ジャンル別/小説/バラエティ/L07/1/4 のバックアップ(No.40)

烏野える「ついに、ついに沈黙が破られた!トムラ颯也のクリアによって、会場の空気は一変!この勢いに乗って、クリア者が続出するか!?さあ、続いて登場するのはくの一の、くの一による、くの一のための聖域!忍術学園の女子部を束ねるあの女王が、ついに重い腰を上げました!」

37 忍術学園予選会くの一の部優勝
ユキ(43)



烏野える「忍術学園くの一の部・予選会優勝!ユキ、43歳!」
ユキ「くの一の底力、とくと見なさい!」
トモミ「ユキちゃん、頑張って!おシゲちゃんに良いところ見せてあげなきゃ!」
ユキ「わかってるわよ。」


プッ、プッ、プッ、プー!

①クワッドステップス

烏野える「ベテラン忍者の風格!さあ、女王が動いた!43歳となった今も、その忍びとしての技は衰えを知りません!予選会くの一の部で優勝をしたユキ!」
土井半助「落ち着けーーー!忍術の基本、重心移動を忘れるな!」

②ローリングヒル

烏野える「しっかりと指先をかけて登りきる。くの一の女王!」
山本シナ「焦りは禁物ですよ。」
烏野える「2月上旬、忍術学園で行われた予選会。くの一の部で優勝をしたのはユキ!敗れたくの一達の思いを背負っての挑戦!」

③ジャイアントホイール

烏野える「跳んだ!忍術学園にはなかった未知の用具!さあ、ここはどうだ!?くの一の女王が回り続ける!ベテランの知恵か!飛び移った!」

④フィッシュボーン

烏野える「やってきました、フィッシュボーン。ここでは忍術は使うことができない真剣勝負!1枚…2枚目…慎重に…」
ユキ「きゃあっ!?」


ベシィッ!


烏野える「バランスを崩した!立て直せるか!?」


バシャーン!!


烏野える「ダメだーー!!忍術学園の予選女王、ユキ!フィッシュボーンで無念の敗北!」

371st STAGE リタイア
ユキ(43)
忍術学園予選会くの一の部優勝



ユキ「(水の中から)……悔しいわね。やっぱり実践とは勝手が違うわ。シゲ、あとは頼んだわよ!」


烏野える「そのどっしりとした構えは、まるで動かざる山のごとし!いざ出陣です!」

38忍術学園予選会くの一の部敢闘賞
大川シゲ(43)



烏野える「忍術学園のムードメーカー!大川シゲ、43歳!」
大川シゲ「ユキちゃんの分まで頑張るわよ!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①クワッドステップス

烏野える「目の前で涙を飲んだユキの無念を晴らすことはできるのでしょうか!?1枚、2枚……。足場がたわむほどの重量感!ゆっくりと、しかし確実に4枚目まで進んだ!ローリングヒルに飛び移れるか!?」
福富しんべヱ「おシゲちゃん、頑張って~!」

②ローリングヒル

烏野える「飛び移った!さあ、続いてはローリングヒル。その体重がローラーにどう影響するか!?パワーでゴリ押し!上りは完璧!さあ、下り!ここはどうだ!?行けるか!?」
大川シゲ「……あらっ!?あらららら!」


バシャーン!!


烏野える「転がり落ちていくー!大川シゲ、豪快な水しぶきを上げる!」

381st STAGE リタイア
大川シゲ(43)
忍術学園予選会くの一の部敢闘賞



大川シゲ「(水の中から)目が回っちゃったわ……。」
七松小平太「くのいち、全滅じゃないか!」
土井半助「はぁ……。くのいちの皆、あとで私の補習授業を受けるように。」

39ジミー・サング1st ジャイアントホイールでリタイア



孫悟空「ベジータ、次はお前だぞ!」
ブロリー「暴れろよ!」
ベジータ「カカロットにブロリーだと……?チッ、下級戦士どもが。貴様らごときが騒がずとも、この私が貴様らに力の差を見せつけてやる。」


かつて、地球を絶望の淵に叩き落とした、冷酷なる戦闘民族の王子!激闘の果てに宿敵カカロットを追い続け、辿り着いたのは『家族を守る愛』、そして……飽くなき『己への鍛錬』であった


ベジータ「俺は……サイヤ人の王子だぁぁーー!!」
ブルマ「あんた、負けたら承知しないわよ!」
トランクス「パパなら、一発でボタンを押せるよ!」


烏野える「重力室の修行に耐え抜いたその肉体、宇宙最強のプライド!」

40サイヤ人
ベジータ(53)



烏野える「孤高の戦士、ベジータ、53歳!」
トランクス「パパ、頑張れ!重力室の修行に比べれば余裕だ!」
ブルマ「ベジータ!みっともない姿見せたら、夕飯抜きよ!」
ベジータ「フン、貴様ら……黙って見ていろ。この程度の遊び、私が一瞬で終わらせてやる。サイヤ人の王となる男の力、とくと目に焼き付けろ!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①クワッドステップス

烏野える「さあ、始まった!ステップス、1歩目から凄まじい踏み込みだ!重力室での過酷な修行を思い起こさせる力強い足取り!同じサイヤ人のパラガスはここで散りましたが!?」
ルビー「壊しちゃえーーー!」
サフィー「ルビー、シッ!」

②ローリングヒル

烏野える「ローリングヒル、飛びついた!24歳年上のパラガスは飛び移りに失敗しましたが、ベジータは成功した!50代で1stステージ突破したのは、本家ではまだいません!ベジータ、53歳とは思えぬ反射神経だ!」
孫悟空「50代でこれはやばいな!」

③ジャイアントホイール

烏野える「ジャイアントホイール!ベジータ!ここはどうだ?エネルギーなどは使えない、純粋な握力勝負だ。ベジータ、歯を食いしばる!必死に車軸を掴む!大丈夫か!?突破!」
パラガス「行けベジータ!腐ってもサイヤ人の王子ならば、あんな鉄の塊など超えて見せろ!」

④フィッシュボーン

烏野える「フィッシュボーン。18本の骨を戦士の直感で読み切る。フィッシュボーンもこの男には無敵か!?冷静な判断力が光る、ベジータの忍耐!」
野原しんのすけ「いいゾ!いいゾ!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「激しく揺れる吊り橋!競技前に妻のブルマからは「みっともない姿見せたら、夕飯抜き。」と言われている!ここも余裕だ!残り時間はまだ半分以上ある!」
ブロリー「熱でもあるのか!?」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「ドラゴングライダー!ここはどうだ!?」


ガシッ!


烏野える「本家で50代でのクリアは長野誠ただ一人…」


ガシッ!


烏野える「だけだ!セルゲーム以来の集中力か!?53歳のサイヤ人がドラゴンをクリア!」
サトシ「もしかして、最年長記録か!?」

⑦タックル

烏野える「タックル。本家では50代として、長野誠がこのコースを制限時間内にクリアしている!ベジータはどうだ!?140kg、160kg、180kg!生身の怪力で重戦車を次々と押し倒す!」
ふらわっち「急いでー!」

⑧そり立つ壁

烏野える「時間は残り15秒を切った!ああっと!手が届かない!」
パラガス「まだ時間があるぞ!」
烏野える「ラストチャンス!行けー!……あーーーっ!!」


バンッ!


烏野える「……サイヤ人の王子、頂上に手が届かず!ここでタイムアップ!」

401st STAGE リタイア
ベジータ(53)
サイヤ人



ベジータ「(壁の下で肩で息をしながら)……く、くそったれえぇぇーーっ!!このオレ様が……こんな壁に……!!」
孫悟空「おいベジータ!惜しかったな!次はオラが壁ごとぶっ壊してやるからよ!」
ベジータ「貴様、黙れカカロット!」


スパークス「頑張るぞー!」
ジニー「リーダーとして、みんなに勇気を見せるわ!」
ビッツィ「ジニーなら大丈夫!」
みゅー「ジニーちゃん、頑張るみゃ!」
ランディー「応援しているぞ!」
バディ「あの時のジュニアカップの決勝戦、スパークスとジニーが一騎打ちだったとはな!」


大人たちが絶望するこの魔城に、恐れを知らぬ次世代が挑む!KARASUKEジュニアカップ。集まったのは、全国から選りすぐられた12歳以下の精鋭たち!


ジュニア専用にスケールダウンされたとはいえ、その難易度は本家譲り。


50名のキッズの中から、頂点を極めた優勝者・ジニーと、驚異の身体能力を見せた準優勝者・スパークス!未来の完全制覇候補が、今、1st STAGEの舞台へ舞い降りる!

41KARASUKEジュニアカップ準優勝
スパークス(12)



烏野える「スーパーキティの頭脳派、スパークス、12歳!」

③ジャイアントホイール

烏野える「大きくジャンプして車軸を懸命に掴み…」
スパークス「うわああああ!」


​バシャーン!!


烏野える「手が離れるーーーーー!!」

411st STAGE リタイア
スパークス(12)
KARASUKEジュニアカップ準優勝


42KARASUKEジュニアカップ優勝
ジニー(11)



烏野える「ジュニア世代最強の少女!スーパーキティのリーダー、ジニー、11歳!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「揺れる足場を懸命に踏みしめる!あぁっ、足が止まった!バランスが……!」
ジニー「きゃあぁぁーーーっ!」


​バシャーン!!


ジニー「何よ!この揺れる橋!」


ジュニアカップからの2名が参加するも、どちらとも未知のエリアで消えていった。

421st STAGE リタイア
ジニー(11)
KARASUKEジュニアカップ優勝



烏野える「ジュニア世代の奮闘も空しく、クリア者は未だトムラ颯也ただ一人。しかし、ここからは『チームL予選会』を勝ち抜いた、正真正銘のヒーローたちが牙城を崩しにかかります!かつては『無個性』と蔑まれた少年が、最高のヒーローを目指して積み上げた努力の結晶!ボロボロになりながらも誰かのために手を差し伸べてきたその掌で、今度は完全制覇の夢を掴み取れるか!?今日、この場所で、彼自身の『物語』を刻みます!!」

43チームL予選会代表
緑谷出久(25)



烏野える「緑谷出久、25歳!通称・デク!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①クワッドステップス

烏野える「デク、スタート!一歩一歩が非常に正確だ。自身の限界を分析し、最適な足運びを見せている。彼はチームL予選会代表の1人として参加しています!」

②ローリングヒル

烏野える「回転するローラー。緑谷、重心を低く保ち、全身のバネを使って衝撃を吸収していく!登りきった!かつて海浜公園でゴミを運び続けたあの足腰の粘りを見せられるか。チームL予選会の代表として失敗は許されません!」
パックマン「いいよいいよ!」

③ジャイアントホイール

烏野える「さあ、ジャイアントホイール。彼はチームの仲間である竈門炭治郎とパックマンとともに2月中旬頃に行われた予選会で優勝を果たし、本戦に進むことができました!」
竈門炭治郎「次はフィッシュボーンだ!」

④フィッシュボーン

烏野える「チームの仲間からの声援。予選会の後から本番まで続けてきたトレーニング。緑谷は冷静にタイミングを計っている。まさに格闘センスの塊。難関を一つずつ救っていく!」
パックマン「いけたいけた!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「揺れる吊り橋。しかしこの男にとっては、この吊り橋がアスレチックにしか見えない!」
竈門炭治郎「ここも突破したぞ!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「さあ!ドラゴングライダー!」


ガシッ!


烏野える「指先が剥がれそうになるのを…」


ガシッ!


烏野える「これまでの特訓の記憶で耐える!」
パックマン「ドラゴングライダーも突破だ!」

⑦タックル

烏野える「さあ、100kgを超える3つの箱車!一歩一歩踏みしめる。チームの仲間の声が背中を押す!泥臭く、しかし力強く押し切る!」
マリオ「あとは壁だ!」

⑧そり立つ壁

烏野える「さあ、そり立つ壁だ!ここも余裕だ!行ったー!」


カチッ
プシューーーーッ!


竈門炭治郎「いったぞーーー!」
パックマン「っしゃあああああーーー!」

432nd STAGE 進出
緑谷出久(25)
残りタイム 12秒88



烏野える「2人目のクリア者は、緑谷出久だーーー!!」
緑谷出久「(頂上でガッツポーズ)……よしっ!頑張ったよ、みんな!!」
烏野える「10秒以上の時間を残しての堂々たるクリア!停滞していた会場の空気を、この男が完全に打ち破った!」
飯田天哉「緑谷くん!実に見事な脚力だ!君はまさにヒーローの鑑だぞ!」
緑谷出久「(照れながら)ありがとう、飯田くん!みんなの声援があったから、最後の一歩が出たんだ!」


緑谷出久「僕一人じゃ、きっとここまで来られなかった。」
竈門炭治郎「さあ、次は俺だ!」
パックマン「炭治郎も頑張れよ!」


烏野える「家族を鬼に奪われ、それでもなお優しさを失わない少年。いざ参る!!」

44チームL予選会代表
竈門炭治郎(22)



烏野える「竈門炭治郎、22歳!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①クワッドステップス

烏野える「スタート!実はこの男も、先ほど2ndステージに駒を進めた緑谷出久とパックマンとともに…」

②ローリングヒル

烏野える「3人のチームで予選会で優勝し、チームL予選会代表として選ばれました。炭治郎も流れに乗ることはできるか!?」
緑谷出久「車軸を掴む瞬間の衝撃を、背中の筋肉で逃がすんだ!がんばれ!」

③ジャイアントホイール

烏野える「ジャイアントホイール!出久ができるなら炭治郎ができないなんてことない!無駄のない動きだ!」

④フィッシュボーン

烏野える「同じチームL予選会代表の緑谷出久はここも突破!その様子を見ていた炭治郎もコツはわかっているはずだ!」
パックマン「おおーーーーー!!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「激しく揺れる鎖!しかし、厳しい修行で鍛えた体幹がそれを許さない。必死に堪えて渡り切った!」
パックマン「次はドラゴン!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「最大の難関、ドラゴングライダー!」
緑谷出久「あそこを越えれば、光が見える!」
烏野える「このエリアは予選会にはない!」


ガシッ!


烏野える「仲間の声援と共にドラゴンを…」


ガシッ!


烏野える「滅殺するように!どうだ!?突破!」

⑦タックル

烏野える「さあ、タックル!鼻にツンと来る摩擦の匂いを感じながら、泥臭く押し進む!一歩、また一歩!ついに押し切った!」
ルイージ「炭治郎もいけるぞ!」

⑧そり立つ壁

烏野える「さあ!そり立つ壁!時間はないぞ!竈門炭治郎もクリアできるか!?押したーーーーー!」


カチッ
プシューーーーッ!


パックマン「炭治郎もだ!」
緑谷出久「すごい……!最後まで諦めない心の強さ、僕も勇気をもらったよ!竈門くん!!」

442nd STAGE 進出
竈門炭治郎(22)
残りタイム 4秒12



烏野える「緑谷出久に続き、竈門炭治郎も突破だ!これでチームL予選会代表の2人連続で2nd STAGEへ駒を進めた!」
竈門炭治郎「(頂上で深く一礼)……ありがとうございました!皆さんの応援が、力になりました!」
竈門禰󠄀豆子「やるじゃん!(拍手する)」
竈門炭治郎「禰󠄀豆子、見ててくれたか!兄ちゃん、やり遂げたぞ!」


烏野える「先ほど挑戦したチームL予選会代表の2人は2ndへと進出しました!残りの1人もこの流れに乗れるか!?さあ、続いて挑むのはドットの世界から飛び出した元祖・メイズランナー!」

45チームL予選会代表
パックマン(60)



烏野える「パックマン、60歳!この円形の肉体が、直線的な難関にどう立ち向かうのか!?」


プッ、プッ、プッ、プー!

①クワッドステップス

烏野える「60歳のレジェンドが動いた!その丸い体躯を揺らしながら、ステップを踏んでいく。慎重な立ち上がりだ!」

②ローリングヒル

烏野える「ローラーに飛びついた!自らも回転するかのような滑らかな動きで丘を越えていく!」
緑谷出久「次はジャイアントホイール!思いっきり掴め!」

③ジャイアントホイール

烏野える「ジャイアントホイール!パックマン、ここはどうだ!?チームL予選会代表の2人はここをクリアしているぞ!」
竈門炭治郎「次はフィッシュボーンだ!動きをよく見て!」

④フィッシュボーン

烏野える「フィッシュボーン!このエリアは予選会にあったがパックマンはここで落ちたが今回はどうだ!?」
緑谷出久「次は吊り橋!バランスに気をつけて!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「未知のエリア、揺れる吊り橋!パックマンはどう攻略するのか!?クリア!時間は残り40秒を切った!」
竈門炭治郎「いよいよ、ドラゴングライダーだ!パックマンも乗り越えれるはずだ!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「ドラゴングライダー!パックマン、乗り越えられるか!?」


スカッ……!!バシャーン!!


烏野える「乗り越えられなかったーーー!」
竈門炭治郎「何やってんだよーーー!」
緑谷出久「パックマンとしては、きつかったか…。」
烏野える「バーを掴めなかった!パックマン、ここでゲームオーバー!」
パックマン「(水の中から)まいった…。」

451st STAGE リタイア
パックマン(60)
チームL予選会代表



パックマン「60歳になっても挑めたことは、僕の長いキャリアの中でも最高のボーナスステージだったね!」


土井半助「次は小平太の出番だね!」
木下鉄丸「2人とも頑張るんだ!」
七松小平太「わっはっは!細かいことは気にするな!鉄丸先生、俺の『いけいけどんどん』な走りを見ててくださいよ!」
潮江文次郎「黙れ小平太!俺の鍛錬は、もはや忍術の域を超えて筋肉の領域に達しているんだ!見ていろ!」


烏野える「ここからは再び忍術学園勢!一般の部、教職員の部と、プロの忍たちが続々登場します!忍術学園の嵐を呼ぶ男!6年生の暴君……いや、最強の野生児が、その圧倒的体力を武器に緑山へ殴り込みだ!」

46忍術学園予選会一般の部優勝
七松小平太(47)



烏野える「七松小平太、47歳!」
中在家長次「……(無言で拳を突き出す)」
七松小平太「おう、長次!見てろよ!いけいけどんどーーん!!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「まだ時間は70秒近く残っている!ドラゴングライダー!ここはどうだ!?」


ガシッ!


烏野える「バーを握る七松小平太!笑い飛ばし飛び移る!」


ガシッ!


烏野える「よし掴んだ!流石は体育委員長!」
土井半助「いいぞ!時間はたっぷりある!」

⑦タックル

烏野える「小平太がタックルに挑む!遊びだ、これは遊びだ!これはまるで跳び箱を運ぶような感覚だ!」

⑧そり立つ壁

烏野える「さあ壁だ。体育委員長、ここなら余裕だ!小平太が走る!一撃だ!」


カチッ
プシューーーーッ!

462nd STAGE 進出
七松小平太(47)
残りタイム 24秒15



烏野える「圧倒的、なんというスピードクリアだ!!」
七松小平太「わっはっは!細かいことは気にするな!次はもっと重い壁を用意しておけよー!」
潮江文次郎「おい小平太!お前、少しは体力を温存せんか!次は俺の番だ、見ていろ!」
烏野える「24秒という圧倒的なタイムを残して、1stステージを『いけいけどんどん』と粉砕!清々しいまでのパワープレイ!」


レポーター「全く息が切れていませんね!?」
七松小平太「わっはっは!これぐらい何てことないぞ!」
潮江文次郎「小平太、見ていろ!鍛錬に終わりはないということを、俺がこのステージで証明してやる!」
土井半助「文次郎、あまりギンギンになりすぎて空回りするなよ。深呼吸だ。」
猪名寺乱太郎「潮江先輩!応援しています!きっちりクリアしてください!」
木下鉄丸「文次郎!お前の筋肉は伊達じゃないはずだ。その熱意を壁に叩きつけろ!」


烏野える「忍術学園・六年生の誇りをかけた連続クリアなるか!?ギンギン忍者の出陣です!」

47忍術学園予選会一般の部敢闘賞
潮江文次郎(47)



烏野える「潮江文次郎、47歳!」
立花仙蔵「文次郎、あまり気負いすぎて空回りするなよ。」
潮江文次郎「うるさい、仙蔵!俺はいつだってギンギンなんだ!見ていろ小平太、鍛錬の成果は嘘をつかない!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①クワッドステップス

烏野える「会計委員長として鍛え上げた算盤捌き……ではなく、日夜繰り返される過酷な『鍛錬』で作り上げた鋼の肉体!」

②ローリングヒル

烏野える「小平太に遅れを取るわけにはいきません!ギンギンにスタート!彼は忍術学園予選会のKARASUKEタイムレースで惜しくもそり立つ壁でリタイアをしました。クリア!」
サトシ「ジャイアントホイール!」

③ジャイアントホイール

烏野える「ジャイアントホイールも彼にとっては余裕に突破できるはず!『小平太ができたなら俺もできる』とここで落ちるわけには行かない!完璧な着地だ、文次郎!」
ユキ「あんたのその暑苦しい気合、壁まで届かせなさいよ!」

④フィッシュボーン

烏野える「フィッシュボーン!18本の骨が牙を剥く!文次郎は正面から勝負を挑む!ギンギンに突破していく!」
中在家長次「……粘れ。」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「予選会ではリタイアを喫しましたが、最後までそり立つ壁を乗り越えたいという全力を尽くしたからこそ。」
善法寺伊作「文次郎、怪我だけはしないで!……ああっ、見てるこっちの心臓が止まりそうだよ!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「敢闘賞に選ばれ…」


ガシッ!


烏野える「本戦へ駒を進めた!ドラゴングライダー!文次郎はどうだ!?」


ガシッ!


烏野える「いったー!!指の先までギンギンに力が入っている!着地!」
食満留三郎「おい文次郎!小平太に先行されて悔しくないのか!意地を見せろ!」

⑦タックル

烏野える「合計480kgの重戦車が相手だ!足元をギンギンに踏みしめて、一歩、また一歩!一気に押し切る、文次郎!残り時間は20秒を切った!」
山本シナ「鍛錬は裏切りません。自分を信じるのですよ、文次郎。」

⑧そり立つ壁

烏野える「そり立つ壁、リベンジとなるか!?ああーっと、届かない!」
猪名寺乱太郎「落ち着いて!」
烏野える「2回目、気合いを入れ直す!加速して一気に頂上へ這い上がるーーーーー!」


カチッ
プシューーーーッ!

472nd STAGE 進出
潮江文次郎(47)
残りタイム 6秒22



烏野える「忍術学園から二人連続の突破ーーー!ギンギンにクリアをもぎ取っていったーーー!」
潮江文次郎「(頂上で拳を突き上げ)見たかぁー!!これが、俺の、鍛錬だぁぁーー!!」
七松小平太「わっはっは!文次郎、顔が真っ赤だぞ!ゆでダコみたいだな!」
潮江文次郎「黙れ!これが男の熱さだ!」


土井半助「次は私の番ですね。」
木下鉄丸「文次郎、小平太、よくやった!次はワシら教職員の貫禄を見せる番だ!」
猪名寺乱太郎「土井先生ー!は組のみんなで応援してます!頑張ってー!」
福富しんべヱ「無理はしないでね!」
摂津のきり丸「先生!ここでクリアして有名になれば、忍術学園の生徒募集で一儲けですよ!」

48忍術学園予選会教職員の部優勝
土井半助(57)



烏野える「教職員の威信をかけ、は組の担任がついに動いた!忍術学園予選会教職員の部優勝・土井半助、57歳!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「さあ!ドラゴングライダーだ!土井先生も、流れに乗るか!?」


スカッ……!!バシャーン!!


烏野える「届かなかったーーー!!」

481st STAGE リタイア
土井半助(57)
忍術学園予選会教職員の部優勝



猪名寺乱太郎「土井先生!大丈夫ですか!?」
摂津のきり丸「もったいない!」

49忍術学園予選会教職員の部敢闘賞
木下鉄丸(71)



烏野える「学園最年長クラスの意地を見せられるか!実技担当、木下鉄丸、71歳!」

②ローリングヒル

烏野える「…おっと、足元が!?」


バシャーン!!

491st STAGE リタイア
木下鉄丸(71)
忍術学園予選会教職員の部敢闘賞



この後、教職員も挑むがどっちとも無念のリタイアとなった。


ジャムおじさん「アンパンマン、君にはマントがないんだからね。」
バタコさん「アンパンマン!応援してるわよー!」
アンパンマン「たとえ飛べなくても、困っている誰かのために僕は進むよ!みんな、勇気を出して!」


ジャムおじさん「おおーーーっ!」
バタコさん「ジャムおじさん!夢じゃないわ、生まれたのよ!名前は?」
アンパンマン「僕、アンパンマンでちゅ!」


それは、空前絶後の優しさの誕生だった。お腹を空かせた者がいれば、迷わず自分の顔を分け与える。彼にとって、自分を削ることは犠牲ではなく、喜びだった。


アンパンマン「困っているの?……さあ、僕の顔を食べて」
子供「元気が出たよ、ありがとう!」


しかし、光あるところに影がある。世界をバイキンで覆い尽くそうとする宿敵との、終わりのない戦い。


アンパンマン「やめるんだ、バイキンマン!」
ばいきんまん「はーひふーへほー!今日こそやっつけてやるぞ!」


泥に汚れ、雨に濡れ、力が失われても、彼は立ち上がる。背中のマントは、誰かを守るために風を切る。


アンパンマン「アンパーーーンチ!!」


バタコさん「アンパンマン、クリア目指して頑張ってね!」
ジャムおじさん「マントがなくても、君の心には勇気の羽が広がっている。信じているよ!」
バタコさん&ジャムおじさん「それいけ!アンパンマン!」
アンパンマン「愛と勇気、そして応援してくれるみんなのために……一歩ずつ、全力で行きます!」


烏野える「『愛と勇気のヒーロー』が、マントを脱ぎ捨て、一人の挑戦者としてこの地に立ちました!」

50愛と勇気のヒーロー
アンパンマン(48)



烏野える「アンパンマン、48歳!」
アンパンマン「元気100倍、アンパンマン!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①クワッドステップス

烏野える「マントを脱いだアンパンマン!自分の足で一歩ずつ進む。まずは最初の足場をクリア!」

②ローリングヒル

烏野える「さあローリングヒル。アンパンマンは今回、出場にあたって『飛べる僕ではなく、歩く僕として、みんなに勇気を与えたい』と語りました。その言葉通り、ローラーを一歩ずつ踏みしめていく!クリアをして子供に笑顔を届けられるか?」
ルビー「かっこいい!」

③ジャイアントホイール

烏野える「ジャイアントホイール!アンパンマン、ここはどうだ!?かつてバイキンマンの数々のメカを打ち破ってきたその腕力。今日は自分の体重を支えるために使われます。遠心力に振られながらも、丸い顔に決意を秘めて耐え抜く!見事に飛び移った!」
ナンジャモ「ヒーローの意地、画面越しにビンビン伝わってるぞー!」

④フィッシュボーン

烏野える「迫る18本の骨!お魚がモチーフのフィッシュボーン!実はこの大会のために、バタコさんと共にリズム感のトレーニングを積んできたといいます。パンを焼く際のリズム、そして子供たちの笑顔を守るためのリズム!迷いなく突破していく!」
マリオ「吊り橋は揺れるから気をつけろ!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「激しく揺れる吊り橋です!アンパンマン、足元が不安定だ!しかし彼は知っています、一歩踏み出す勇気が道を切り拓くことを。必死にバランスを取り、短い手足で重心を制御。」
サトシ「次はドラゴングライダーだ!かっこいいところを見せろ!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「さあ、運命のドラゴングライダーだ!空を飛べない今の彼にとって、これが唯一の飛行!さあ、アンパンマンが空を飛ぶ!」


ガシッ!


烏野える「拳を握るヒーロー!これぞ!それいけ!」


スカッ……!!バシャーン!!


烏野える「アンパンマンーーー!!ドラゴングライダーで沈む!やはりドラゴングライダーの壁は、愛と勇気だけでは越えられなかったのかーー!!」
アンパンマン「(水の中から)……顔が濡れて……力が……出ないよ……。」

501st STAGE リタイア
アンパンマン(48)
愛と勇気のヒーロー



​アンパンマン「(顔を濡らしながら、弱々しくも優しい声で)マントがなくても、みんなに勇気を届けたかったんだけど……。でも、最後まで諦めずに跳べたのは、会場のみんなの応援という『新しい顔』を届けてもらったおかげだよ。」
バタコさん「アンパンマン、よく頑張ったわね!マントがなくてもあんなに高く跳べるなんて、あなたは私たちの誇りよ!」
​ジャムおじさん「君の勇気は、結果に関係なく会場のみんなに届いたはずさ。」
ルイージ「アンパンマン、かっこよかったな!」
ヨッシー「次はきっと、上手くいくはずよ!」
ござるっち「かっこいいでござる!」
ブロリー「アンパンマン……マントがなくても、あんなに高く跳べるのか。」
ナンジャモ「次は僕の番だぞ~!」
ドット「落ちたら目も当てられないぞ。」


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