​烏野える「マリオ、影山と有力候補が続けて脱落!3rdステージ、まさに地獄の様相を呈してきました。残るは3名。次は現役空手家、その肉体の極致を見せられるか!?」

94現役空手家
カラテ家(40)



烏野える「2ndステージを重戦車のような力強さで突破したカラテ家!影山の脱落を目の当たりにしても、その表情は一切崩れません!精神と肉体を極限まで研ぎ澄ませた武道家が、無重力空間に挑みます!」
カラテ家「……3rdステージ初クリアはこのわしが叩き出してみせるッス。」
レスラー「兄弟!お前のリズムを信じろ!筋肉の叫びを聞くんだ!」

①スカイサイクリング
走行距離5m

烏野える「さあ、空手家が自転車に飛びついた!……静かだ。影山が苦戦した自転車の揺れを、下半身の締めだけで完全に封じ込めている!正拳突きの構えのような安定感!」


キィィ……キィィ……


烏野える「一定のリズム。腕は添えるだけ、脚の押し出しだけで進んでいく!全く無駄な力が入っていない!5メートルを漕ぎきり、車輪がガツンと終端を叩いた!ここからが『動』の真骨頂!カラテ家、ハンドルをグイと引き寄せ、強靭な背筋で身体を前方に放り出した!まるで跳び蹴りを放つかのような鋭い跳躍!……音もなく着地。深く息を吐き出し、精神を統一します。」

②フライングバー
間隔 1.5m

烏野える「フライングバーへ!1本目を確保。……ここからだ!カラテ家、爆発的な踏み込みからバーを放り投げた!」


ガシャン!!


烏野える「正確無比!2本目へ!そして間髪入れずに3本目へ!……捉えた!まるで型を演じているかのような美しさ!カラテ家、フライングバーを瞬く間に攻略し、着地!」
影山飛雄「……すげぇ。あの人、タイミングを完全に把握してやがる。」

③シャンデリアブランコリン

烏野える「さあ、鬼門のシャンデリア!ランプを1つずつ、確実に掴んでいく。……1本目を突破!マリオが散った飛び移りです!カラテ家、大きくスイング……跳んだ!!」


ガシィッ!!


烏野える「掴んだ!2本目のシャンデリア、1つ目のランプを完璧に捉えました!揺れを体幹で吸収し、次へ、次へと手を伸ばす!……さあ、いよいよ対岸への足場が目前だ!」
カラテ家「……フッ!!」


烏野える「最後の大ジャンプ!……届いたぁーー!!カラテ家、見事にシャンデリアブランコリンを突破!今大会初めて、あの魔のエリアを攻略しました!!」


日向翔陽「うおぉぉー!!すげぇぇ!!」
烏野える「さあ、ついに姿を現した。SASUKEの象徴、鬼の住処。……『クリフハンガー』だ!!」

④クリフハンガー
突起 3cm

烏野える「3センチの突起に指をかける!カラテ家、この日のために指先を鍛え上げてきた!横移動、スムーズです。……しかし、ここからが地獄。後ろにある突起へジャンプ!」
サトシ「頑張れカラテ家!そこを越えればFINALが近付くぞ!」


烏野える「カラテ家、精神を集中させる。……指先に全ての意識を集中……行ったぁーー!!」


カラテ家「せいやぁーー!!」


烏野える「空中で身体を反転!後ろの突起に指が掛かった……!!」


……ズルッ。


烏野える「ああっ!?」


カラテ家「わあぁぁぁーーー!!」


バシャーン!!


烏野える「……落ちたぁーー!!指が掛かりましたが、自らの体重を支えきれなかった!カラテ家、背面ジャンプ成功の瞬間に、無慈悲にも重力が襲いかかりました!!」

943rd STAGE リタイア
カラテ家(40)
現役空手家



カラテ家「(水の中から)…修行が足りなかった。あの一瞬、指先の締めが甘かったッス……。」
レスラー「兄弟、胸を張れ!あそこまで行ったのはお前だけだぜ!」
レポーター「カラテ家選手、本当にもう一歩……指先が掛かっていただけに悔しいです!」
カラテ家「(悔しさを噛み締めながら)……いや、あの瞬間に迷いがあったッス。掴んだ感覚に安堵して、引きつける力が一瞬遅れた。それが勝負を分けたッス。」
マイケル・サンチェス「あの背面のジャンプ……。まさに弾丸のようだったぜ。だが、あの小さな突起がこれほどまでに遠いとはな。」
宮口元輝「一体誰がクリアできるんだよ……。見てるだけで指が痛くなってくる。」
チルノ「次は頑張りなさいね!」


烏野える「カラテ家選手、クリフハンガーの壁に散る!しかし、今大会初の第4エリア到達という偉業に、会場からは惜しみない拍手が送られています。……さあ、続いての挑戦者は、ガラル地方からやってきた、負けを知らない最強の男!」

99無敵のチャンピオン
ダンデ(31)



烏野える「現役時代、公式戦無敗を誇った絶対王者、ダンデ!2ndステージでは圧倒的なフィジカルとスタミナを見せつけましたが、この精密機械のような動作が求められる3rdはどう攻略するのか!?今日も最高の『チャンピオンタイム』を見せてくれるのか!?」
ホップ「アニキ!高く、熱く飛んでくれ!」
サトシ「ダンデさん!クリフハンガーの先、見せてください!」
ダンデ「ああ、任せてくれ。どんなに道が険しくても、俺が新しい道を切り拓く!さあ、チャンピオンタイムの始まりだ!」

①スカイサイクリング
走行距離5m

烏野える「スタート!ダンデ、自転車に飛び移るその瞬間から、すでに闘志が溢れ出している!ペダルを漕ぎ出す力強さが、これまでの挑戦者とは桁違いだ!」


ガコォッ!ガコォッ!


烏野える「速い!まるでリザードンの翼で空を駆けるが如き推進力!腕の筋肉がはち切れんばかりにパンプアップしているが、ダンデはそれを笑い飛ばすかのように漕ぎ進める!5メートルを瞬く間に突破、ストッパーに激突した勢いで、そのまま前方へ大ジャンプ!!」
ダンデ「はああぁぁっ!!」
烏野える「着地!全くスピードを殺さない!王者、止まりません!」

②フライングバー
間隔 1.5m

烏野える「フライングバー!1本目から2本目、そして3本目へ!流れるようなスイング!ダンデ、リズムなど関係ないと言わんばかりの圧倒的パワーで、バーを皿へ叩き込んでいく!」


ドガシャン!!


烏野える「攻略!着地した瞬間、すぐさまシャンデリアブランコリンへ目を向けた!この男、一切の迷いがない!」

③シャンデリアブランコリン

烏野える「1つ、2つ、3つ!ランプを鷲掴みにし、振り子のような動きで次へと繋ぐ!1本目のシャンデリアを終え、2本目への飛び移り!……ここだ!」
ダンデ「とりゃあ!」


烏野える「掴んだ!2本目も完璧!ダンデの握力が、ランプをひしゃげさせるかのような力強さだ!そのまま勢いに乗って……対岸の足場へ着地!!」
サトシ「よっしゃあぁ!ダンデさん、行った!!」
ホップ「さすがアニキだ!クリフハンガーまで辿り着いたぞ!」

④クリフハンガー
突起 3cm

烏野える「さあ、王者の前に立ちはだかる絶壁!カラテ家を飲み込んだ背面ジャンプが待っています!ダンデ、3センチの突起に指をかけた。……横移動開始!」


(会場が固唾を飲んで見守る中、ダンデが背面ジャンプのポイントへ到達する)


烏野える「位置についた。ダンデ、一度深く息を吐き、ホップの方を向いて頷いた!……さあ、伝説の背面ジャンプ、行くぞ!!」
ダンデ「フンッ…」


烏野える「飛んだぁぁーー!!空中で大きく身体を捻る!リザードンのポーズを決めるかのようなダイナミックな跳躍!……後ろの突起に……指が……掛かったぁぁ!!」


ガシィッ!!


烏野える「掴んだ!ダンデ、片手一本で耐えた!……しかし!その反動があまりにも強すぎたか!?身体が激しく左右に揺れる!!」
ホップ「アニキ!耐えてくれ!!」


ダンデ「ぐぉ……っ!!」


烏野える「耐えろ!耐えてくれ最強のチャンピオン!!……ああっ!?……指が……指が離れたぁーー!!」


バシャーン!!


烏野える「ああーーっと!!ダンデも落ちた!!クリフハンガー、背面ジャンプ成功の直後!その強烈な揺れを抑えきれず、王者の手が空を切りました!!」

993rd STAGE リタイア
ダンデ(31)
無敵のチャンピオン



ダンデ「(水の中で仰向けになり、悔しそうに天を仰ぐ)あそこまで厳しい道だとはな……!」
ホップ「アニキ!すごかったよ!あんなの誰も飛べないよ!」
サトシ「ダンデさん……!やっぱりクリフハンガー、化け物だ……。」
シロナ「最強のチャンピオンであっても、あの一瞬の衝撃をいなすのは困難を極める……。このステージ、本当に恐ろしいわね。」
レポーター「ダンデ選手、あと一歩……本当に、あと指一本の差でした!背面ジャンプ、あの完璧な空中姿勢をもってしても、クリフハンガーは微笑んでくれませんでした!」
ダンデ「(ずぶ濡れの髪をかき上げ、不敵に笑って)あんなに指先に全神経を集中させたのはいつ以来かな。あの衝撃、まさに『無敵』のエリアにふさわしい壁だった。次は必ず、あの絶壁を越えてみせるさ!」
サフィー「……今のジャンプ、運動エネルギーを指先一点で受け止めるには、人間の骨格の限界に近い負荷がかかっていたわ。それを片手で一度は耐えてみせた……チャンピオン、恐ろしいフィジカルね。」
ナンジャモ「皆さーん!今の見ました!?最強王者の指先が、まさに『映え』の向こう側に行こうとしてたボナ!衝撃で画面が揺れるレベルの神回確定だけど……さすがに3rdステージ、エグすぎておはこんハロチャオも言えないレベルだぞーっ!」


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