烏野える「北信介選手、タイムアップは惜しかったですが、あの「ぬめぬめロード」を畳を這うような安定感で攻略する姿はまさに職人芸でしたね。宮口選手に続き、後続へ大きなヒントを残しました。さあ、続いては海の向こうからやってきたパワー自慢、メジャーリーガーの登場です!」

87プロ野球選手
マイケル・サンチェス(27)



烏野える「マイケル・サンチェス、27歳!1stステージでは圧倒的なパワーでそり立つ壁を粉砕した現役メジャーリーガー!愛娘ポリーちゃんに『パパの強さ』を証明するために、2ndステージもその剛腕でねじ伏せることができるか!?」

①ピアノスライダー

烏野える「さあスタート!巨体ながら身のこなしは軽い!ピアノの鍵盤を重戦車のように突き進み、浮島へ豪快にジャンプ!着地の衝撃で浮島が大きく揺れましたが、なんとか堪えた!」

②サーモンラダー上り

烏野える「出たぁー!本領発揮だ!バーを掴むやいなや、背筋の力だけで身体を軽々と持ち上げる!一段、二段……速い!まるでバットを振るような鋭いスイングの動きで、瞬く間に最上段!圧倒的な筋出力です!」

③サーモンラダー下り

烏野える「下りも力で制御する!ガツン、ガツンと重厚な音を立てながらバーを下ろしていく!着地して雄叫びを上げるマイケル!スタミナはまだ十分だ!」

④スパイダーラン

烏野える「長い手足をアクリル板に突っ張る!そのリーチの長さ、まさに反則級!歩幅が大きいため、わずか数歩で横移動を完了!スパイダードロップへ!」

⑤スパイダードロップ
落下 1.8m

烏野える「1.8メートルの落下!……ガシィッ!強靭な内転筋で壁を挟み込み、微動だにせず着地!さあ、いよいよあのエリアがやってくる!」

⑥ぬめぬめロード
幅 3m / 距離 10m

烏野える「10メートルのローション地獄!マイケル、ここで意外な行動に出た!野球のスパイクのように指先を曲げ、足の指でローションを掴もうというのか!?それとも……!?」
マイケル「ポリー、見てろよ!」
烏野える「走り出したぁー!一塁への駆け抜けのような猛スプリント!しかし、ローションの壁は高い!中間地点を過ぎたあたりで、巨体が制御を失う!足が左右に180度開脚する勢いで滑る!」
マイケル「うわっ!!」
烏野える「耐える、耐えるマイケル!驚異的な体幹だ!身体が真横にスライドしながらも、残った左足で強引に氷を蹴るようにローションを掻く!」


バシャーン!!


烏野える「しかし、3メートルの道幅をもってしても、彼のパワーが生む遠心力には耐えきれなかった!マイケル・サンチェス、直前で池に沈む!!野球場のダイヤモンドを駆け抜けるスピードを持ってしても、この『ぬめぬめ』の魔力からは逃げられませんでした!!」

872nd STAGE リタイア
マイケル・サンチェス(27)
プロ野球選手



マイケル「(水の中からずぶ濡れで)……ポリー、すまない!」
烏野える「パワー、スピード、共に最高レベルのマイケル選手ですら、この難所の前には膝を屈しました!これで残るはあと7人!未だクリア者ゼロの2ndステージ、この絶望を打ち破るのは一体誰なんだーー!!マイケル・サンチェス選手ですら沈んだローションの海。絶望的な空気の中、ついに「ミスターSASUKE」の再来とも目される、1stステージ最速の男が登場します!」

90配管工
マリオ(29)



烏野える「マリオ、29歳!1stステージを驚異のタイムで駆け抜けた赤い帽子のヒーロー!数々のクッパ城を攻略してきたその脚力と、配管工として培った腕の力は、この魔城をも平らげてしまうのか!?さあ、ワールド2の幕開けだ!!」

①ピアノスライダー

烏野える「スタート!マリオ、恐ろしいほどの加速!鍵盤を滑るというより、リズムを刻むように跳ねていく!黒鍵の突起をジャンプで軽々と飛び越し、浮島へドンピシャの着地!速い!!」

②サーモンラダー上り

烏野える「バーを掴んでからが異次元だ!一段、二段……まるでジャンプボタンを連打しているかのような軽やかさ!一瞬で最上段を制覇した!」

③サーモンラダー下り

烏野える「下りもノンストップ!一段飛ばしでバーを下ろしていく!着地と同時に次へ向かう、タイムを削る意識が凄まじい!」

④スパイダーラン

烏野える「壁に手足をかけ、驚異的なスピードで横断!まるでアクリル板の上を走っているかのようだ!スパイダードロップへ到達!」

⑤スパイダードロップ
落下 1.8m

烏野える「1.8メートルの落下!……よし、完璧だ!さあ、やってきたぞ、魔のロード!」

⑥ぬめぬめロード
幅 3m / 距離 10m

烏野える「10人の猛者を飲み込んだローションの地獄!マリオ、ここで意を決して走り出した!……しかし、ただの走りではない!小刻みにステップを踏み、まるで氷の上でスケートをしているような滑らかな動きだ!」
マリオ「行くぞ!」
烏野える「滑る、滑るが止まらない!身体を斜めに倒し、重心を巧みにコントロールしながら3メートル幅のど真ん中を突き進む!五メートル、八メートル……日向が落ちた九メートル地点を通過!ついに、ついに駆け抜けたぁぁー!!マリオ、ぬめぬめロードを攻略!異次元のスピードで駆け抜けました!!そこからリバースコンベアーへ!残り時間はたっぷりある!」

⑦リバースコンベアー
距離 8m

烏野える「逆走ベルト!マリオ、四つん這いでガシガシとベルトを掻く!時速20kmを真っ向から抜き去り、最上段へ上り詰めた!」

⑧ウォールリフティング

烏野える「最後の関門!1枚目、30kg!軽い!2枚目、40kg!片手で上げた!3枚目、50kg!両手で一気に持ち上げ、ゴールへの道が開いた!!」


プシュッ!!(ボタンを押す音)
パァァン!!(花火の音)

903rd STAGE 進出
マリオ(29)
残りタイム 28秒44



烏野える「クリアーー!!ついに、ついに第2ステージ最初のクリア者が誕生しました!!マリオ、圧倒的なパフォーマンス!残りタイム28秒以上を残し、伝説の3rdステージへ名乗りを上げました!!」


マリオ「よっしゃあああああああああああ!」
ルイージ「(応援席から)兄さん、さすがだよ!!」
烏野える「この男が突破したことで、完全に流れが変わりました!次はコート上の王様が挑みます!」

91烏野高校卒業生 バレー選手
影山飛雄(29)



烏野える「影山飛雄、29歳!先ほどの日向選手の無念、そしてマリオ選手の衝撃的なクリアを目の当たりにし、その瞳には静かな闘志が宿っています!『正確さ』を極めた天才セッターが、この2ndステージをも精密機械のように攻略してみせるか!?」

①ピアノスライダー

烏野える「スタート!影山、ピアノの鍵盤を指先で弾くような軽快なステップ!1st同様、重心が全くブレない!浮島へピタリと着地!正確だ!」

②サーモンラダー上り

烏野える「さあ、ここだ!影山、バーを掴む位置をミリ単位で調整。……速い!正確なトスを上げるかのような滑らかな腕の引き!一段ずつ着実に、しかし最速のテンポで上りきった!」

③サーモンラダー下り

烏野える「下りも精密!一段一段の衝撃を肘と手首でいなし、無駄な振動を一切出さずに着地!」

④スパイダーラン

烏野える「アクリル板の幅を瞬時に測定。長い手足を効率よく動かし、まるで見えないラインを辿るように移動!スパイダードロップへ!」

⑤スパイダードロップ
落下 1.8m

烏野える「1.8メートルの落下!……ガシッ!着地した瞬間に次のロードを見据えている!さあ、日向が散ったあの場所へ!」

⑥ぬめぬめロード
幅 3m / 距離 10m

烏野える「影山、一瞬の静止。……そして選んだのは、マリオ選手とも北選手とも違う『サイドステップ』だ!バレーのブロック移動を応用したか!?重心を低く保ち、ローションの抵抗を面ではなく点で捉えていく!」
影山飛雄「……日向、見てろ。こう行くんだよ。」
烏野える「滑る、しかし滑ることを前提とした軌道修正!3メートル幅を蛇行するように使い、最短距離ではなく『最も滑らない角度』を叩き出している!七メートル、八メートル……そしてラスト、力強い踏み込みで突破ぁぁーー!!影山飛雄、ぬめぬめロードを完全攻略!日向のリベンジを果たしました!!そのままリバースコンベアーへ突き進む!」

⑦リバースコンベアー
距離 8m

烏野える「逆走ベルト!影山、持久力も底知れない!一定のハイペースでベルトを制圧し、リフティングエリアへ!」

⑧ウォールリフティング

烏野える「1枚目、2枚目、そして最後の50kg!影山、これを力任せではなく、下半身のバネを使って一気に跳ね上げた!!」


プシュッ!!(ボタンを押す音)
パァァン!!(花火の音)

913rd STAGE 進出
影山飛雄(29)
残りタイム 20秒12



烏野える「クリアーー!!影山飛雄、マリオ選手に続く3rdステージ進出!冷静かつ大胆な攻略で、魔の2ndを突破しました!!」


影山飛雄「(荒い息を吐きながら)……よし。……日向、お前はもっと足の親指に力入れろ。」
日向翔陽「(応援席から)うわあああ!ムカつくけどかっこいい!ちくしょー!!」


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