烏野える「緑山の夜は、まさに「魔城」そのもの。栄光を知るレジェンド、世界を知る司令塔、そして新時代のチャンピオンさえも飲み込むプリズムシーソーとドラゴングライダーの凶悪な連鎖。97人が挑み、生き残ったのはわずか3名。絶望的な静寂を破り、残された3名の精鋭がスタート地点へと向かいます。知略で世界を再構築する『腹黒眼鏡』が、この物理的な迷宮をどう解き明かすのか!33歳、成熟した頭脳が導き出す1st STAGEの最短ルートとは!?」

98記録の地平線
シロエ(33)



烏野える「シロエ、参ります!」
アカツキ「主君……。貴方の後ろには、我らギルドの仲間がいることをお忘れなく。」
直継「シロ坊! 物理法則なんて、パンティーの柄を当てるより簡単だろ!?」
にゃん太「落ち着いて、優雅に舞ってほしいものですニャ。」


プッ、プッ、プッ、プー!

①プリズムシーソー

烏野える「知略の司令塔・シロエが動いた!制限時間は120秒。まずは第1エリア、プリズムシーソー。多くの実力者が、ローリングヒルへの『飛び移り』の際に重心を崩しました。」

②ローリングヒル

烏野える「シロエは眼鏡をクイッ…ローラーが回っている!耐えろ!」


バシャーーーン!!


烏野える「弾かれたーーー!!」
マリオ「げっ…また犠牲者かよ!」
ルイージ「今回は難易度が高すぎるんだよな。」
ドナルド「おいおい…またか!」
ムスカ「流石に今回は厳しすぎる!」
トラハムちゃん「難易度設定を間違えたのかな?」

981st STAGE リタイア
シロエ(33)
記録の地平線



烏野える「知略を持ってしても、この魔城の物理法則は攻略できなかったのか!?シロエ、第2エリア・ローリングヒルで力尽きました!」


レポーター「シロエさん、残念でした……。」
シロエ「(水の中から上がり、眼鏡を拭きながら)……完敗ですね。」
にゃん太「お疲れ様ですニャ。まずは体を温めるのが先決ですニャ。」


プリニー「いよいよ、閣下の出番ッス!らぐみみらーずの首領として本気を見せるッス!」
ヴァルバトーゼ「フッ……案ずるなプリニー。今の挑戦者たちに足りないのは、目標への『執着心』と、何より良質なイワシだ!私がクリアという名の閣下の威厳を、この手で掴み取ってみせよう!」
ぶんぶん先生「……(無言で腕を組み、期待を込めて見守る)」
ネプテューヌ「ねぇねぇ、あの人すっごい自信満々だけど大丈夫?」
キリア「……集中しろ。あの男の執着心は本物だ。……腹が減っていなければな。」
ヴァルバトーゼ「我が魂に刻まれし不変の理……イワシこそが、この魔城を砕く唯一の力なり!!」
初音ミク「大丈夫かしら?」
シャベリン・ランス「どうせすぐ落ちるだろw」
ヴァルバトーゼ「黙れッ!!」


烏野える「混沌を極める魔界の深淵より、一人の吸血鬼が緑山に降臨しました!かつては『暴君』の名で恐れられ、今はプリニーたちの教育係として絶対的な規律を教える男!挑戦者たちが次々と沈みゆくこの非常事態を、彼は『努力不足』と切り捨てます!必要なのは、不可能を可能にする圧倒的な『執着心』、そして誇り高き『イワシ』の力!13人連続リタイアという負の連鎖を断ち切り、この魔城を自らの統治下に置くことができるか!?魔界の常識、ここに証明せよ!」

99プリニー教育係
ヴァルバトーゼ(56)



烏野える「ヴァルバトーゼ、56歳!」
ヴァルバトーゼ「刮目せよ!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①プリズムシーソー

烏野える「教育が始まった!まずは第1エリア。多くの実力者を奈落へ突き落としたプリズムシーソー!ヴァルバトーゼ、一切の迷いがない!」
マリオ「今度こそ、落ちるのは勘弁してくれー!」

②ローリングヒル

烏野える「続いてローリングヒル!彼はらぐみみらーずの首領で、プリニーやぶんぶん先生などといった部下がたくさん応援しに来ています。中にはネプテューヌが先ほど、ゼッケン・90番で挑戦しましたが」
ヴァルバトーゼ「イワシパワー全開だ!」

③スクリュードライバー

烏野える「プリズムシーソーでリタイアしてしました。」


カチャッ!


烏野える「彼はその記録を越えている!赤いボタンを押して、秘密結社串刺しオゾンにギャフンと言わせるんだ!」
キリア「……いい集中力だ。エネルギー効率も悪くない。」

④フィッシュボーン

烏野える「魚の骨をモチーフにしたフィッシュボーン!首領は20本の骨を掻い潜ることはできるか!?1つ目…2つ目…」


ベシィッ!!


ヴァルバトーゼ「ぬおおっ!?」


バシャーーーン!!


烏野える「3つ目ーーーーー!!」
ルイージ「これで14人連続か…。」
マリオ「ああーーーーー!どうしてこんなところで落ちるんだ!」

991st STAGE リタイア
ヴァルバトーゼ(56)
プリニー教育係



ヴァルバトーゼ「執着心が……足りんだと……!?」
烏野える「暴君、ここで沈没!!これで14人連続リタイア。魔界の教育係、フィッシュボーンの餌食に!!緑山の魔物は、らぐみみららーずの首領さえも許さなかったのか!」


REPLAY
烏野える「フィッシュボーン。1つ目の足場は突破するも2つ目から3つ目の足場に移る際…横から脇腹を強打し、そのまま水の中へ……。」


レポーター「ヴァルバトーゼさん、惜しかったです!」
ヴァルバトーゼ「(水の中から這い上がり、髪をかき上げながら)……クッ、おのれ……。」
プリニー「閣下ー!結局リタイアっスかー! 帰りにイワシ買って帰るっスよー!」
カキツバタ「おいおい、56歳であそこまで動けるのかよ。マジで化けモンだな。」
ネリネ「……残念です。彼の身体能力なら、ドラゴングライダーさえ超えられたはずなのですが。」


次は栄光の100番目。そのゼッケンを付けるのは伝説の配管工、マリオ!1st STAGEクリア者は現在3人。もし次の挑戦者が飲み込まれれば、KARASUKE最低記録はもちろん、本家SASUKEでも第5回大会、第20回記念大会に並ぶ3人となる。


マリオ「ついに僕の出番が来てしまったよ!」
ルイージ「兄さんなら大丈夫だ!僕たちとの特訓を信じて!」
ピーチ「マリオ、あなたの勇姿を最後まで見守っているわ。頑張って!」
サトシ「今回は俺は出てないけど、マリオならやれるはずだ!だって、KARASUKEオールスターズは俺とマリオの2人だけで、今回出場しているのはマリオ、たったの1人だけだ!」
ダンデ「最高のチャンピオンタイムを期待しているぞ!」
ホップ「兄貴!マリオさんの動き、一瞬たりとも目が離せないぞ!」
カラテ家「先にあるこの赤いボタンを押すのだ!」
ヨッシー「このステージを容易に突破できるのは、マリオしかいない!」
ルイージ「……さあ、緑山の伝説になる準備はいいかい?」
マリオ「OK!」


VTR
今大会のトリのゼッケン・100番はマリオ。


烏野える「残るは壁だ!Bダッシュから……跳んだ!!高い、高すぎる!頂上の縁を一掴み!マリオ、これまでの冒険で培った不屈の精神で、魔城の壁さえもただの通過点に変えてしまった!」


カチッ
プシューーーーッ!


烏野える「マリオ、圧倒的なパフォーマンスで1stステージを粉砕しました!残りタイム34秒……これは今大会最速記録です!!」


烏野える「最後の壁だ!1枚、2枚、3枚!重厚な壁を軽々とリフトアップ!」


カチッ
プシューーーーッ!


烏野える「ついについに第2ステージ最初のクリア者が誕生しました!!マリオ、圧倒的なパフォーマンス!伝説の3rdステージへ名乗りを上げました!!」


彼は前回、1stステージや2ndステージを最速タイムでクリアしている。


今日は前回リタイアとなったクリフハンガーを弟のルイージと一緒に特訓。今大会こそ、クリフハンガーをクリアしてKARASUKEとしては史上初のFINAL STAGE到達者になるか!?


烏野える「現在99人の内、3人が2nd STAGEに進出をしています。14人連続リタイアという未曾有の事態!聖地・緑山を包むのは、寒風よりも冷たい絶望の静寂です。しかし、この沈黙を破れる男は、世界にただ一人しかいません!キノコ王国が生んだ不屈の英雄、そして全チャレンジャーが畏敬の念を込めて呼ぶ『ミスター・KARASUKE』!前回大会、誰もが言葉を失うスピードで1st、2ndを粉砕し、3rdステージのクリフハンガーで散ったあの悔しさ……。弟・ルイージと共に重ねた特訓は、重力をも凌駕する跳躍力へと昇華されました。1stステージも残りわずか。誰もが飲み込まれた『プリズムシーソー』も、宿敵の『ドラゴングライダー』も、彼の前ではただの遊び場に過ぎないのか!?伝説の100番、赤い帽子のスーパースターが、今、緑山の歴史を再び塗り替えるために動き出します!」

100KARASUKEオールスターズ
マリオ(29)



烏野える「KARASUKEオールスターズ、マリオ!」
マリオ「行くぞー!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①プリズムシーソー

烏野える「運命の号砲!100番マリオが走り出した!」

②ローリングヒル

烏野える「今日、何人がプリズムシーソーに泣いたか?ポッピングロードで弾き飛ばされたか?フィッシュボーン、フライングハング、そしてドラゴングライダーに飲まれたか?」

③スクリュードライバー

烏野える「今大会も弟・ルイージと一緒に…」


カチャッ!


烏野える「参戦していますが、弟・ルイージはフライングハングでリタイアをしています。」

④フィッシュボーン

烏野える「弟・ルイージのフライングハングの記録を越え、1st STAGE、4人目のクリア者となるでしょうか!?ここも余裕の突破だ!」

⑤ポッピングロード

烏野える「続いてはポッピングロード!マリオならジャンプ台を…」


バシャーーーン!!


烏野える「ああーーー!!マリオが弾き飛ばされたーーー!」
観客「あーーーーーーーーーーー!」
ルイージ「おい…兄さんがここで落ちるなんて信じられない。」
ピーチ「まさか、マリオが…弟のルイージの所まで辿り着けないなんて…。」
サトシ「おかしいだろ!」

1001st STAGE リタイア
マリオ(29)
KARASUKEオールスターズ



烏野える「どうしたんだー!100番のマリオ、まさかのポッピングロードで散る!これで15人連続リタイア!」


REPLAY
烏野える「第2回大会のKARASUKE。本家SASUKE第19回大会と比べものにならない史上最難関。赤い配管工はポッピングロード、2本目の足場から3本目の足場に飛び移る際、それを通り越し、右の水面へと叩きつけられてしまった…。」


レポーター「何が足りなかったでしょうか?」
マリオ「……ジャンプの瞬間に足場が予想以上に沈み込んだ。感覚を読み違えたよ。完全に僕のミスだ。」
ルイージ「兄さん……。あんなに特訓したのに。やっぱりこの魔城、何かがおかしいよ。」
ピーチ「マリオ、怪我はない?……信じられないわ、あのマリオが届かないなんて。」
ヨッシー「マリオでもダメだったのか……。」
サトシ「あのマリオが……。これが『緑山の魔物』ってやつなのか……!?」
ダンデ「……完璧な入りだった。でも今回は難易度が非常に高すぎた!」
カラテ家「リズムは合っていた。だが、地面の『気』が乱れていたな……。修行し直しだ。」
佐藤弘道「マリオさんでも攻略できないなんて、今回のアトラクションは厳しすぎますね……。」
スグリ「2ndステージ進出者が3人だなんて!」
ゼイユ「本家でも第5回大会と第20回記念大会の2回だけよ!」
カキツバタ「マジかよ……。あのマリオがフィッシュボーンの先で消えるなんて、笑えねーぜ。」
アカマツ「マリオさんのパワーでも、あのバネには勝てなかったのか……。悔しいなぁ!」
キバナ「おいおい、俺様のシャッターチャンスを逃したぜ。最悪の結末だな。」
ネズ「……これが現実、ですか。応援歌を歌う暇もなかった。」
マリィ「マリオ……。次は絶対、勝ってね。」
ビート「フン、伝説の100番も形無しですね。僕ならもっと優雅に落ちてみせますが。」
マリオ「(悔しそうに拳を地面に叩く)……くっ。ルイージ、次だ。次の大会では必ず、二人でファイナルの頂に立つぞ!」
西谷夕「マリオさん!あのジャンプの初動、カッケーかったっスよ!次は絶対に拾えます!」
田中龍之介「そうだぜ!あの反発を抑え込めるのはあんたしかいねえ!次、期待してるぜ!」
マリオ「ありがとう。みんな、応援してくれたのにごめん。……この借りは、必ず返すよ!」
ネリネ「ネリネが西谷さんと田中さんと一緒にマリオの分まで頑張りますから!」


1st STAGEをクリアしたこの3人が、この2nd STAGEへ挑む。

76烏野の守護神
西谷夕(30)
79ブルーベリー学園 元生徒会長
ネリネ(21)
85烏野高校卒業生
田中龍之介(30)



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