ジャンル別/小説/バラエティ/L08/1/3 のバックアップ(No.15)

烏野える「喫茶リコリコから、最強のハッカー……もとい、自称・最強のウォッチャーが参戦だ!」

19クルミ
喫茶リコリコ



烏野える「クルミ、34歳!」
錦木千束「クルミ、頑張ってー!クリアしたらパフェ奢っちゃうよ!」
井ノ上たきな「無駄な動きは控えて、最短ルートを通ってください。」
クルミ「わかってるって。……ったく、こんなアナログな要塞、サクッと攻略してやるよ。」


プッ、プッ、プッ、プー!

①バランス平均台

烏野える「普段は引きこもりがちという彼女ですが、今日は現場の空気を感じるために重い腰を上げたようです!さあ、リコリコの『ウォールナット』が動き出した!まずはバランス平均台だ。足取りが非常に慎重だ!少しバランスを崩したが、時間をかけながらも、まずは第1エリアを突破!」
錦木千束「いいよクルミ!そのまま、ゆっくりでいいからねー!」

②スクリュードライバー

烏野える「続いてはスクリュードライバー!回転するポールのギミックに、彼女はどう立ち向かうのか!」


カチャッ!


烏野える「クリアしたら、千束にパフェ奢ってもらえるみたいだが…!果たして、どうだ!?」


ドサッ!


烏野える「ダメだったーーー!!クルミ、スクリュードライバーの回転に振り落とされました!」
錦木千束「ああーっ!クルミ、大丈夫ー!?」
井ノ上たきな「……やはり、基礎体力の不足ですね。」

1stステージ リタイア
19クルミ
喫茶リコリコ



クルミ「……はぁ?何これ。」


レポーター「残念でした!最後は惜しくも手が離れてしまいましたが、今の気持ちは?」
クルミ「……今日はもう疲れた、帰ってゲームさせろ。」
サフィー「あらら……。あんなに自信満々だったのに、現実はなかなか厳しいんですのね。」
のび太「うわぁ、クルミさんでもダメなんだ……。やっぱり僕が出なくて正解だったよ。」
ジャイアン「おいおい!引きこもってばっかだから体力がねぇんだよ!もっと鍛え直してこい!」
山本シナ「次はユキさんの出番ですよ!」
シゲ「忍術学園の看板、泥を塗るんじゃないです!」
トモミ「リーダーの意地、見せてやりなさい!」
ユキ「3人とも見てなさい!私が忍術学園の底力を、そして『くの一教室』の絆を証明してあげるわ!」


烏野える「さあ、忍術学園くの一教室から最後の刺客!トモミ、シナ先生、そしてシゲの想いを背負い、ついにこの人がスタート台に立ちます!仲間たちが次々とリタイアする中、そのプレッシャーを跳ね除けることができるか!?くの一教室のリーダーとしての意地を見せてやれ!」

20ユキ
忍術学園



烏野える「ユキ、43歳!」
トモミ「ユキちゃん、私たちの分まで頼んだわよ!」
シゲ「ユキさん、頑張ってーーー!!」
ユキ「3人とも見てなさい!私が忍術学園の底力を証明してあげるわ!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①バランス平均台

烏野える「リーダー・ユキが静かに滑り出した!まずはバランス平均台。シナ先生とシゲを飲み込んだこの魔のエリア、ユキは非常に慎重だ!一歩、一歩、確実に足場を捉えていく。よし、渡り切った!まずは第一の壁を突破!」
トモミ「よし、いいわよ!いつもの修行通りにいけば大丈夫!」

②スクリュードライバー

烏野える「続いてはスクリュードライバー!2人と先生が散った今、頼れるのは…」


カチャッ!


烏野える「ユキだけだ!しっかりとしがみつき、必死に腕の力で耐えている!まさに忍びの根性!着地成功だ!」
山本シナ「ふふ、あの子の粘り強さは本物。ここからが本当の勝負よ。」
烏野える「いいぞ、このまま波に乗れるか!?」

③フィッシュボーン

烏野える「第3エリア、フィッシュボーン!18本の骨が非情にも彼女をなぎ払わんと回っている!しかし、ユキは動じない!1本、2本……トモミが攻略したあのルートを忠実に辿っていく!慎重になりすぎているか、時間が少し厳しいぞ!3本、4本……抜けた!フィッシュボーン、完全攻略!!」
シゲ「次はドラゴングライダーです!」

④ドラゴングライダー

烏野える「トモミが涙を飲んだドラゴングライダー!ユキ、ここは一発で決めたい!助走をつけて……」


ガシッ!!


烏野える「掴む!いけれるか…!?いったーーーーー!!忍術学園、ついに鬼門を突破しました!!」
トモミ「やったぁぁ!ユキちゃん!!」

⑤2連そり立つ壁

烏野える「時間がない!残るは2連そり立つ壁!1つ目!ユキ、駆け上がる!……一発で届いた!!しかし、もう時間がない!」


バンッ!


烏野える「タイムアップーーーーー!!」
トモミ「ええーーーーー!?」
シゲ「あんなにかっこよく跳んだのに…。」
山本シナ「惜しいですよ!」
烏野える「ユキ、2つ目の壁に挑む直前で!」
ユキ「ああっ……!嘘でしょ!?あと少しだったのに……!!」

1stステージ リタイア
20ユキ
忍術学園



ユキ「……悔しい。フィッシュボーンで慎重になりすぎたのが響いたわ。でも、トモミとシゲの仇はドラゴングライダーで取れたと思うわ。……でも、やっぱりクリアしたかった!」


レポーター「1つ目の壁まで一発攻略、まさに完璧な内容でしたが、わずかに時間が足りませんでした。今の気持ちを教えてください!」
ユキ「やっぱりSASUKE、いえ、KARASUKEは甘くないですね。忍者の修行以上に、時間との戦いが厳しかったです。でも、忍術学園の意地は見せられたと思います。乱太郎たち、あとは任せたわよ!」
山本シナ「ユキさん、よく頑張りましたね。誇らしいわよ。」
土井半助「ユキ、立派でしたよ!忍者にとって最も難しい『冷静さと迅速さのバランス』、その片鱗を見せてくれた!今日の失敗は、必ず次の任務……いえ、次の大会に繋がりますよ!」
博麗霊夢「早苗、私がクリアができるのなら、アンタもできるわよ!」
霧雨魔理沙「そうだぜ!霊夢にできて、お前にできない道理はないからな。派手に決めてこい!」
東風谷早苗「ふふ、霊夢さんにそう言われると、負けていられませんね。行ってきます!」


霊夢さんが行くなら、私も行かなければなりません。それが守矢の風祝としての務めですから!


東風谷早苗


東風谷早苗「奇跡は、こうして起こすものです!」
八坂神奈子「いけ、早苗!現人神の底力、この世界の連中に見せつけてやりなさい!」
博麗霊夢「……ふん、あんまり調子に乗って落ちんじゃないわよ。」
霧雨魔理沙「ははっ、いい顔だぜ。こりゃあ本当に『奇跡』が見れるかもな!」
チルノ「あたいより先にクリアしたら承知しないんだからね!」


東風谷早苗「奇跡は準備した者にこそ訪れるもの。守矢神社の威信をかけて、この鉄の要塞を八坂様と洩矢様に捧げる供物にしてみせます!」


幻想郷の風祝、奇跡へのテイクオフ。


烏野える「幻想郷の守矢神社から、もう一人の風祝がエントリー!先ほどクリアした霊夢さんに、負けてはいられません!『奇跡』を起こす準備はできているか!?」

21東風谷早苗
守矢神社



烏野える「東風谷早苗、32歳!」
八坂神奈子「早苗、あんたならいけるわ!守矢の力を世に知らしめてきなさい!」
東風谷早苗「はい!奇跡なんて言わせないくらいの、実力を見せてあげます!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①バランス平均台

烏野える「まずはバランス平均台だ。ここは非常に安定している!一歩ずつ、確実に地面を踏み締めるような、地に足の着いた動き!霊夢さんのようなスピード感こそないものの、安定感は抜群だ!まずは順調に第1エリア突破!」
チルノ「な、なんだあいつ!」

②スクリュードライバー

烏野える「スクリュードライバー!霊夢が突破できるなら、私だってできる!」


カチャッ!


烏野える「キャッチ!腕の力で振り回される体をねじ伏せる!着地も見事だ。ここまでは非常に良いペース!」
博麗霊夢「……ちっ、意外と冷静じゃない。」
烏野える「早苗、笑顔が見えるぞ!」

③フィッシュボーン

烏野える「魔のフィッシュボーン!18本の骨が彼女の行く手を阻む。」
サトシ「落ち着いてタイミングを見極めるんだ!」
烏野える「早苗、じっと骨の回転を見つめる……今だ!1歩、2歩!骨の隙間をスイスイと抜けていく!3歩、4歩!……よし、抜けた!早苗、難関エリアを鮮やかに攻略!」

④ドラゴングライダー

烏野える「ドラゴングライダー!先ほどユキが攻略したこのエリア。早苗、大きな跳躍を見せる!早苗、奇跡を起こせるのか…起こしたーーー!!」
十六夜咲夜「おおーーー!!」
烏野える「さあ、いよいよ壁が見えてきたぞ!」

⑤2連そり立つ壁

烏野える「そり立つ壁が2つ!時間はまだ20秒以上ある!まずは1つ目だ!届くか……届いた!早苗、止まらない!2つ目も一気に駆け上がる……!これも滑り落ちることなく突破だ!」


カチッ!
プシューーーーッ!

1stステージ クリア
21東風谷早苗
守矢神社



烏野える「幻想郷から二人目の刺客も1stステージを粉砕!霊夢に続き、2ndステージへの切符を手に入れた!」
東風谷早苗「やりました!奇跡じゃなくて、これこそが特訓の成果です!」
八坂神奈子「いいぞ早苗!最高に輝いてたわよ!」
洩矢諏訪子「ふふっ、これでお賽銭も増えるかしらね。」
レポーター「おめでとうございます!全エリアを一発で仕留める、まさに完璧な内容でした!」
東風谷早苗「ありがとうございます!霊夢さんに先を越されて少し焦りましたけど、自分のペースを信じて良かったです。2ndステージも、もっともっと盛り上げていきますよ!」

22リコ
ポケモントレーナー



烏野える「パルデア地方から冒険の風を巻き起こす!リコ、13歳!」

①バランス平均台

烏野える「おっと、足元を滑らせた!」


バシャーン!!


烏野える「まさかの瞬殺!」

1stステージ リタイア
22リコ
ポケモントレーナー


23マチエール
探偵



烏野える「ミアレシティの平和を守る、ハンサムな探偵の助手!マチエール、28歳!」

④ドラゴングライダー

烏野える「ついにドラゴングライダー!素晴らし…」


……スカッ!!バシャーン!


烏野える「くないーーー!!」

1stステージ リタイア
23マチエール
探偵


24チルノ
最強の教授



烏野える「自称・最強、そして今や大学教授!?チルノ、47歳!」

②スクリュードライバー



烏野える「『あたいが一番強いんだから!』と豪語してい…」


ドサッ!!

1stステージ リタイア
24チルノ
最強の教授



烏野える「ないーーー!!」


これまで、24人が挑戦しクリア者は2人。もう少しで後半戦!次に2ndステージに進めるのは誰なのか!?


ドット「ナンジャモさん、頑張ってくださいよ!」
ナンジャモ「僕も頑張らなきゃ!」


烏野える「1stステージもいよいよ折り返し地点!パルデア地方からやってきた超人気ストリーマー!」

25ナンジャモ
配信者



烏野える「ナンジャモ、37歳!」
ナンジャモ「おはこんハロチャオ!ボクの勇姿、しっかり目に焼き付けてね!ボクの目は、100万ボルトなんだぞー!」
ロイ「うわぁー!本物のナンジャモだ!生配信してるのかな!?頑張れーっ!!」
ドット「……あんなに余裕そうで大丈夫かな。」


プッ、プッ、プッ、プー!

①バランス平均台

烏野える「前回は、フィッシュボーンの3本目で無念のリタイア。リベンジに燃える今回は、特訓に特訓を重ねてきたと言います。おハロー、1stステージ!奇跡の攻略を見せるんだ!ここは配信者の命とも言える、絶妙なバランス感覚で乗り切っていく!」
ドット「(スマホ片手に)……ああ、今の角度はバズるね。でも、足元がお留守だよ、ナンジャモ。」

②スクリュードライバー

烏野える「続いてはスクリュードライバー!今回が初挑戦!」


カチャッ!


烏野える「さあ、行けるか!?どうか!さあ、タイミングを合わせて……ジャンプ!がっちりとホールド!コイルのような粘り強さで耐えている!遠心力をねじ伏せて、見事に着地!」
カナリィ「フィッシュボーン、リベンジ成功かな?」
烏野える「さあ、いよいよあの場所が近づいてきた!」

③フィッシュボーン

烏野える「第3エリア、因縁のフィッシュボーンだ!18本の凶悪な骨が、彼女の進路を阻む!前回はここで3本目の骨に叩き落とされました!」
ナンジャモ「ここがボクの鬼門……でも、今日のボクはひと味違うんだぞ!いっけぇー!」
烏野える「1本、2本!見えている、骨の動きが完全に見えている!さあ、運命の3本目……抜けた!抜けたーーー!!過去の自分を突破した!」
マリオ「あと少しだ!」
烏野える「さあ、このまま4本目の足場へ……!」


ベシィッ!!ドサッ!!


烏野える「ああーーーっと!!」
ボタン「またですか!?」
ネモ「ナンジャモーー!」
烏野える「4本目に移る瞬間、無情にも最後の一振りがナンジャモの背中を直撃!!リベンジならず!ナンジャモ、因縁のフィッシュボーンで再び奈落の底へ突き落とされました!」
リコ「あぁっ!あと一歩だったのに……!」

1stステージ リタイア
25ナンジャモ
配信者



ナンジャモ「うわぁ~ん!最悪だよー!ボクの100万ボルトが湿気っちゃったー!3本目は攻略できたのに、4本目があんなに速いなんて聞いてないぞー!」


レポーター「前回を超えましたが、またしてもフィッシュボーンに屈する形となりました。今の心境を視聴者の皆さんに!」
ナンジャモ「……みんな、ごめんね。でも、3本目を越えた時の同接数はすごかったはず!次は4本目、いや、全部の骨をビリビリにしてやるからね!次は絶対クリアして、最高にバズる動画にするんだぞー!」
カット「次はアナだね!1週間の特訓の成果、見せて!」
アナ「はい!お姉ちゃん!次こそ、ドラゴングライダーをクリアするわ!」


双子くのいち、妹・アナ。1週間前、彼女の前に立ちはだかったのは、空を舞う巨大な龍だった。


烏野える「ここを越えればクリアが見えてくる!ドラゴングライダー!渾身のジャンプ!一本目のバーを掴んで滑り降りる!二本目!意を決して、手を離す!」


スカッ……!!


烏野える「……ああっ、遠い!」


​バシャーン!!


​烏野える「あと数センチ、あと数センチだった!指先がバーの底をわずかに撫で、しかし掴むことはできなかった!アナ、無情にも水面へ!」


届かなかった指先。あと数センチの空白を埋めるため、小さな忍びは泥にまみれた。昼夜を問わず繰り返される跳躍、そして空中での姿勢制御。すべては、あの巨大な龍を乗りこなすため。カットの声援を背に、彼女は今、過去の自分を跳ね飛ばす覚悟を固めた!
カット「アナ!もっと引きつけてから跳ぶのよ!勇気を出して!」
アナ「わかってる!でも、あのバーが離れる瞬間の感覚が、どうしても掴めなくて……!」
レオ「落ち着くんだ。お前たち忍者の瞬発力なら、あの距離は必ず殺せる。自分を信じろ。」
アナ「……うん。もう一度、もう一度お願い!カット、背中を押して!」
カット「ええ、何度でも付き合うわよ!私たちの連携があれば、あんな仕掛け怖くないわ!」


アナ「お師匠様とカットとの特訓は嘘をつかないわ。あの時の数センチ、今度はこの手で掴み取ってみせる!」
カット「アナならいける!双子忍者の絆、皆さんに披露してやりなさい!」
夢にまで見たドラゴングライダー。その数センチの空白が、小さな忍びの心を今も震わせている。


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