​烏野える「さあ、クリア者が二桁に乗り、会場のボルテージは最高潮!続いては……えっ!?この方は……!忍術学園の胃袋を支えるあの『おばちゃん』が登場だぁー!!」

60食堂のおばちゃん
忍術学園



​烏野える「ゼッケン60番、72歳!『お残しは許しまへんでー!』の決め台詞でお馴染み、食堂のおばちゃん!この過酷なコース、お残しせずに完食できるか!?」
シゲ「おばちゃん!私たちの無念を晴らして!あの平均台、お残ししちゃダメですわよ!」
ユキ「ちょっとシゲ!おばちゃんに何言わせてんのよ!……おばちゃん、無理しないでね!?」
土井半助「おばちゃん……!あんなに重い鍋を毎日振るっているんだ、腕力だけなら現役の忍者にも負けないはずだ!」
食堂のおばちゃん「ふんっ、何をガタガタ言ってるんだい!忍術学園の胃袋を守って数十年、こんな細い棒きれ一本、お玉を振るうより簡単だよ!1stステージ、お残しは許しまへんでーー!!」

①バランス平均台

烏野える「……おっと!?速い!72歳とは思えない、どっしりとした安定感!割烹着をなびかせながら、まるで厨房を歩くかのように迷いなく進む!……しかし、中盤の振動が襲う!」
食堂のおばちゃん「おっとっと……!……あらよっと!!」
烏野える「耐えた!見事な膝のクッション!毎日大量の食材を運ぶ足腰は伊達じゃない!……しかし、最後の最後でバランスが……右へ……左へ……ああっ!!」


バシャーン!!


烏野える「食堂のおばちゃん、最初のエリアでお残し発生!忍術学園の最終兵器も、魔城の揺れには勝てなかったか!!」

1stステージ リタイア
60食堂のおばちゃん
忍術学園



食堂のおばちゃん「(びしょ濡れでお玉を掲げながら)……ちっ、修行が足りなかったね。あんたたち!私の分まで2ndステージ、しっかり完食しなさいよ!」
日向翔陽「お前、忍術学園の食堂に行ってみるかい?おまえが嫌いなものが出たらしばかれるぞ!」
影山飛雄「そんなことより、あの土台の踏み込み……。おばちゃん、下半身のタメがハンパねぇな。」


烏野える「忍術学園、レジェンド級の刺客もあえなく沈没!魔城の食卓は、想像以上にスパイシーだったか!」

61井之原小星
ゲーマー



烏野える「続いてはゼッケン61番。仮想世界の攻略王が、現実のアスレチックにログインだ!オンゲキから、23歳のガチゲーマー・井之原小星!高瀬梨緒、星咲あかりに続き、ユニット『7EVENDAYS ⇔ HOLIDAYS』の意地を見せられるか!コントローラーを置いて、自らの肉体を操作しての挑戦です!」
柏木咲姫「小星ちゃん、無理は禁物だけど……あなたの集中力ならきっと大丈夫!信じてるわ!」
星咲あかり「小星ちゃーん!私のクリアに続いてー!」
井之原小星「……わかったよう。めんどいなぁ~!」

①バランス平均台

烏野える「スタート!小星、重心を低く保つ独特の構え!視線は常に数メートル先を固定している!揺れる足場を、最小限の動きでパス!クリア!」

②スクリュードライバー

烏野える「第2エリア!ボタンを押す!ポールの回転が始まる!……ここだ、跳んだ!!……掴んだ!」
井之原小星「くっ……!? 何これ、重すぎる……っ!」
烏野える「必死に食らいつく小星!しかし、遠心力で身体が真横に振り回される!対岸への着地タイミングを計るが、回転速度に目が追いつかないのか!? 指先が、徐々にポールから剥がれていく!」
柏木咲姫「小星ちゃん!耐えて!まだよ!」
井之原小星「……あああーーーっ!!」


バシャーン!!


烏野える「井之原小星、スクリュードライバーの凶悪な遠心力に振り落とされました!」

1stステージ リタイア
61井之原小星
ゲーマー



井之原小星「(水面から顔を出して、髪をかき上げながら)やーらーれーたー」
高瀬梨緒「なーにやってんのよ小星!あんた、あたしの仇を取るんじゃなかったの!?」
柏木咲姫「あらあら……小星ちゃん、風邪を引く前に早くあがって。タオル、用意してあるから!」
井之原小星「ゲームオーバーだよう。コンティニューできないかなぁ……。」
藤沢柚子「あはは!小星ちゃん、最後は洗濯機に入れられたみたいに回ってたねー!ナイスファイトだよーっ!」

③フィッシュボーン

烏野える「華麗な旋律を奏でるステップで骨をかわしていくが、4枚目の足場でリズムが狂った!」
メロディっち「オーマイガー!」


ベシィッ!!


烏野える「背後から迫る骨の『重低音』が直撃!バイオリンの弓を弾くような鋭い一撃に、耐えきれず着水!」

1stステージ リタイア
62メロディっち
アイドル


①バランス平均台

ラブラ「ちょっと!これ、揺れすぎらぶ!」
烏野える「必死に手を回してバランスを取ろうとしますが、平均台の無慈悲な振動がラブラを翻弄する!おっと、耐えられない!」


バシャーン!!

1stステージ リタイア
63ラブラ
高校1年生


④ドラゴングライダー

烏野える「さあ、鬼門のドラゴングライダーだ!トランポリンへ、迷いのない踏み込み!」
清水潔子「……よしっ!」
烏野える「跳んだ!バーをしっかりと、力強く確保!しかし、レールを滑り降りる際の衝撃が彼女の肩を襲う!対岸のマットが迫る、放した!……届くか!? 指先がマットに……触れた!……しかし、無情にもその指が滑っていく!」


バシャーン!!


烏野える「ああーーーっと!!惜しい、惜しすぎる!」

1stステージ リタイア
64清水潔子
烏野高校卒業生



この後、メロディっち、ラブラ、清水潔子が挑戦するが、どれもリタイア。5連続のリタイアとなった。

65ネリネ1st フィッシュボーンでリタイア
66涼宮ハルヒ1st スクリュードライバーでリタイア
67サーバル1st ドラゴングライダーでリタイア



烏野える「さらにリタイアの山が築かれていく!」

68リボンちゃん
新生カオス組



烏野える「さあ、やってきました!ゼッケン68番、新生カオス組のリボンちゃん、32歳!先週は、屈辱的なリタイアを喫しました!今日はその雪辱を果たせるか!」
ハム太郎「リボンちゃん、頑張るのだ!」
トラハムちゃん「私みたいにならないでね!」
リボンちゃん「先週の私とは一味違いまちゅわ!見ていてください!」

①バランス平均台

烏野える「リボンちゃん、先週の反省を活かしているのか、一歩一歩が非常に慎重です!32歳、揺れる平均台を華麗なステップでクリア!」

②スクリュードライバー

烏野える「第2エリア!ボタンをプッシュ!回転するポールへ……ダイブ!……掴んだ!必死に食らいつくリボンちゃん!遠心力でリボンが激しくなびく!耐えて、耐えて……対岸へ着地!成功です!リベンジへの執念を感じる!」
ハム太郎「その調子なのだ!」

③フィッシュボーン

烏野える「さあ、やってきた因縁の第3エリア!18本の凶悪な骨が、リボンちゃんの行く手を阻む!1歩目、2歩目、タイミングを計って……突入!」
リボンちゃん「ここ……っ、ここでちゅわ!」
烏野える「3枚目の足場!しかし、ここで骨の回転がわずかに速まったか!?背後から迫るポールの先端が、リボンちゃんの自慢のリボンをかすめる!」
リボンちゃん「ああっ!?……ちょっと待って、早すぎまちゅわ!」
烏野える「バランスを崩した!立て直そうと4歩目を踏み出しますが、そこにはすでに次の骨が……!」


ベシィッ!!


リボンちゃん「ひゃあああああ!!」


バシャーン!!


烏野える「あーーー!落ちたーーー!リボンちゃん、今回はフィッシュボーンの餌食となりました!」

1stステージ リタイア
68リボンちゃん
新生カオス組



ハム太郎「リボンちゃーーん!大丈夫なのだ!?」
リボンちゃん「(水面から顔を出しながら)うわーーーーーん!もう嫌でちゅわーーー!!!」
トラハムちゃん「ちょっとリボンちゃん、何泣いてるのよ!三十路過ぎてその泣き方は、あたしが恥ずかしくなっちゃうじゃない!」
こうしくん「リボンちゃん、そんなに泣かないでよぉ〜。」
ルビー「リボンちゃん、恥ずかしくないの?」
ガーネット「ちょっとルビー!あんた、さっきまで自分も半べそかいてたくせに、どの口が言ってるのよ!同類でしょ!」


烏野える「さあ、クリア者が11人で足踏み状態の中、続いてはゼッケン69番!」

69ムク
ジャスティスの会



烏野える「ジャスティスの会から、ムクの登場だ!22歳。兄のシローとは対照的にダウナーな雰囲気を纏っていますが、その内側に秘めた闘志は本物か!憧れのカナリィが待つ2ndステージへ、その切符を掴み取れるか!」
カナリィ「あまり無様な姿は見せないでちょうだい。あんた、僕の友人でしょ?」
ムク「……カナリィ。見てて。あたし、あんたの隣に立つ資格があるって証明してみせるから。」
シロー「ムク!お前の正義、ここで爆発させてこい!自分が特等席で見届けてやるからな!」
ムク「……うるさいわよ、シロー。黙って見てなさい。」

①バランス平均台

烏野える「ムク、意外にもその足取りは力強い!ダウナーな表情とは裏腹に、一歩一歩が重戦車のように確実だ!平均台の揺れを力でねじ伏せるような強引な突破!クリア!」
シロー「いいぞムク!その踏み込み、まさに正義の鉄槌だぁー!!」

②スクリュードライバー

烏野える「第2エリア!ボタンを親指で静かにプッシュ!回転が始まった!……跳んだ!ポールにがっしりと、まさに力でしがみつく!筋肉の躍動が見える!遠心力に振り回される様子は微塵もありません!対岸へ……ドサリと重厚な着地!成功!」
ルナ「あんなに力任せにポールを抑え込むなんて、なかなかのパワーファイターだナ。」

③フィッシュボーン

烏野える「さあ、魔の骨だ!ムク、骨の回転を真っ向から見据える!1歩、2歩!タイミングを計るというより、骨が来る前に通り過ぎるというパワープレイ!3歩目……おっと、骨の先端が肩をかすめた!」
ムク「あたしは絶対に負けない……っ!」
烏野える「強引に4歩目を踏み出し、フィッシュボーンを突破!多少の接触などお構いなしだ!」

④ドラゴングライダー

烏野える「難関ドラゴングライダー!トランポリンへ……跳んだ!!」


ガシッ!!


烏野える「掴んだ!バーをへし折らんばかりの握力でホールド!滑走する衝撃を全身で受け止め、対岸のマットを見据える。放した!!空中での伸びが良い!……着地成功!!マットの端で、力強く踏みとどまった!」
カナリィ「……ふん、やるじゃない。」

⑤2連そり立つ壁

烏野える「残るは壁!時間は25秒!1つ目の壁3.8m、一気に駆け上がりクリア!そして運命の2つ目、4.1m!……加速!『力こそパワー!!』の叫びと共に壁を蹴り上げる!……届いた!両手が角材をガッチリと捉えた!……登ったぁぁーー!!」


カチッ!
プシューーーーッ!


烏野える「ムク、不気味なまでの集中力とパワーで1stステージを完遂!カナリィの待つ次なるステージへ、堂々の進出です!!」

1stステージ クリア
69ムク
ジャスティスの会



シロー「見たかぁー! これがジャスティスの会の、自分の自慢の妹の力だぁぁーー!!」
ムク「(頂上で荒い息を吐きながら)……これぐらい、なんてことないわ。」
レポーター「ムクさん、おめでとうございます!今の気持ちを教えてください!」
ムク「(少し息を切らしながら)……当然よ。」
ピュール「ムク、お疲れ様。感情を表に出さないようにしてるけど、指先が震えてるわよ。よく頑張ったわね。」
カナリィ「合格。せいぜい2ndで足を引っ張らないことね。」
シロー「ムクーー!やったな!お前のジャスティス、自分にも響いたぜぇ!!」


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