き付けろ!」

①クワッドステップス

烏野える「研ぎ澄まされた動き!膝バネ炸裂、あっという間!」

②ローリングヒル

烏野える「体幹で下りねじ伏せ!戦士の走り!」

③ジャイアントホイール

烏野える「跳躍!車軸掴み、遠心力完全制御!鮮やか着地!」

④フィッシュボーン

烏野える「動体視力で骨縫い!迷いゼロ突破!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「全速力!まだ60秒残っている!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「最大の鬼門!」
ベジータ「ぬぅん!!」
烏野える「一本目を掴んだ!二本目への飛び移り……タイミングは……今だ!!」


ガシィィッ!!


烏野える「掴んだーー!!ベジータ、50代の壁を突破!」

⑦タックル

烏野える「次はタックル!ベジータ、気合で押し進める!足が止まりそうになるが、歯を食いしばって押し切った!残るは壁のみ!」

⑧そり立つ壁

烏野える「さあ、最終エリアだ!ベジータ、一気に駆け上がる!届かない!2回目!高く跳んだ!」


……スカッ!


烏野える「まだ届かない!これが最後だ、行けー!!」


バンッ!!(タイムアップの音)


烏野える「サイヤ人の王子、頂上に手が届かず!」

401st STAGE リタイア
ベジータ(53)
サイヤ人



ベジータ「(壁の下で肩で息をしながら)……く、くそったれえぇぇーーっ!!この私が……こんな壁一枚に……!!」
孫悟空「おいベジータ!惜しかったな!次はオラが壁ごとぶっ壊してやるからよ!」
ベジータ「貴様、黙れカカロット!……次は、次は必ずこの壁を捻り潰してやる!」

③ジャイアントホイール



烏野える「大きくジャンプして車軸を懸命に掴み…」


バシャーン!!


烏野える「……あーーっと!回転の勢いに耐えきれない!」

411st STAGE リタイア
スパークス(12)
KARASUKEジュニアカップ準優勝


⑤ぐらぐら吊り橋



烏野える「揺れる足場を懸命に踏みしめる!あぁっ、足が止まった!」


バシャーン!!


烏野える「バランスを崩した!」


スパークスは、ジャイアントホイールの遠心力に握力が持たず、対岸へ移る前に力尽き着水。ジニーは、ぐらぐら吊り橋の激しい揺れに翻弄され、立て直すことができず横転し脱落。

421st STAGE リタイア
ジニー(11)
KARASUKEジュニアカップ優勝



烏野える「ジュニア世代の奮闘も空しく、クリア者は未だトムラ颯也ただ一人。しかし、ここからは『チームL予選会』を勝ち抜いた、正真正銘のヒーローたちが牙城を崩しにかかります!」

43チームL予選会代表
緑谷出久(25)



烏野える「緑谷出久25歳!通称・デク!この魔城を『救う』ことができるか!?」
爆豪勝己「おいデク!こんなところでモタモタしてんじゃねえぞ、このクソナードが!」
麗日お茶子「デクくん、ガンバレーー!!」
緑谷出久「大丈夫だ!これまでの特訓は嘘じゃない。全力で……行くんだ!!」

①クワッドステップス

烏野える「まずはクワッドステップス。足場の中心を的確に捉えていく。1歩、2歩、3歩、4歩!無駄のない動きでクリア!」

②ローリングヒル

烏野える「続くはローリングヒル。回転するローラーに対し、重心を極限まで低く保つ。登りきった!下りも慎重かつ大胆に、下から2段目を蹴って対岸へ!早い、非常に良いペースだ!」

③ジャイアントホイール

烏野える「さあ、魔の車輪。大きく跳躍!車軸をガッチリとホールド!全身のバネを使い、円盤の回転エネルギーを推進力に変えていく。着地もピタリ!デク、止まらない!」

④フィッシュボーン

烏野える「リズムが命のフィッシュボーン。1枚、2枚、3枚、4枚……まるで骨の間隙を縫うようなステップ!シュートスタイルを彷彿とさせる足捌きで難なく突破!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「精神を削る吊り橋。揺れ始める前に駆け抜ける!まさに電光石火。残り時間はまだ1分以上残っている!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「最大の鬼門、ドラゴングライダー!トランポリン、高く跳んだ!一本目を掴んだ!滑降!そして二本目への飛び移り……完璧だ!衝撃を背筋で受け止め、対岸へ!」

⑦タックル

烏野える「さあタックルだ。140kg、160kg、180kgの壁が立ちはだかる。足の回転を止めない!ワン・フォー・オール、フルカウル!泥臭く、しかし力強く押し切った!ハシゴを駆け上がる!」

⑧そり立つ壁

烏野える「残るは壁のみ!1回目、助走をつけて駆け上がる……ああっ、届かない!しかし、まだ時間はたっぷりある!2回目、さらに加速する!……跳んだ!掴んだ!今、頂上へ!」


カチッ
プシューーーーッ!

432nd STAGE 進出
緑谷出久(25)
残りタイム 12秒88



烏野える「2人目のクリア者は、緑谷出久だーーー!!」
緑谷出久「(頂上でガッツポーズ)……よしっ!頑張ったよ、みんな!!」
烏野える「10秒以上の時間を残しての堂々たるクリア!停滞していた会場の空気を、この男が完全に打ち破りました!」
飯田天哉「緑谷くん!実に見事な脚力だ!君はまさにヒーローの鑑だぞ!」
緑谷出久「(照れながら)ありがとう、飯田くん!みんなの声援があったから、最後の一歩が出たんだ!」


レポーター「本日2人目のクリアを決めた緑谷出久選手!おめでとうございます!」
緑谷出久「(肩で激しく息をしながら)はぁ、はぁ……!ありがとうございます!本当に自分の筋肉と、これまで積み上げてきた特訓だけが頼りでした。途中で足が止まりそうになったけど、応援席のみんなの顔が見えて……!」
レポーター「12秒以上のタイムを残してのクリア、分析通りの展開でしたか?」
緑谷出久「いえ、そんな……!最後の『そり立つ壁』は、本当に皆さんの声援が押し上げてくれたんだと思います。」
烏野える「まさにヒーローの鑑!素晴らしい激走でした。2ndステージも期待しています!さあ、緑谷出久のクリアで完全に流れが来ました!続いて登場するのは、同じくチームL予選会を圧倒的な精神力で勝ち抜いたこの男!」

44チームL予選会代表
竈門炭治郎(22)



烏野える「鬼滅の刃より、竈門炭治郎22歳!家族を思い、仲間を思い、戦い抜いてきたその体に、もはや『不可能』の文字はないのか!?」
我妻善逸「炭治郎ーー!死ぬなよ!死んだら禰󠄀豆子ちゃんが悲しむだろぉぉ!」
嘴平伊之助「おい、三太郎!あのカベを猪突猛進でブチ抜いてこい!」
竈門炭治郎「頑張れ炭治郎、頑張れ!俺は今までよくやってきた!俺はできる奴だ!そして今日も、これからも、折れていても、俺がくじけることは絶対にない!」
烏野える「自らを鼓舞し、真っ直ぐな瞳で前を見据える!」

①クワッドステップス

烏野える「スタートから気合が違う!全集中の呼吸、常中。足場を捉える一歩一歩に、確固たる意志が宿っている。鮮やかに突破!」

②ローリングヒル

烏野える「ローリングヒル。回転するローラーの隙間に『隙の糸』が見えたか!?淀みない動きで頂上を制し、流れるように下っていく。クリア!」

③ジャイアントホイール

烏野える「鬼門のホイール。大きく跳躍し、車軸に食らいつく!腕力が削られるエリアだが、炭治郎は歯を食いしばる。遠心力に耐え、対岸へダイブ!繋いだ!」

④フィッシュボーン

烏野える「フィッシュボーン。水の呼吸、拾壱ノ型『凪』の如き静かな集中。骨の回転を見切り、最短ルートを突き進む!突破!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「激しく揺れる吊り橋。しかし鼻の利く炭治郎、安定した足場を嗅ぎ分けているのか!?一気に走り抜けた!残り時間は60秒を切った!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「さあ最大の難関。跳んだ!一本目を掴む!滑降の衝撃!腕が、肩が悲鳴を上げるが離さない!二本目への飛び移り……掴んだぁ!!対岸へ着地成功!」

⑦タックル

烏野える「重戦車に挑む!足元を固め、一歩一歩踏みしめる。家族の顔が、仲間の声が背中を押す!全て押し切った!残るは壁だ!」

⑧そり立つ壁

烏野える「時間が、時間が削られる!1回目、届かない!2回目も弾かれた!残り10秒!これがラストチャンスだ、行けー!炭治郎!!……掴んだ!!這い上がる!」


カチッ
プシューーーーッ!

442nd STAGE 進出
竈門炭治郎(22)
残りタイム 4秒12



烏野える「緑谷出久に続き、竈門炭治郎も1stステージを突破しましたーー!!」
竈門炭治郎「(頂上で深く一礼)……ありがとうございました!皆さんの応援が、力になりました!」
竈門禰󠄀豆子「やるじゃん!」(拍手する)
竈門炭治郎「禰󠄀豆子、見ててくれたか!兄ちゃん、やり遂げたぞ!」
烏野える「なんという謙虚さ、そしてなんという強さ!チームL代表が立て続けに意地を見せつけました!」


レポーター「見事クリア!竈門炭治郎選手です!おめでとうございます!」
竈門炭治郎「(深く一礼して)ありがとうございます!本当に、本当に苦しかったです……!でも、応援してくれたみんなの『頑張れ!』という声が、鼻の奥に、心の中に届きました!」
レポーター「特に厳しかったエリアは?」
竈門炭治郎「ドラゴングライダーですね。バーを掴んだ時の衝撃が凄まじくて……。あそこで心が折れそうになりましたが、『全集中の呼吸』に近い、深い呼吸を意識してなんとか繋げることができました!」
烏野える「精神力の勝利ですね!さあ、この勢いのままにレジェンドが登場だ!」

45チームL予選会代表
パックマン(60)



烏野える「パックマン60歳!この円形の肉体が、KARASUKEの直線的な難関にどう立ち向かうのか!?」

①クワッドステップス

烏野える「まずは短い足をフル回転させて、4つの足場を跳ねるようにクリア!そのままの勢いでローリングヒルへ向かう!」

②ローリングヒル

烏野える「自らも回転するかのような勢いで5本のローラーを攻略!下り坂も重心を乱さず、鮮やかな着地。速いぞ!」

③ジャイアントホイール

烏野える「さあ、鬼門のホイール!大きな車輪の軸を挟み込む!やはり手が短いか!?必死に腕を引きつけ、水面との距離を保つ。耐えろ!腕が伸び切る寸前で踏みとどまり、対岸へ転がるように着地!繋いだ!」

④フィッシュボーン

烏野える「18本の骨が襲いかかる!パックマン、その丸い体格が災いし、骨との距離が近い!しかし、絶妙なタイミングですり抜けていく!足場を一つ一つ丁寧に踏みしめ、ここも突破だ!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「中央の不安定な足場で大きく揺れた!一気に駆け抜けた!残り時間は……まだ40秒以上ある!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「最大の壁、ドラゴングライダー!ジャンプ!一本目のバーに手が届いた!滑降の衝撃に耐え、運命の二本目へ……跳んだ!!」


スカッ……!!バシャーン!!


烏野える「あーーーっと!!届かない!あとわずか数センチ、指先がバーに届かなかった!パックマン、大きな水しぶきとともに池に沈んだーーー!!」
パックマン「(水の中から)まいった…。」

451st STAGE リタイア
パックマン(60)
チームL予選会代表



レポーター「パックマン選手、お疲れ様でした!」
パックマン「60歳になっても挑めたことは、僕の長いキャリアの中でも最高のボーナスステージだったね!」


烏野える「レジェンド、ドラゴングライダーの高さに泣きました!さて、ここからは再び忍術学園勢!一般の部、教職員の部と、プロの忍たちが続々登場します!チームL勢の激走に続き、ここからは再び忍術学園からの刺客!一般の部を圧倒的な体力で制した、あの『いけいけどんどん』な男!」
中在家長次「……(無言で拳を突き出す)」
七松小平太「おう、長次!見てろよ!いけいけどんどーーん!!」

46忍術学園予選会一般の部優勝
七松小平太(47)


⑥ドラゴングライダー

烏野える「残り時間は、70秒弱!鬼門グライダー。跳んだ、掴んだ!滑降の衝撃をモノともせず、二本目のバーをダイレクトにキャッチ!完璧だ!」

⑦タックル

烏野える「180kgのタックル!しかし小平太にとってはいつもの遊びか!?一瞬で押し切った!ハシゴも一気に登る!」

⑧そり立つ壁

烏野える「壁にやってきた。1回目、勢い余って手が滑った!しかし余裕の表情。2回目、狙いを定めて……跳んだ!掴んだ!」


カチッ
プシューーーーッ!

462nd STAGE 進出
七松小平太(47)
残りタイム 24秒15



烏野える「4人目のクリア!忍術学園の野生児、七松小平太!24秒という圧倒的なタイムを残して、魔城を『いけいけどんどん』と粉砕しましたーー!!」


七松小平太「わっはっは!細かいことは気にするな!次はもっと重い壁を用意しておけよー!」
潮江文次郎「おい小平太!お前、少しは体力を温存せんか!次は俺の番だ、見ていろ!」
烏野える「清々しいまでのパワープレイ!これで再びクリアへの道筋が太くなりました!」


レポーター「おめでとうございます!七松選手、全く息が切れていませんね!?」
七松小平太「わっはっは!これぐらい何てことないぞ!」
レポーター「ドラゴングライダーでの大ジャンプ、恐怖心はありませんでしたか?」
七松小平太「恐怖?そんな細かいことは気にするな!高く飛べば飛ぶほど気持ちいいじゃないか!次はもっと高いところから飛ばせてくれ!」
レポーター「2ndステージへの意気込みをお願いします!」
七松小平太「次も暴れ回ってやるぞ!みんな、しっかり見ていろよー!」


烏野える「まさに嵐のような男!この勢いは誰にも止められないのか!?さあ、続いては同じく忍術学園、小平太とは対照的に『鍛錬』を極めたあの男が登場です!忍術学園一、ギンギンに冷めた……いえ、ギンギンに熱い男!」

47忍術学園予選会一般の部敢闘賞
潮江文次郎(47)



烏野える「忍術学園予選会・敢闘賞、潮江文次郎47歳!会計委員長として鍛え上げた算盤捌き……ではなく、日夜繰り返される過酷な『鍛錬』で作り上げた鋼の肉体!小平太に遅れを取るわけにはいきません!」
立花仙蔵「文次郎、あまり気負いすぎて空回りするなよ。」
潮江文次郎「うるさい、仙蔵!俺はいつだってギンギンなんだ!見ていろ小平太、鍛錬の成果は嘘をつかない!」

①クワッドステップス

烏野える「鋭い気合とともにスタート!足場を踏みしめる音が重い。しかし正確。鍛錬の成果が1歩目から現れている!」

②ローリングヒル

烏野える「ローリングヒル。腕力でローラーをねじ伏せる。登りきって頂上で吠える!下りも一切の妥協なし。ギンギンに進んでいく!」

③ジャイアントホイール

烏野える「跳んだ!車軸をガッチリとホールド。腕が伸び切ることを許さない。強靭な二頭筋で引きつけ、完璧な着地!」

④フィッシュボーン

烏野える「フィッシュボーン。骨の連打に対し、正面から勝負。一つ、二つ、三つ、四つ!リズム良く、力強く突破!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「揺れを気合で抑え込むかのような足取り。吊り橋を震わせながら駆け抜けた!残り時間は、まだ1分弱残っている!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「ドラゴングライダー!一本目のバーを掴み、猛烈な勢いで滑降していく!二本目への飛び移り……跳んだぁ!!掴んだ!腕が抜けそうになるのを根性で耐えた!」

⑦タックル

烏野える「480kgの重戦車が相手だ!足元をギンギンに踏みしめて、一歩、また一歩!一気に押し切った!」

⑧そり立つ壁

烏野える「残るは壁のみ!1回目、駆け上がる……ああっ、届かない!残り時間は15秒!2回目!壁を睨みつけ、さらに加速……跳んだ!!掴んだ!這い上がる!」


カチッ
プシューーーーッ!

472nd STAGE 進出
潮江文次郎(47)
残りタイム 6秒22



烏野える「忍術学園から二人連続の突破ーーー!文次郎、ギンギンにクリアをもぎ取っていきました!」


潮江文次郎「(頂上で拳を突き上げ)見たかぁー!!これが、俺の、鍛錬だぁぁーー!!」
七松小平太「わっはっは!文次郎、顔が真っ赤だぞ!ゆでダコみたいだな!」
潮江文次郎「黙れ!これが男の熱さだ!」


烏野える「凄まじい熱量!1stステージの気温が上がったような気がします!」
レポーター「潮江選手、おめでとうございます!まさに『鍛錬』の成果が出ましたね!」
潮江文次郎「(顔を真っ赤にして息を荒げながら)ハァ、ハァ……!当たり前だ!毎日、重い鉄塊を持って走っている俺にとって、この程度の壁、動いて当然!だが……ドラゴングライダーの衝撃はギンギンに来たぞ!腕が持っていかれるかと思った!」
レポーター「そり立つ壁、1回目は失敗しましたが焦りは?」
潮江文次郎「焦りなどない!ただ壁に対する気合が足りなかっただけだ!2回目は壁を捻り潰すつもりで跳んだ!次もギンギンに行くぞー!」

⑥ドラゴングライダー



烏野える「さあ二本目、タイミングを合わせて……跳んだ!!……届かない!」


バシャーン!!

481st STAGE リタイア
土井半助(57)
忍術学園予選会教職員の部優勝


④フィッシュボーン



烏野える「おっと、バランスを崩した!立て直せない!」


バシャーン!!


土井半助は、ドラゴングライダーの二本目のバーにわずかに指先が届かず、空中へ放り出され、木下鉄丸は、フィッシュボーンで骨を避ける際のバランス崩しを修正できず、池へ落下。


烏野える「プロの忍者たちでも、年齢という壁は高かったか……。さあ、いよいよ前半戦の最後、ゼッケン50番!みんなが知っている『愛と勇気のヒーロー』が満を持して登場です!教職員勢の熱い戦いに続き、ついに前半戦のラストバッター!空飛ぶ正義のヒーローが、なんと自慢のマントを脱ぎ捨ててKARASUKEの舞台に降り立ちました!」

50愛と勇気のヒーロー
アンパンマン(48)



烏野える「それいけ!アンパンマンより、アンパンマン48歳!その丸い顔に宿る『愛と勇気』、そして鍛え抜かれた生身の身体能力だけで、この絶望の魔城を照らせるか!?」
ジャムおじさん「アンパンマン、無理はいけないよ。君にはマントがないんだからね。」
バタコさん「アンパンマン!応援してるわよー!」
アンパンマン「たとえ飛べなくても、困っている誰かのために僕は進むよ!みんな、勇気を出して!」

①クワッドステップス

烏野える「マントのない背中。しかしその脚取りは力強い。1つ、2つ、3つ、4つ。丁寧に足場を捉え、クリア!」

②ローリングヒル

烏野える「ローリングヒル。重心を丸い顔の中心に保ち、バランスを崩さない。登りきり、慎重に下る。クリア!」

③ジャイアントホイール

烏野える「ジャンプして車軸をキャッチ!回転の衝撃が襲うが、勇気で耐える。遠心力を抑え込み、対岸へしっかりと着地。繋いだ!」

④フィッシュボーン

烏野える「フィッシュボーン。骨の隙間を縫うように進む。優しさの中に秘めた鋭い観察眼。ここも突破だ!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「揺れる足場。飛べないもどかしさを、一歩一歩の重みに変えて踏みしめる。バランスを立て直し、クリア。さあ、運命のエリアへ!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「最大の試練、ドラゴングライダー!一本目のバーを掴んだ!滑降!さあ二本目、タイミングを合わせて……跳んだ!!……あーーーっと!!」


スカッ……!!バシャーン!!


烏野える「届かない!あと数ミリ、指先がバーの表面を滑るように掠めただけだ!ヒーロー、沈んだ!!やはりドラゴングライダーの壁は、愛と勇気だけでは越えられなかったのかーー!!」
アンパンマン「(水の中から)……顔が濡れて……力が……出ないよ……。でも、みんなの応援はちゃんと届いたよ……!」

501st STAGE リタイア
アンパンマン(48)
愛と勇気のヒーロー



レポーター「アンパンマン選手、惜しくもドラゴングライダーで力尽きました。」
​アンパンマン「(顔を濡らしながら、弱々しくも優しい声で)……ジャムおじさん、バタコさん、ごめんね。マントがなくても、みんなに勇気を届けたかったんだけど……。でも、最後まで諦めずに跳べたのは、会場のみんなの応援という『新しい顔』を届けてもらったおかげだよ。次はもっと鍛えて、またこの壁に挑戦したいな……!」
バタコさん「アンパンマン、よく頑張ったわね!マントがなくてもあんなに高く跳べるなんて、あなたは私たちの誇りよ!さあ、新しい顔を焼くから、まずは温まって!」
​ジャムおじさん「そうだよアンパンマン。君の勇気は、結果に関係なく会場のみんなに届いたはずさ。さあ、パン工場に戻って、次はもっと高く跳べるように一緒に考えようじゃないか。」


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