ジャンル別/小説/バラエティ/L07/1/6 のバックアップ(No.17)

烏野える「身長164センチ、バレー界では『小柄』と称されるその体躯には、巨大な翼が隠されています!修行を経て、砂の上で培った究極のバランスと跳躍力。コートの端から端までを瞬時に支配する『最強の囮』が、今度はこの鋼鉄の魔城を翻弄し、一番高い場所へ舞い上がります!」

70烏野高校卒業生 バレー選手
日向翔陽(29)



烏野える「日向翔陽、29歳!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①クワッドステップス

烏野える「修行を経て、さらに磨きがかかった身体能力!身長のハンデをものともしない圧倒的な跳躍力!速い!」

②ローリングヒル

烏野える「助走をつけるまでもなく、一瞬で4枚を駆け抜けた!バレーで鍛えた瞬発力が爆発しています!ローリングヒルもクリア!」
影山飛雄「おい、あいつ……動きがバレーの助走と同じじゃねえか。余計な力入ってんな。」

③ジャイアントホイール

烏野える「ジャイアントホイール!小さな体で大きく跳んだ!ガシッと車軸を掴む。バレーで培った体幹の強さ、全く軸がブレません!地面にひとっ飛び!」
影山飛雄「いい感じだ!」
ビート「ほう…こんなものか。」

④フィッシュボーン

烏野える「フィッシュボーン!ポールの回転を見極める……。」
マリオ「よく見て!よく見て!」
烏野える「今だ!一気に潜り抜ける!速い、速すぎる!まさに最強の囮、ポールの隙間を縫うように突破!」
影山飛雄「よし、止まるな!そのまま突っ込め、日向!!」
ルイージ「いいぞ!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「揺れる吊り橋!しかし日向にとっては安定したコートも同然か!リズムを崩さず、トントン拍子に渡りきった!」
月島蛍「あんなに揺れてるのに全然ビビらないんだ。相変わらず野生児だね、ホント。」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「さあ、鬼門のグライダー!日向が空を飛ぶ!一本目を掴んで、風を切る!二本目への飛び移り……」
日向翔陽「とりゃあ!!」
烏野える「行った!そのまま着地!」
田中龍之介「よっしゃあぁぁー!!」
影山飛雄「やるなぁ!」
烏野える「完璧な空中戦を披露!」

⑦タックル

烏野える「さあタックルだ!ここからは重さとの戦い!しかし日向の足腰は世界を渡り歩いた強靭なバネ!グイグイ押していく!」
影山飛雄「膝、入れろ!脚で押すんじゃねえ、全身で運べ!!」
烏野える「140、160、180kgを押し切った!」

⑧そり立つ壁

烏野える「残るは壁のみ!1回目、猛ダッシュ!高く、高く跳んだ!……一発クリアーー!!頂上で大きく吠えた!」


カチッ
プシューーーーッ!


月島蛍「……あーあ。ホントに一発で登っちゃったよ。暑苦しいなぁ……。」

702nd STAGE 進出
日向翔陽(29)
残りタイム 21秒30



烏野える「ガイに続いて、7人目!日向翔陽、20秒以上のタイムを残しての圧巻のクリアです!」


日向翔陽「(頂上で大きく手を振って)っしゃあああ!!影山、見てたかーー!!」


レポーター「日向選手、おめでとうございます!21秒という素晴らしいタイムでのクリアです!」
日向翔陽「あざっす!!最高に楽しかったです!壁、高かったけど、『跳べば届く』って信じてました!」
レポーター「ドラゴングライダーの滞空時間は、まるで空を飛んでいるようでしたね。」
日向翔陽「修行で、足場が不安定なところでのジャンプは慣れてたんで!でも、バーを掴む時のググッてくる感じ、バレーのブロックを弾き飛ばす時みたいでゾクゾクしました!」
レポーター「影山選手にメッセージを飛ばしていましたが?」
日向翔陽「あ、影山は91番ですよね。あいつに『先にクリアして待ってるぞ!』って言いたくて。あいつ、絶対負けず嫌いだから今頃ピキピキしてると思います(笑)。2ndも、もっと高く跳びます!」
影山飛雄「……チッ、あのボケが……調子に乗りやがって。タイム21秒だと?……おい日向!そこで見てろ、俺はもっと速く、正確に終わらせてやる!」
ポプラ「ビート。あんた、まさか泥んこになるのが怖いなんて言わないだろうねぇ?」
ビート「……全く、泥臭いのは趣味じゃありませんが……。」
マリィ「ビート、口だけにならんようにね。」
ビート「フン、余計なお世話です。」


烏野える「ポプラさんの厳しい指導のもと、ピンクの奥深さを学んできたアラベスクタウンのジムリーダー!エリートとしての誇りと、挫折を乗り越えた精神力。彼が放つのはサイコキネシスではなく、自らの肉体で掴み取る栄光の光か!?その高慢なプライドを、今こそクリアという形に変えて見せろ!」

71アラベスクタウン ジムリーダー
ビート(21)


④フィッシュボーン

烏野える「エリートのプライドを胸に、慎重に進むビート!」
マリィ「落ち着いて行かんね!」
烏野える「一歩一歩、ポールの回転を計算しているかのような動き。しかし、時間が削られていく!なんとか突破!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「揺れに顔をしかめるビート!バランスを崩しかけ、ヒヤリとする場面もありましたが、ここは意地で渡りきった!」
ダンデ「揺れを恐れるな!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「さあ、ここが運命の分かれ道だ!」
ビート「行くぞ!」
烏野える「一本目のバーをしっかり掴む!二本目への飛び移り……タイミングは……今だ!!」


スカッ……!!バシャーン!!


烏野える「二本目のバーが、ビートの手をすり抜けていった!」
ホップ&ダンデ「えええーーー!?」
ふらわっち「あわわ…どうしよう。」
烏野える「そのまま姿勢を崩し、池へと真っ逆さまだーー!!」

711st STAGE リタイア
ビート(21)
アラベスクタウン ジムリーダー



ビート「(水の中から、濡れた髪をかき上げながら)は?何で!?えっ…!?」
マリィ「もう、何やってるのよ…。」


レポーター「ビートさん、無念のリタイアです…!」
ビート「……チッ、2度と出たくねぇ!こんな泥臭い大会!」
ポプラ「……まだまだピンクが足りないねぇ。お仕置きだよ、ビート。」
ふらわっち「次は私の番よ…。緊張するわ…。」
ままふらわっち「ふらわっち、深呼吸よ!あなたが毎日大切に育てているお花のように、一歩ずつ、力強く根を張って進みなさい!」
きざっち「最高のスマイルでクリアを決めておくれ!」
ぱぱきざっち「ふらわっち、緊張することはないよ。君が今まで咲かせてきた笑顔の数だけ、力は蓄えられている。パパもママも、一番近くで見守っているからね!」
ふらわっち「みんな、ありがとう!お花屋さんの看板にかけて、泥だらけになっても最後まで咲き誇ってみせるわ。いってきます!」


色とりどりの花が咲き誇る、穏やかなフラワーヒルズ。その一角にあるお洒落なフラワーショップで、ふらわっちはいつものように花々の手入れをしていた。
ふらわっち「この子はもう少しお水が必要かしら……」
彼女の日常は、常に花と共にあった。都会から訪れる人々が彼女の生ける花に癒やされ、笑顔で帰っていく。それが彼女の誇りだった。


数ヶ月前、ふらわっちは自分の力を試すため、都会の大きなフラワーショーに参加した。しかし、そこで目にしたのは、美しさよりも効率や派手さばかりを追い求めるシビアな現実だった。
ふらわっち「私の花は、ここでは『地味』だって言われてしまったわ……」
自信を失いかけた彼女は、都会の片隅で、冷たい鋼鉄のビルに囲まれながら、必死に咲こうとする一輪の野花を見つける。


ふらわっち「花だって、こんなに固い地面を突き破って咲こうとしている。……私に足りないのは、華やかさじゃなくて『強さ』だったのね」
ふらわっちは決意した。自分もあの野花のように、どんなに厳しく冷たい場所でも凛と立ち続けたい


ままふらわっち「ふらわっち、あなたはもう、ただ守られるだけの蕾じゃないわ。自分の足で、その強さを証明してきなさい!」
きざっち「泥にまみれても、君の気高さは失われない。……ボクが惚れたその根性、世界中に見せつけてやれ!」
ぱぱきざっち「優しさは、強さがあってこそ。ふらわっち、鋼鉄の魔城を、君の笑顔で満開にしてくるんだ!」
ふらわっち「(拳を握りしめ)……たとえ鋼の檻の中でも、私は私らしく咲き誇ってみせる。お花たちの生命力を、私の力に変えて!」
ナレーション「美しき花には、棘がある。しかし彼女が宿したのは、どんな逆境でも折れない『鋼の茎』。フラワーショップの店長が、今、荒野へと歩み出す!」


烏野える「たまごっちからとしては、最後の挑戦者!都会への憧れを胸に修行し、今は立派な店長として咲き誇る彼女!」

72フラワーショップ 店長
ふらわっち(27)



烏野える「ふらわっち、27歳!」
ままふらわっち「ふらわっち、頑張って!」
ぱぱきざっち「自分を信じるんだ!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①クワッドステップス

烏野える「優雅な立ち振る舞いで挑みます。一段ずつ、まるでお花を慈しむかのような丁寧なステップ。時間はたっぷりあります。4枚目を踏んで、ローリングヒルへ飛び移った!」

②ローリングヒル

烏野える「さあ、回るローラー。かつては都会に憧れ、厳しい修行にも耐えてきたふらわっち。その根性が試される!必死にローラーにしがみつく。登りきった!さあ下りだ。ゆっくり、ゆっくり……バランスを崩さない!着地!」
ままふらわっち「そのまま進みなさい!」

③ジャイアントホイール

烏野える「第3エリア、ジャイアントホイール。お花屋さんの店長として、毎日重い植木鉢を運んで鍛えた腕力を見せられるか!車軸を掴んだ!回る、回る車輪!『いつか自分だけの素敵なお店を持ちたい』、その夢を叶えた彼女なら、この苦難も乗り越えられるはずだ。耐えて、耐えて……飛び移った!クリア!」
ラブリっち「ふらわっち、フィッシュボーン!気をつけて!」

④フィッシュボーン

烏野える「やってきました、フィッシュボーン!18本の回転する骨が、容赦なく襲いかかる!」
ふらわっち「落ち着いて、タイミングを見極めるのよ……!」
烏野える「最初の一歩を踏み出した!二歩目もクリア!……ああっ、三歩目への踏み込みが甘い!」


ベシィッ!!バシャーン!!


烏野える「回転する骨が肩を直撃!ふらわっち、フィッシュボーンの露と消えた!」

721st STAGE リタイア
ふらわっち(27)
フラワーショップ 店長



レポーター「ふらわっちさん、惜しかったです!」
ふらわっち「(水の中から)どうして…。」
きざっち「ふらわっち、どんまいだぜ。君の勇気は、どのお花よりも綺麗だったよ!」
ままふらわっち「よく頑張ったわね。お家に帰ったら温かいハーブティーを淹れましょう」
トラハムちゃん「リボンちゃん、頑張って!」
リボンちゃん「はい、わかったでちゅわ!」
こうしくん「最後まで走りきるんだよぉ〜!」
​ハム太郎「リボンちゃん、頑張るのだ!絶対にクリアできるのだ!」
​リボンちゃん「見ていてほしいでちゅわ!」
KBC「どうせ、すぐに落ちるだろ?」
マフラーちゃん「だよね!」
ドナルド「何言ってんだ?」


烏野える「かつてハムちゃんずを虜にしたあの『リボンちゃん』が、32歳という成熟したレディとなって帰ってきた!」

73新生カオス組
リボンちゃん(32)



​烏野える「新生カオス組、リボンちゃん!」


10年前、リボンちゃん達は懐かしいゲームを楽しんでいた。
リボンちゃん「スーパーマリオブラザーズは私が生まれる頃からありまちゅわ!でもなかなか難しいでちゅわ!」
トラハムちゃん「リボンちゃん、そんなに焦らなくても大丈夫よ!マリオだって、一歩ずつ進めば必ずゴールできるんだから!」
ドナルド・マクドナルド「クリアできないかい?」
ムスカ「じゃあ、私がお手本見せてあげようか?」
マフラーちゃん「あんまり熱中しすぎて夜更かししちゃダメだよ?」


10年後。KARASUKEの出場者募集のポスターを見つけた。
リボンちゃん「面白そうでちゅわ!是非、出場してみたいでちゅわ!」
トラハムちゃん「当たり前じゃない!リボンちゃんが泥んこになるなら、私も隣で泥んこになってやるわ!」


スタッフ「リボンちゃん、32歳にしてこの過酷なKARASUKEに挑戦しようと思った動機は何ですか?」
リボンちゃん「レディに年齢を聞くのは失礼でちゅわ!でも……かつての仲間たちが今もそれぞれの場所で頑張っているのを見て、私も『可愛いだけじゃない強さ』を証明したくなったんでちゅわ!」
スタッフ「なるほど。目標は?」
リボンちゃん「もちろん、完全制覇でちゅわ!私のこのリボンが、一番高い場所で風にたなびく姿をみんなに見せてあげたいのでちゅわ!」


かつてはハム太郎君との恋に胸をときめかせ、ひたむきに『レディ』を目指していた少女。しかし、時は流れ、彼女は知った。真の美しさとは、逆境に立ち向かい、泥にまみれても折れない強さの中にこそ宿るのだということを。かつての臆病だった自分に別れを告げる。リボンをたなびかせ、彼女は今、戦士としての一歩を踏み出す!


烏野える「その愛らしさと情熱は変わっていません!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①クワッドステップス

烏野える「今日はハムちゃんずの仲間たちも応援に駆けつけています!」
リボンちゃん「えいっ!」
烏野える「……おっと!?」


ツルッ……!!


リボンちゃん「きゃあぁぁーーーっ!?」


バシャーン!!


烏野える「嘘だろーー!!滑った!2歩目で足が滑りました!リボンちゃん、1stステージ最初のエリアで無念のリタイア!」

731st STAGE リタイア
リボンちゃん(32)
新生カオス組



​タイショーくん「リボンちゃーーん!!」
ハム太郎「(呆然としながら)リボンちゃん……早すぎるのだ……」
​リボンちゃん「(両目に手を覆い泣きながら)嫌ーーーーー!もう、最悪でちゅわ!」
マフラーちゃん「まずは乾かしましょう……。」
ブロリー「泣き虫が湧いてるな!俺なら余裕だ!」
リボンちゃん「なんですってぇ!?デカいだけで、デリカシーが全然ないでちゅわ!……そんなに偉そうに言うなら、惑星を壊すみたいにクリアしてみせるでちゅわ!」
パラガス「いいかブロリー、落ち着け!岩山を砕くのではない、その足場を優しく踏むのだ……。」
ベジータ「ふん、下級戦士やハムスターごときが落ちる軟弱な遊びに、伝説のサイヤ人が何の用だ。ブロリー、貴様の無様な姿……見せてもらうぞ。」
孫悟空「おっ、ブロリーの番か!あいつのパワーなら、助走なしで一番上まで飛んでっちまいそうだな!ワクワクすっぞ!」
ブロリー「……足場を……壊さぬように……。俺は……俺の意志で、あの頂上へ行く……!」


​烏野える「制御不能の破壊神が、ついにこの魔城に牙を剥く!その拳は惑星を砕き、その咆哮は銀河を震わせる!」

74サイヤ人
ブロリー(52)



​烏野える「ブロリー、52歳!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①クワッドステップス

烏野える「溢れ出る闘気を無理やり抑え込み、自らの肉体のみで挑みます!一歩一歩の踏み込みでセットが悲鳴を上げている!慎重に、あまりにも慎重に足場を確かめるブロリー。時間はどんどん削られていくが、一段ずつ、一段ずつ確実に踏み越えていく。四枚目から、ゆっくりと飛び移った!」

②ローリングヒル

烏野える「飛びついた!しかしその凄まじい質量に、ローラーが…」
ブロリー「……ぬうっ!?……うおおお!?」


ドガシャァァーン!!


​烏野える「耐えきれないーーーーー!バランスを崩すというレベルではない、セットそのものを自らの重みで破壊するかのように、ブロリー落水!」

741st STAGE リタイア
ブロリー(52)
サイヤ人



パラガス「(額を押さえながら)……何をやっているのだブロリー……。手加減しろと言っただろうに……」
​孫悟空「ありゃあ……。やっぱりブロリーには、このセットはちょっと狭すぎたかなぁ」
ベジータ「ふん、力の制御もできんとは、相変わらず無様な男だ」
​ブロリー「(水の中から、静かに立ち上がり)……カカロット……次は……壊さぬように……歩く……」
のび太「あはははは合ははははwww今の落ち方、面白いwww水しぶきが凄かったよ!」
ジャイアン「おい、のび太!お前が言えることか!笑ってる場合じゃねえだろ!」
スネ夫「そうだよ、あのブロリーが落ちるなんて、この大会どうなってるんだよ……」
ルビー「今の落ち方、面白かったね。」
ガーネット「ちょっとルビー、不謹慎よ。でもあんなに派手に壊れるなんて、修理代が凄そうね……」
サフィー「物理的にセットの耐荷重を超えてしまったみたい。次はもっと頑丈な素材で作る必要があるわね……」


セットの修理のため、競技は一時中断。残りの16名の挑戦は後日となった。


烏野える「セットの修理が完了し、数日ぶりに第1回KARASUKEが再開!ブロリー選手の落下の衝撃で粉砕されたクワッドステップスも、スタッフの不眠不休の作業により完全復活!」
博麗霊夢「魔理沙、あんた何ボサッとしてんのよ。さっさとあの壁を越えて、夕飯までに帰ってくるわよ。お賽銭箱が空っぽなんだから、賞金くらい稼いできなさい!」
霧雨魔理沙「わかってるぜ、霊夢!魔法が使えないのはちと不便だが、私の自慢の脚力を見せてやるぜ。弾幕ごっこに比べれば、止まってる障害物なんて楽勝だ!……弾幕のように華麗に駆け抜けてやるぜ!」


烏野える「幻想郷から、魔法の箒を脱ぎ捨てて参戦!自称・普通の魔法使いが、今日は重力という名の『普通』の壁に挑みます!その指先から放たれるのは、恋色マジックならぬ、魂のクリアボタンだ!!」

75博麗神社 魔法使い
霧雨魔理沙(41)



烏野える「霧雨魔理沙、41歳!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①クワッドステップス

烏野える「生身の身体能力と、日々の修行で鍛えた根性でこの難攻不落の城を攻略できるか!?一歩ずつ慎重に足場を確かめていく!無難にクリアだ!」

②ローリングヒル

烏野える「さあ、数日前にブロリーが粉砕した因縁のエリア!新調されたローラーが魔理沙を襲う!必死にしがみつく、必死に耐える!気合で下りも耐えきった!着地成功!」

③ジャイアントホイール

烏野える「第3エリア、ジャイアントホイール。大きく跳躍!車軸を掴んだ!……しかし、自らの体重と加速が腕に重くのしかかる!」
霧雨魔理沙「なっ……この重力、うわあああ!」


バシャーン!!


烏野える「あぁーーっと!手が、手が滑ったか!?霧雨魔理沙、ジャイアントホイールの餌食!再開一発目のクリアとはなりませんでした!」

751st STAGE リタイア
霧雨魔理沙(41)
博麗神社 魔法使い



レポーター「魔理沙さん、惜しかったです!最後、手が離れてしまいましたね……」
霧雨魔理沙「(水の中から)……くっそ、魔法なしだとあんなに重いのかよ。完全に腕が持っていかれたぜ……。霊夢のやつに合わせる顔がねぇな。」

751st STAGE リタイア
霧雨魔理沙(41)
博麗神社 魔法使い


76スパイクタウン ジムリーダー
マリィ(21)



烏野える「エール団の期待を一身に背負い、クールな瞳に闘志を宿す!スパイクタウンの星、マリィ、21歳!」

④フィッシュボーン

烏野える「突き進んでいく!」


ベシィッ!


烏野える「おっと、バランスが…」


バシャーン!!

761st STAGE リタイア
マリィ(21)
スパイクタウン ジムリーダー



エール団の熱烈な声援を受けて快進撃を見せたマリィだったが、魔の魚の骨「フィッシュボーン」の洗礼を受け、沈んだ。


音野拓真「元輝君、準備はいいかい?君がこの日のために、どれだけ泥にまみれて練習してきたか、僕が一番近くで見てきた。烏野商事の誇りを見せておいで。信じているよ。」
西田采音「宮口さん、頑張ってください!」
江座隆輝「宮口君!その粘り強さがあれば、ドラゴングライダーなんて事務作業のようなものですよ!」
星野ゆかり「終わったら美味しいお酒でお祝いしましょうね!」
石田雄仁「節央、号令だ!」
鬼島節央「烏野商事、宮口!出動だーーー!」
鬼島節央、音野拓真、西田采音、江座隆輝、星野ゆかり、石田雄仁「ファイヤーーーーー!」
宮口元輝「ちょ、ちょっと待って!……あーもう、分かったてば!」


烏野える「烏野商事に入社してから2年目!上司や同僚、後輩の思いを乗せたチャレンジャーがスタート地点に立ちました!」

77社会人
宮口元輝(23)



​烏野える「烏野商事の若きホープ、宮口元輝、23歳!」


紹介ムービー
山形県山形市。烏野商事の朝は、一人の若き社員の足音から始まる。入社2年目、宮口元輝。営業部のホープとして駆け回る彼には、もう一つの顔があった。


営業マンとしての武器は、誰にも負けないフットワーク。しかし、その根底にあるのは、地道な事務作業すら完璧にこなす『粘り強さ』だ。
宮口元輝「……よし、これで明日の商談資料は完璧だ。どんな小さなミスも、現場では命取りになるからな。」


仕事が終われば、彼はアスリートへと変貌する。会社の倉庫を借りて作った特製セット。そこには、共に働く仲間たちの期待が詰まっていた。
宮口元輝「(懸垂をしながら)ハァ、ハァ……!俺がここで諦めたら、応援してくれる音野さんたちに顔向けできねーんだよ!」
音野拓真「いいぞ、元輝!その一歩が、2ndステージへの道だ!」


音野拓真「彼はね、とにかく真っ直ぐなんです。泥にまみれることを厭わない。その姿に、僕らも勇気をもらってるんですよ。」
西田采音「宮口さんのデスク、いつも付箋だらけなんです(笑)。それだけ一つひとつの課題に真面目に向き合ってる証拠ですよね。頑張ってほしいです!」
江座隆輝「彼がクリアしたら、部内の士気も爆上がりですよ。頼んだぞ、ホープ!」
星野ゆかり「厳しい練習も笑顔で乗り越えてきたんですもの。絶対大丈夫!」
石田雄仁「あいつの『絶対に折れない心』、セットごとねじ伏せてこい!」


鬼島節央「さあ!お前ら!宮口の完全制覇を願って…」
鬼島節央、音野拓真、西田采音、江座隆輝、星野ゆかり、石田雄仁「エイエイオー!」


宮口元輝「俺がクリアしねーで誰がするってんだ!」
音野拓真「練習通りにいけば大丈夫。僕もここでしっかり見守ってるよ!」
烏野える「先輩の温かい声援を背に!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①クワッドステップス

烏野える「まずはクワッドステップス。軽快なリズム!彼中学時代、バスケットボール部でコートを駆け回っていました。そのフットワークを活かして、まずは第1エリアを突破!」

②ローリングヒル

烏野える「続いてローリングヒル!高校、そして大学では陸上部に所属。短距離で鍛えた爆発的な筋力が、この回転する山をねじ伏せる!しっかりとローラーを捉え、一切のロスなく下りきりました!」
星野ゆかり「そのままのスピードよ!」

③ジャイアントホイール

烏野える「第3エリア!車輪が回る!社会人になって丸2年。現場で重い荷物を運び、泥にまみれて働いてきたその腕力!仕事の厳しさに比べれば、これくらい!』と豪語していた宮口、宣言通りのパワーで突破だ!」
鬼島節央「いいぞ宮口!」

④フィッシュボーン

烏野える「フィッシュボーン!陸上で培った体幹と、バスケで鍛えた横の揺さぶりへの強さ!」
江座隆輝「後輩!ゆっくり!ポールの動きをよく見て!」
烏野える「ポールの回転に惑わされることなく、最短ルートを突き進む!まさにアスリートサラリーマンの真骨頂!」
サトシ「吊り橋だ!吊り橋!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「中盤の難所!大きく揺れる吊り橋ですが、宮口は止まらない!一歩一歩に魂を込め、バランスを崩しながらも力でねじ伏せていく。」
星野ゆかり「ドラゴングライダー!タイミングをよく極めるのよ!」
烏野える「さあ、いよいよ運命のグライダーが見えてきた!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「さあ、最大の難関!宮口が跳ぶ!一本目のバーを掴んで、二本目への飛び移る!」


ガシィィッ!!


烏野える「見事に掴んだ!!耐えた!指先に全神経を集中させて、二本目のバーを離しません!着地!」
音野拓真「ここを超えたら、後は突ってくれ!」

⑦タックル

烏野える「ここからが地獄のタックルだ!140、160……重い!足が止まりそうになる!しかし後ろでは先輩の音野さんが叫んでいる!最後は180kg、咆哮と共に押し切った!急げ、時間がない!」
マリオ「急げー!」

⑧そり立つ壁

烏野える「一発で決めたい!猛ダッシュ……行けぇ!!」
音野拓真「元輝ーー!!跳べ!!」
烏野える「手が届いた!一発成功!必死に体を引っ張り上げる!ボタンへ……叩いた!!」


カチッ
プシューーーーッ!

772nd STAGE 進出
宮口元輝(23)
残りタイム 1秒88



​烏野える「クリアーー!!宮口元輝、執念の走りで1stステージを攻略しました!」


​宮口元輝「(頂上で大の字になりながら)見たかぁー!!」
音野拓真「(涙ぐみながら)おめでとう、元輝!」
鬼島節央「よくやった宮口ィ!!」
西田采音「すごいです!宮口さん!本当にかっこよかった……!付箋の山から解放された甲斐がありましたね!」
星野ゆかり「やったわね、元輝君!今夜は一番高い店で、思いっきり乾杯しましょう!」
江座隆輝「明日も仕事だぞ!」
石田雄仁「おいおい、本当にやりやがった。」


レポーター「宮口選手、おめでとうございます!最後は本当にギリギリの戦いでしたね!」
宮口元輝「おう!正直、タックルで足が死にかけた時は『これヤバいかもな』って一瞬思ったけどよ……。」
カット「次はアナの番だね!」
アナ「はい、お姉ちゃん!あたち、フィッシュボーンのお手本になるからね!」


烏野える「姉・カットのリタイアを目の当たりにし、その瞳に静かな闘志を宿した妹!くのいちの修行は、遊びではありません。小さな体に秘めた無限の忍術と、姉妹の絆を武器に、今、魔城への潜入を開始します!」

78くのいち小学生
アナ(12)



​烏野える「アナ、12歳!」

④フィッシュボーン

烏野える「双子の姉・カットの仇を討てるか!フィッシュボーンに突入です。姉はここで回転する骨の餌食となりました。アナ、非常に慎重な足運び!ポールの回転をじっと見つめて……一歩、二歩。焦る気持ちを抑え、リズムを刻む。突破!姉の無念を晴らしました!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「中盤の難所、ぐらぐら吊り橋!小さな体が激しい揺れに翻弄される!必死にバランスを取るアナ。一歩踏み出すごとに足場が大きく傾く!耐えろ、磨いた忍術の成果を見せる時だ。時間が削られていく!残り時間は30秒を切った。なんとか渡りきった!休む暇はありません!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「ここを越えればクリアが見えてくる!ドラゴングライダー!渾身のジャンプ!一本目のバーを掴んで滑り降りる!二本目!意を決して、手を離す!」


スカッ……!!


烏野える「……ああっ、遠い!」


​バシャーン!!


​烏野える「あと数センチ、あと数センチだった!指先がバーの底をわずかに撫で、しかし掴むことはできなかった!アナ、無情にも水面へ!」

781st STAGE リタイア
アナ(12)
くのいち小学生



​カット「アナーー!!大丈夫!?惜しかったよ、本当にかっこよかったよ!!」
アナ「(水の中から)……ごめんねお姉ちゃん……。もっと、もっと修行しなきゃダメだね……」


レポーター「アナさん、本当にもう少しでした!二本目のバー、遠かったですか?」
アナ「はい……。でも、お姉ちゃんが落ちたところは絶対超えたかったから、そこまでは行けてよかったわ!次は絶対、2人でクリアするよ!」
カット「うん!次はもっとスピードもつけて、2人で2ndに行こうね!」
レオ「アナ!よくやった!その心意気こそが、一人前の忍への第一歩だ!」
アナ「レオ……!ありがとう!次はもっと強くなって戻ってくるわ!」
ワリオ「はははw残念だったな!アナ!修行不足だぞ、修行不足!ガッカリだぜー!」
アナ「むぅ……!ワリオ、見てなさい!次は鼻をあかしてやるんだから!」
松岡修造「ついに俺の番がキターーーーー!!」
トラハムちゃん「うるさい奴が来た…」
野原しんのすけ「おっ、熱いおじさんが出てきたゾ。あんなに騒ぐと、喉がカラカラになっちゃいそうだね〜。」
野原ひろし「おいおい、修造さんかよ!あの熱気……セットの池の水が全部お湯になっちまうんじゃないか?」


げ ん
こ つ


野原みさえ「あんたもあのくらいの情熱を持って、お片付けしなさいよね!」
ドラえもん「うわぁ、すごい熱気だ……!あそこまで前向きだと、どんな障害物も溶けちゃいそうだね。」
剛田武「おいスネ夫、あのオッサン、俺より声がデカいぞ!気に入らねぇが……あの気合いは本物だ!」
骨川スネ夫「ジャイアン、張り合わなくていいから!ボクの髪型が熱風で崩れちゃうよ〜!」
源しずか「修造さん、頑張って!一生懸命な人って、とっても素敵だわ。」
KBC「58歳がクリアできるのかよ!」
マフラーちゃん「うるさいけど、なんだか応援したくなっちゃうエネルギーだね……!」


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