烏野える「クリア者は12名!ここからさらにペースを上げられるか!続いては……鏡よ鏡、この世界で一番美しいクリアを果たすのは誰かしら!?ブルークリスタル王国の王女様が登場だ!」

70白雪ひめ
キュアプリンセス



烏野える「ゼッケン70番、白雪ひめ、25歳!先週の大会では、フィッシュボーンの回転に背中を叩かれ、無念の落水!今日は特訓の成果を見せ、プリンセスらしい華麗なリベンジを果たせるか!」


愛乃めぐみ「ひめちゃーーん!リラックスだよ!先週の練習を思い出して!」
ソラ・ハレワタール「ひめさん、あなたの努力は皆が見ています!その一歩に正義を宿して、突き進んでください!」
マリーベル「そうよ、勇気を出して!」
白雪ひめ「もう、みんなプレッシャーかけすぎよぉー!でも……見てなさい、今日こそ『可愛い』だけじゃないところを見せてあげるんだから!」

①バランス平均台

烏野える「ひめ、先週よりも足取りが確かだ!震える膝を必死に抑え、一点を見つめて駆け抜ける!クリア!」

②スクリュードライバー

烏野える「第2エリア!ボタンを押す!回転するポールへ、勇気を持ってダイブ!……掴んだ!必死に顔を歪めながら、ポールの回転に耐えるひめ!遠心力で身体が浮き上がるが、指先は離さない!対岸へ……着地成功!先週よりも明らかに動きが良い!」

③フィッシュボーン

烏野える「さあ、やってきた因縁の場所!18本の骨が、リベンジを誓う王女をあざ笑うかのように回転を速める!1歩目、2歩目……よし、先週の鬼門、3枚目をクリアした!!」


白雪ひめ「(息を荒らげながら)いける……いけるわ!あともう少し……っ!」


烏野える「しかし、4枚目の足場へ移ろうとしたその瞬間!ひめの足が、一瞬だけ迷いを見せたか!?背後から、時計回りに切り裂くような鋭い骨の先端が迫る!」


白雪ひめ「あ……っ!?」


ベシィッ!!


白雪ひめ「いやああああーーーっ!!」


バシャーン!!


烏野える「……ああーーーっと!!またしても!またしてもフィッシュボーン!白雪ひめ、4枚目の足場への一歩が届かず、背後から無情な一撃を食らいました!リベンジならず!王女の夢は、再び水面へと消えていきました!」

1stステージ リタイア
70白雪ひめ
キュアプリンセス



愛乃めぐみ「ひめちゃーーん!!……惜しかった、本当にあと少しだったのに!」
白雪ひめ「(水面に顔を出しながら)嘘でしょー!?ここまで行ったと思ったら!」
マリーベル「残念だったわね……。」
ミア「私もちょっと不安になってきたわ…。」


烏野える「リベンジの夢、水泡に帰す!フィッシュボーンの回転は、王女の祈りすらも無慈悲に弾き飛ばしました!さあ、この重苦しい空気を振り払えるか、続いては現役大学生の登場です!」

71水谷梓
さくらんぼけもの大学2年



烏野える「ゼッケン71番、20歳の現役大学生、水谷梓!若さ溢れるエネルギーをこの魔城にぶつけ、2ndステージへの切符を掴み取れるか!」


うらら「梓ちゃん!がんばってー!」
さくら「かっこいいところ、ちゃんと見てるからねー!」
しの「梓なら、ぜったいクリアできるよっ!」
水谷梓「みんな、応援ありがとう!お姉ちゃんのすごいところ、しっかり目に焼き付けておいてね!」

①バランス平均台

烏野える「梓、一歩目を踏み出した!しかし、想定以上の平均台の『しなり』に、20歳の体が大きく揺れる!必死に両手を広げてバランスを取ろうとしますが、小刻みな振動が止まらない!」


水谷梓「えっ……うそ、こんなに揺れるの!?……きゃああっ!」


烏野える「おっと、立て直せない!左足が空を切り、体は無情にも水面へ吸い込まれていく!」


バシャーン!!


烏野える「水谷梓、最初のエリア『バランス平均台』で無念の着水!魔城の入り口で、その若き野望が打ち砕かれました!」

1stステージ リタイア
71水谷梓
さくらんぼけもの大学2年



水谷梓「(びしょ濡れで呆然としながら)……信じられない。一瞬で終わっちゃった……。」
さくら「なんで落ちるの?」
うらら「もっといけるはずよ!」
日向翔陽「うわぁ、今の……。一歩目の踏み込みが少し慎重すぎたのかもな。勢いがないと、逆に揺れに負けちまうんだ!」
影山飛雄「……甘いな。足首の固定ができてねぇから、振動をそのまま全身で喰らってんだよ。」

72ライム
ラッパー



烏野える「さあ、続いてはソウルフルな挑戦者が登場だ!ライム、59歳!チームLのリーダーとして、どんな魂をぶつけるか!」


北信介「チームLのリーダーとして、頑張るんだぞ!俺は応援しているぞ!」
増田梨沙「ライムさん!もしクリアしたら、新生Lリーグで祝勝会だね!」
鬼島節央「ライム!お前のソウル、この魔城の壁に刻んでこい!気合だッ!!」
おしゃれちゃん「クソババアはすぐに落ちるでしゅわwww」
ライム「うるさいな!」
KBC「まあ、頑張れ。」
ライム「言われなくてもブチかましてやるよ!」

①バランス平均台

烏野える「ライム、独特のリズムを刻みながら第一歩!……しかし、59歳の体に平均台の鋭い振動がダイレクトに伝わる!どっしりとした構えが、逆に平均台のしなりを大きく増幅させてしまったか!?」


ライム「おっと……!? 」


烏野える「必死に腕を広げ、重心を立て直そうとするライム!しかし、一度狂ったリズムは戻らない!大きく右へ傾く巨躯!」


バシャーン!!


烏野える「……耐えきれない!!ライム、最初のエリアで静寂に包まれました!」

1stステージ リタイア
72ライム
ラッパー



ライム「(水面から顔を出し、顔を拭いながら)……冷てぇ水だ。」
タイム「姉さん……やっぱり寄る年波には勝てなかったか。」
KBC「クソババア、ざまぁ!」
くるりんちゃん「それはよかったなの!」
おしゃれちゃん「もーし、文句言ったら、2ヶ月間、ゲームセンターでオンゲキで遊ぶの禁止でしゅノン!」
ライム「ふざけんな!」
北信介「しゃあない。結果は結果や。次、切り替えていこうか。」

73月野うさぎ1st スクリュードライバーでリタイア
74ポリーン1st フィッシュボーンでリタイア



烏野える「クリア者は12名のまま、魔城の洗礼が続いています。ベテラン勢や王女様が次々と沈む中、ついに湖西ケモノ幼稚園の「最後の切り札」が登場です!」

75チェルシー
湖西ケモノ幼稚園 教諭



烏野える「ゼッケン75番、チェルシー!25歳。Beatcatsのメンバーであり、幼稚園の先生。先ほど見事なクリアを果たした同僚のルナに続けと、静かに闘志を燃やします!」


ハチワレ「チェルシー先生!落ち着いていけば大丈夫だよ!」
レイラ「チェルシー、あなたのリズム感ならこのコースはただのダンスフロアよ。」
ルナ「先生、信じてるナ!一緒に2ndステージに行くんだナ!」
チェルシー「ありがとう。みんなの想い、全部力に変えてみせるよ……!」

①バランス平均台

烏野える「チェルシー、体幹が全くブレない!ダンサーとしてのバランス感覚が、揺れる平均台を完全に無力化している!まるで平地を歩くような軽やかさで突破!クリア!」

②スクリュードライバー

烏野える「第2エリア!ボタンを叩く!回転するポールへ……跳んだ!吸い付くようなホールド!ポールの回転スピードを肌で感じ取り、遠心力を逃がしながら対岸へ。完璧な着地だ!」
サトシ「すげえ、あいつ自分の体の重さを完全にコントロールしてやがる!」

③フィッシュボーン

烏野える「さあ、多くの涙を飲ませたフィッシュボーン!チェルシー、一瞬の間を置き……突入!1歩、2歩、3歩!骨の間隙を縫うようなステップ!ダンスのステップワークがここでも活きている!4歩……5歩!攻略!全く危なげありません!」

④ドラゴングライダー

烏野える「ここが勝負所、ドラゴングライダー!トランポリンを見据えて加速……跳んだ!!」


ガシッ!!


烏野える「バーをガッチリとキャッチ!レールを滑り降りる轟音の中、チェルシーの瞳は対岸のマットを捉えて離さない!今だ、放った!!……美しい空中姿勢!……着地成功!!」
ハチワレ「わァ……!やったぁ!!」

⑤2連そり立つ壁

烏野える「残るは壁のみ!時間はたっぷり35秒!1つ目の壁を軽々とクリア!そして最後の4.1m!チェルシー、大きく息を吐き……ダッシュ!壁を蹴り、高く舞う!……届いた!頂上をしっかり掴んで、一気に引き上げた!!」


カチッ!
プシューーーーッ!


烏野える「湖西ケモノ幼稚園、驚異の突破率!ガーネット、ルナに続き、チェルシーも1stステージを完勝で駆け抜けた!」
ガーネット「当然の結果よ!私たちが教える子供たちが見てるんだから、無様な姿は見せられないわよね!」

1stステージ クリア
75チェルシー
湖西ケモノ幼稚園 教諭



ルナ「やったナ、チェルシー!最高のパートナーだナ!」
ハチワレ「すごいや、チェルシー先生!本物のヒーローみたいだったよ!」
レポーター「おめでとうございます、チェルシーさん!一分の隙もない、まさに完璧なダンスを踊るかのようなステージでしたね!」
チェルシー「ありがとう。2ndステージも頑張るよ。」
ガーネット「当然でしょ!この私が一番乗りで道を切り拓いたんだから、二人が後に続くのは必然よ!」
ルナ「ガーネットは相変わらずだナ。」


烏野える「湖西ケモノ幼稚園の先生たちが魅せました!これでクリア者は13名。後半戦の勢いが止まりません!しかし、魔城は次にこの方を指名しました。カスカベが誇る、あの超有名女優の登場です!」

76桜田ネネ
女優



烏野える「ゼッケン76番、桜田ネネ!38歳。かつてはおませな幼稚園児だった彼女も、今や日本を代表する大女優。今日はリアルな『おままごと』ではなく、リアルな『サバイバル』に挑みます!」


野原しんのすけ「ネネちゃーん!失敗したら、リアルおままごとの台本をゴミ箱に捨てるゾ!」
風間トオル「しんのすけ、余計なこと言うなよ!」
佐藤マサオ「絶対に…クリア…しないでね!」
桜田ネネ「(マサオを睨みつけて)マサオくん、今何か言ったかしら……? 終わったらじっくり『リアルおままごと』の稽古に付き合ってもらうから覚悟なさい!」

①バランス平均台

烏野える「ネネちゃん、凛とした姿勢で第一歩。しかし、38歳の体には、この小刻みな振動がダイレクトに響く!かつてのおままごとの修羅場を乗り越えてきた根性で、強引に渡り切った!クリア!」

②スクリュードライバー

烏野える「第2エリア!ボタンをプッシュ!回転するポールへ……ダイブ!……掴んだ!必死に食らいつくネネ!遠心力に耐え、泥臭く対岸へ着地!成功!」」
桜田もえ子「ネネ!いいわよ、その調子!」

③フィッシュボーン

烏野える「さあ、因縁の第3エリア!18本の骨が、行く手を阻みます!」
桜田ネネ「こんな骨っぽいの、あたしの美貌で黙らせてやるわよ!」
烏野える「突入!1歩、2歩!タイミングは悪くない!しかし、3枚目の足場で、横から迫る骨に袖が持っていかれたか!? わずかにバランスを崩す!」
野原しんのすけ「ネネちゃん、後ろ!後ろからお邪魔虫が来てるゾ!」
桜田ネネ「ちょっと待ちなさ……きゃあっ!?」


ベシィッ!!バシャーン!!


烏野える「ああっ!! 背後からの一撃!桜田ネネ、フィッシュボーンの餌食に!無念の転落です!!」

1stステージ リタイア
76桜田ネネ
女優



風間トオル「いやぁ~、よかったねぇ!」
ボーちゃん「よくやった!」
野原しんのすけ「というわけで、リアルおままごとの台本を水に捨てるゾ!」
佐藤マサオ「ふぅ……。よかった、これでもう怖い思いをしなくて済むよぉ…。」
野原しんのすけ「じゃあ、ポイッ。(スタート地点に置いてあったリアルおままごとの台本を水に捨てる)」
桜田ネネ「ちょっとおおお!!しんのすけぇぇーー!!何てことしてくれたのよ!あれは来週の『泥沼の不倫と財産分与』編の、魂を込めた新作だったのよぉぉーー!!」
ルビー「あはは!台本がゴミになっちゃったー!サフィーボーンにやられたわね!」
サフィー「ルビー、不謹慎よ!それに『サフィーボーン』じゃなくて『フィッシュボーン』だし、私の名前をそんな不吉なものに使わないで……。」
ガーネット「ちょっとルビー、あんたもさっき同じところで落ちたくせに調子に乗らないの!……それに、あの女優さんの目……あれは本当に『ヤバい』時の目よ、関わっちゃダメ!」
桜田ネネ「(ルビーの前に音もなく立ち、般若のような形相で)……あんた。今、なんて言ったかしら?台本を笑ったわね?私の芸術を……汚したわね……っ!!」
ルビー「ふぎゃあぁぁぁ!!痛い!やめてぇ!」
桜田もえ子「ネネ、やめなさい!そんなウサギ……いえ、そんな出来損なしを相手にしても、あなたのキャリアに傷がつくだけよ!さあ、行くわよ。」
桜田ネネ「うわあああーん!私の名演技がぁー!泥沼の財産分与がぁぁーー!!しんのすけのバカァーー!!」
ルナ「ルビーちゃん、大丈夫だナ?」
ルビー「ひぃぃ……。ね、ねぇルナ……今のお姉さん、フィッシュボーンより何倍も怖かったよぉ……。」
チェルシー「今は、そっとしておいてあげよう。」
野原しんのすけ「あ~あ、あんなに怒っちゃってお肌の曲がり角にヒビが入るゾ。みさえと同じだゾ。」
野原みさえ「(背後からしんのすけの頭をグリグリしながら)誰がヒビよ!……それにしてもネネちゃん、30代になってもあの迫力は健在ね……。」
佐藤マサオ「(震えながら)ぼ、僕、やっぱり今日はもう帰るよ……。ネネちゃんが『財産分与』を思い出す前に……っ!」
ボーちゃん「……ネネちゃん。……落ちたあとも……ドラマチック。……ボ。」
風間トオル「ったく、相変わらずのマイペースだな……。でも、あの集中力はさすが女優だよ。僕たちも、次の挑戦者を真面目に応援しよう。」


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