烏野える「ついに、ついに沈黙が破られた!トムラ颯也のクリアによって、会場の空気は一変!この勢いに乗って、クリア者が続出するか!?続いては忍術学園から、くの一の精鋭が登場です!」

37 忍術学園予選会くの一の部優勝
ユキ(43)



烏野える「忍術学園くの一の部・予選優勝!43歳となった今も、その忍びとしての技は衰えを知りません!くの一の意地を見せられるか!?」
ユキ「くの一の底力、とくと見なさい!」
トモミ「ユキちゃん、頑張って!おシゲちゃんに良いところ見せてあげなきゃ!」
ユキ「わかってるわよ。くの一の恐ろしさ、この魔城に刻み込んでやるわ!」
烏野える「ベテラン忍者の風格!」

①クワッドステップス

烏野える「さすがは忍者!足音が全くしません!羽のような軽やかさで4つの足場をクリア!」

②ローリングヒル

烏野える「回転するローラーも、忍びの歩法で難なく攻略。登りも下りも、全く軸がブレません!」

③ジャイアントホイール

烏野える「ジャンプ!車軸をしっかりと捕らえた!小柄な体格を活かして、遠心力に上手く身を任せ、最短ルートで対岸へ!鮮やかです!」

④フィッシュボーン

烏野える「さあ、ここも忍者の得意分野……と思われましたが、回転する骨が不規則にユキを襲う!」
ユキ「この程度……ああっ!?」
烏野える「二枚目の足場から三枚目へ飛び移る瞬間!くの一装束の裾が、回転する骨に巻き込まれたー!」
ユキ「きゃあっ!?」
烏野える「おっと危ない!引きずり出される!体勢を立て直そうとするが、骨に押し出される形でバランスを崩した!池が迫る!」


バシャーン!!


烏野える「忍術学園の予選女王、ユキ!不覚にもフィッシュボーンの罠に絡め取られました!忍びの技をもってしても、この骨の動きは読みきれなかったかー!」

371st STAGE リタイア
ユキ(43)
忍術学園予選会くの一の部優勝



ユキ「(水の中から)……悔しいわね。やっぱり実践とは勝手が違うわ。シゲ、あとは頼んだわよ!」
大川シゲ「ユキちゃん、お疲れ様!あとはこの私のわがままボディに任せなさい!」


烏野える「ユキの無念を晴らせるか!続いては同じく忍術学園から、くの一の部・敢闘賞の登場です!」

38忍術学園予選会くの一の部敢闘賞
大川シゲ(43)



烏野える「忍術学園のムードメーカー!大川シゲ43歳!そのどっしりとした構えは、まるで動かざる山のごとし!いざ出陣です!」
大川シゲ「ユキちゃんの分まで頑張るわよ!」

①クワッドステップス

烏野える「どっ、どっ、どっ、どっ!一歩一歩の重量感がすごい!しかし足場はしっかりと捉えている!パワーでステップをねじ伏せました!」

②ローリングヒル

烏野える「さあ、鬼門のローリングヒル。その体重がローラーにどう影響するか!?」
大川シゲ「ぬんっ!……あらっ!?あらららら!」
烏野える「登りは力強く上がりましたが、下りだ!自重によって加速したローラーの回転を止められない!まるで雪崩のように転がり落ちていくー!」


バシャーン!!


烏野える「大川シゲ、ローリングヒルの下りで制御不能!豪快な水しぶきを上げて沈みました!」

381st STAGE リタイア
大川シゲ(43)
忍術学園予選会くの一の部敢闘賞



大川シゲ「(水の中から)目が回っちゃったわ……。」


烏野える「忍術学園のくの一勢、まさかの連続リタイア!再びクリアの灯が遠のいてしまったのか!?」

39ジミー・サング1st ドラゴングライダーでリタイア



烏野える「この男に『沈黙』という言葉は似合わない!銀河一プライドの高い、あの王子が登場だ!」

40サイヤ人
ベジータ(53)



烏野える「サイヤ人、ベジータ53歳!かつては銀河を震え上がらせた戦士も、今や50代に突入。本家SASUKEでも50歳を超えての1stクリアは至難の業とされていますが、サイヤ人の細胞に限界はないのか!?魔城に挑む!」
トランクス「パパ、頑張って!重力室の修行に比べれば余裕だよ!」
ブルマ「ベジータ!みっともない姿見せたら、夕飯抜きよ!」
ベジータ「フン、貴様ら……黙って見ていろ。この程度の遊び、私が一瞬で終わらせてやる。サイヤ人の王となる男の力、とくと目に焼き付けろ!」

①クワッドステップス

烏野える「無駄のない、研ぎ澄まされた動き!53歳とは思えない膝のバネで、あっという間に渡りきった!」

②ローリングヒル

烏野える「下りのローラーも持ち前の体幹でねじ伏せる!一瞬の隙も見せない、まさに戦士の走り!」

③ジャイアントホイール

烏野える「跳躍して車軸を掴む!重力に逆らうように腕を引きつけ、遠心力を完全にコントロール!鮮やかな着地だ!」

④フィッシュボーン

烏野える「骨の隙間を縫うように進む!この動体視力、やはり常人ではない!迷いなく突破!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「揺れを一切気にせず、全速力で駆け抜けた!残り時間は……まだ60秒以上残っている!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「さあ、ここが最大の鬼門だ!本家のレジェンド達も50代ではここで涙を呑んできた!ベジータ、ロイター板を強く踏み込んだ!」
ベジータ「ぬぅん!!」
烏野える「一本目のバーをガシッと掴む!滑降していく!二本目への飛び移り……タイミングは……今だ!!」


ガシィィッ!!


烏野える「掴んだ!掴みました!ベジータ、50代の壁を突破!スカウターなど必要ない、野生の勘と強靭な握力で捉え、対岸へ飛び移った!」

⑦タックル

烏野える「さあ、180kgの壁が立ちはだかる!しかしベジータ、気合で押し進める!足が止まりそうになるが、歯を食いしばって押し切った!残るは壁のみ!」

⑧そり立つ壁

烏野える「さあ、最終エリアだ!ベジータ、一気に駆け上がる!1回目……ああっ、届かない!指先が頂上を掠めただけだ!」
ベジータ「ちっ……この重力が……1倍のはずのこの重力が、これほど重いとは……!」
烏野える「やはりタックルでの消耗か!?残り15秒!2回目!さらに助走距離を伸ばして……跳んだ!!」
スカッ……!!
烏野える「届かない!あと数センチ、わずかに届かない!残り5秒!3回目、これが最後だ!行け、ベジータ!!」
ベジータ「うぉぉぉぉぉーーーっ!!」
烏野える「壁を蹴り、必死に手を伸ばす!……しかし、無情にも指先は壁を掴みきれず、滑り落ちたー!」


ボンッ!!(タイムアップの音)


烏野える「タイムアップーーー!!サイヤ人の王子・ベジータ、そり立つ壁の頂に手は届きませんでした!53歳、その肉体は確かに限界を超えていましたが、魔城の壁はさらにその上を行っていました!」

401st STAGE リタイア
ベジータ(53)
サイヤ人



ベジータ「(壁の下で肩で息をしながら)……く、くそったれえぇぇーーっ!!この私が……こんな壁一枚に……!!」
孫悟空「おいベジータ!惜しかったな!次はオラが壁ごとぶっ壊してやるからよ!」
ベジータ「貴様、黙れカカロット!……次は、次は必ずこの壁を捻り潰してやる!」


烏野える「結果はタイムアップですが、ドラゴングライダーを越えたその姿はまさにレジェンドでした!」

③ジャイアントホイール



烏野える「大きくジャンプして車軸を懸命に掴みましたが……あーーっと!回転の勢いに耐えきれない!」


バシャーン!!


スパークスは、ジャイアントホイールの遠心力に握力が持たず、対岸へ移る前に力尽き着水。

411st STAGE リタイア
スパークス(12)
KARASUKEジュニアカップ準優勝


⑤ぐらぐら吊り橋



烏野える「揺れる足場を懸命に踏みしめる!しかし……あぁっ、足が止まった!バランスを崩した!」


バシャーン!!


ジニーは、ぐらぐら吊り橋の激しい揺れに翻弄され、立て直すことができず横転し脱落。

421st STAGE リタイア
ジニー(11)
KARASUKEジュニアカップ優勝



烏野える「未来を担う子供たちも奮闘しましたが、クリアの赤ランプはまだ1つ。ジュニア世代の奮闘も空しく、クリア者は未だトムラ颯也ただ一人!しかし、ここからは『チームL予選会』を勝ち抜いた、正真正銘のヒーローたちが牙城を崩しにかかります!まずはこの男だ!」

43チームL予選会代表
緑谷出久(25)



烏野える「緑谷出久25歳!通称・デク!この魔城を『救う』ことができるか!?」
爆豪勝己「おいデク!こんなところでモタモタしてんじゃねえぞ、このクソナードが!」
麗日お茶子「デクくん、ガンバレーー!!」
緑谷出久「大丈夫だ!これまでの特訓は嘘じゃない。全力で……行くんだ!!」

①クワッドステップス

烏野える「さあ、まずは第1エリア!一歩一歩の踏み込みが鋭い!無駄のない足運びで、まるで地面を這うような安定感で突破!」

②ローリングヒル

烏野える「登り坂も自慢の脚力で難なくクリア!下りも重心を低く保ち、滑るように着地!分析に基づいた完璧な動きだ!」

③ジャイアントホイール

烏野える「大きく跳んだ!ガシッ!と車軸をホールド。懸垂の要領で体を安定させ、最短距離で対岸へ!迷いがありません!」

④フィッシュボーン

烏野える「骨の回転周期を読み切っている!右、左、そして一気に前へ!ここもノーミス、ハイスピードで攻略!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「バランス感覚も素晴らしい!揺れる足場を逆手に取るようにして駆け抜けた!残り時間は……まだ80秒以上ある!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「さあ、ここが最大の鬼門!出久、ロイター板を強く踏み込んだ!」
緑谷出久「ここだぁぁ!!」
烏野える「一本目を掴んだ!滑降!そして二本目への飛び移り……完璧なタイミング!着地もピタリと決めた!予選会代表の実力は本物だ!」

⑦タックル

烏野える「ここが正念場、総重量480kg!デクの脚力は止まらない!140kg、160kg、180kg!個性の発動なし、純粋な大腿四頭筋のパワーだけで、すべての壁を押し切った!」

⑧そり立つ壁

烏野える「さあ、残るは壁のみ!1回目、助走をつけて駆け上がる!……ああっ、届かない!わずかに指が届かなかった!」
緑谷出久「(息を整えながら)……まだだ、まだ行ける!もっと高く……!」
烏野える「2回目!さらにスピードを上げて……跳んだ!!掴んだ!両手でガッチリと壁の頂上を捉えた!!這い上がる!一気に頂上へ!!押したぁ!」


プシュッ(ボタンを押す)
パァァン!!(花火の音)

432nd STAGE 進出
緑谷出久(25)
残りタイム 12秒88



烏野える「クリアーー!!2人目のクリア者は、緑谷出久だーーー!!」
緑谷出久「(頂上でガッツポーズ)……よしっ!頑張ったよ、みんな!!」
烏野える「10秒以上の時間を残しての堂々たるクリア!停滞していた会場の空気を、この男が完全に打ち破りました!」
飯田天哉「緑谷くん!実に見事な脚力だ!君はまさにヒーローの鑑だぞ!」
緑谷出久「(照れながら)ありがとう、飯田くん!みんなの声援があったから、最後の一歩が出たんだ!」


レポーター「本日2人目のクリアを決めた緑谷出久選手!おめでとうございます!」
緑谷出久「(肩で激しく息をしながら)はぁ、はぁ……!ありがとうございます!本当に自分の筋肉と、これまで積み上げてきた特訓だけが頼りでした。途中で足が止まりそうになったけど、応援席のみんなの顔が見えて……!」
レポーター「12秒以上のタイムを残してのクリア、分析通りの展開でしたか?」
緑谷出久「いえ、そんな……!最後の『そり立つ壁』は、本当に皆さんの声援が押し上げてくれたんだと思います。」
烏野える「まさにヒーローの鑑!素晴らしい激走でした。2ndステージも期待しています!さあ、緑谷出久のクリアで完全に流れが来ました!続いて登場するのは、同じくチームL予選会を圧倒的な精神力で勝ち抜いたこの男!」

44チームL予選会代表
竈門炭治郎(22)



烏野える「鬼滅の刃より、竈門炭治郎22歳!家族を思い、仲間を思い、戦い抜いてきたその体に、もはや『不可能』の文字はないのか!?」
我妻善逸「炭治郎ーー!死ぬなよ!死んだら禰󠄀豆子ちゃんが悲しむだろぉぉ!」
嘴平伊之助「おい、三太郎!あのカベを猪突猛進でブチ抜いてこい!」
竈門炭治郎「頑張れ炭治郎、頑張れ!俺は今までよくやってきた!俺はできる奴だ!そして今日も、これからも、折れていても、俺がくじけることは絶対にない!」
烏野える「自らを鼓舞し、真っ直ぐな瞳で前を見据える!」

①クワッドステップス

烏野える「一歩一歩が力強く、そして正確だ!鼻の良さで足場の『隙』を嗅ぎ分けているのか!?淀みない動きで突破!」

②ローリングヒル

烏野える「山育ちの脚力が火を吹く!回転するローラーを逆に踏み台にするような勢いで駆け上がり、一気に下りきった!」

③ジャイアントホイール

烏野える「大きく跳躍!車軸をがっちりと掴みました!腕力が問われる場面ですが、鍛え上げられた前腕がビクともしません!鮮やかにクリア!」

④フィッシュボーン

烏野える「骨の回転を鋭い反射神経で回避!リズムを崩すことなく、まるで水の流れのようにスルリと通り抜けました!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「揺れる足場など、修業時代の狭霧山に比べれば造作もないか!?全速力のダッシュで駆け抜けた!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「さあ、ここが正念場だ!炭治郎、ロイター板を強く蹴った!」
竈門炭治郎「心を燃やせぇぇ!!」
烏野える「一本目を掴んだ!滑降!そして二本目へ……見事にキャッチ!!凄まじい集中力だ!そのまま対岸へ着地成功!」

⑦タックル

烏野える「ここからが苦しい!しかし炭治郎、足の回転が落ちない!140kg、160kg、180kg!鼻を鳴らし、全身の筋力を総動員して押し切った!!」

⑧そり立つ壁

烏野える「残るは壁のみ!1回目、駆け上がる……ああっ、あと数センチ届かない!残り時間は10秒!まだ行ける、炭治郎!2回目、さらに強く地を蹴った!!掴んだ!壁の頂上を両手でしっかりと捉えました!そして、頂上にあるボタンを押した!!」


プシュッ(ボタンを押す)
パァァン!!(花火の音)

442nd STAGE 進出
竈門炭治郎(22)
残りタイム 4秒12



烏野える「クリアーー!!緑谷出久に続き、竈門炭治郎も1stステージを突破しましたーー!!」
竈門炭治郎「(頂上で深く一礼)……ありがとうございました!皆さんの応援が、力になりました!」
竈門禰󠄀豆子「やるじゃん!」(拍手する)
竈門炭治郎「禰󠄀豆子、見ててくれたか!兄ちゃん、やり遂げたぞ!」
烏野える「なんという謙虚さ、そしてなんという強さ!チームL代表が立て続けに意地を見せつけました!」


レポーター「見事クリア!竈門炭治郎選手です!おめでとうございます!」
竈門炭治郎「(深く一礼して)ありがとうございます!本当に、本当に苦しかったです……!でも、応援してくれたみんなの『頑張れ!』という声が、鼻の奥に、心の中に届きました!」
レポーター「特に厳しかったエリアは?」
竈門炭治郎「ドラゴングライダーですね。バーを掴んだ時の衝撃が凄まじくて……。あそこで心が折れそうになりましたが、『全集中の呼吸』に近い、深い呼吸を意識してなんとか繋げることができました!」
烏野える「精神力の勝利ですね!さあ、この勢いのままにレジェンドが登場だ!」

45チームL予選会代表
パックマン(60)



烏野える「パックマン60歳!この円形の肉体が、KARASUKEの直線的な難関にどう立ち向かうのか!?」

①クワッドステップス

烏野える「おっと、意外な身のこなし!短い足をフル回転させて、4つの足場を跳ねるようにクリア!最後の足場からローリングヒルへダイレクトジャンプだ!」

②ローリングヒル

烏野える「ここは得意分野か!?自らも回転するかのような勢いで5本のローラーを攻略!下り坂も勢いに乗って、鮮やかに着地!」

③ジャイアントホイール

烏野える「さあ、円形対決!大きな車輪の軸をガシッと挟み込む!……が、やはり手が短いか!?必死に腕を引きつけるが、車輪の回転とともに体が大きく揺さぶられる!耐えた!腕が伸び切る寸前で耐えきり、対岸へ転がるように着地!」

④フィッシュボーン

烏野える「18本の骨が襲いかかる!パックマン、その丸い体格が災いし、骨との距離が近い!しかし、絶妙なタイミングですり抜けていく!足場を飛ばすことなく、4つ全て踏んでクリア!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「中央の不安定な足場で大きく揺れた!……が、持ち前の重心の低さでカバー!一気に駆け抜けた!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「最大の壁だ!ロイター板を強く踏み……ジャンプ!一本目のバーに手が届いた!しかし、滑降の衝撃が丸い体に響く!二本目への飛び移り……跳んだ!!」


スカッ……!!バシャーン!!


烏野える「あーーーっと!!届かない!あとわずか数センチ、指先がバーに届かなかった!パックマン、大きな水しぶきとともに池に沈んだーーー!!」

451st STAGE リタイア
パックマン(60)
チームL予選会代表



パックマン「(水の中から)まいった…。」


烏野える「レジェンド、ドラゴングライダーの高さに泣きました!さて、ここからは再び忍術学園勢!一般の部、教職員の部と、プロの忍たちが続々登場します!チームL勢の激走に続き、ここからは再び忍術学園からの刺客!一般の部を圧倒的な体力で制した、あの『いけいけどんどん』な男!」
中在家長次「……(無言で拳を突き出す)」
七松小平太「おう、長次!見てろよ!いけいけどんどーーん!!」

46忍術学園予選会一般の部優勝
七松小平太(47)


⑥ドラゴングライダー

烏野える「前半エリアを暴風のような勢いで突破してきた七松小平太!47歳になってもそのエネルギーは枯渇を知りません!さあ、高く設置されたロイター板から……跳んだーっ!」
七松小平太「いけいけどんどーーん!!」
烏野える「凄まじい跳躍!一本目のバーを力任せに掴み、そのままの勢いで滑降!二本目への飛び移りも、恐怖心など微塵も感じさせないダイブ!ガッチリと掴んで対岸へ着地!まさに破壊的スピード!」

⑦タックル

烏野える「さあ、ここからが小平太の本領発揮だ!合計480kgの重戦車!しかし、彼はこれを『トレーニング』だと思っているのか!?140kg、160kg、180kg!勢いで、すべての壁を瞬時に押し切った!速い、速すぎる!」

⑧そり立つ壁

烏野える「残るは壁のみ!小平太、助走なしに近い状態から壁に挑む!1回目、駆け上がる……あぁーっと!頂上を掴み損ねた!勢い余って壁を突き抜けんばかりのパワーでしたが、正確さを欠いたか!?残り時間は30秒以上ある!2回目、今度は狙いを定めて……跳んだ!!掴んだ!片手で頂上をへし折らんばかりの握力で固定!そのまま軽々と体を引き上げ、頂上のボタンを殴りつけるようにプレス!!」


プシュッ(ボタンを押す)
パァァン!!(花火の音)

462nd STAGE 進出
七松小平太(47)
残りタイム 24秒15



烏野える「出ました!4人目のクリア!忍術学園の野生児、七松小平太!20秒以上の大差を残して、魔城を『いけいけどんどん』と粉砕しましたーー!!」


七松小平太「わっはっは!細かいことは気にするな!次はもっと重い壁を用意しておけよー!」
潮江文次郎「おい小平太!お前、少しは体力を温存せんか!次は俺の番だ、見ていろ!」
烏野える「清々しいまでのパワープレイ!これで再びクリアへの道筋が太くなりました!」


レポーター「おめでとうございます!七松選手、全く息が切れていませんね!?」
七松小平太「わっはっは!これぐらい何てことないぞ!」
レポーター「ドラゴングライダーでの大ジャンプ、恐怖心はありませんでしたか?」
七松小平太「恐怖?そんな細かいことは気にするな!高く飛べば飛ぶほど気持ちいいじゃないか!次はもっと高いところから飛ばせてくれ!」
レポーター「2ndステージへの意気込みをお願いします!」
七松小平太「次も暴れ回ってやるぞ!みんな、しっかり見ていろよー!」


烏野える「まさに嵐のような男!この勢いは誰にも止められないのか!?さあ、続いては同じく忍術学園、小平太とは対照的に『鍛錬』を極めたあの男が登場です!忍術学園一、ギンギンに冷めた……いえ、ギンギンに熱い男!」

47忍術学園予選会一般の部敢闘賞
潮江文次郎(47)



烏野える「忍術学園予選会・敢闘賞、潮江文次郎47歳!会計委員長として鍛え上げた算盤捌き……ではなく、日夜繰り返される過酷な『鍛錬』で作り上げた鋼の肉体!小平太に遅れを取るわけにはいきません!」
立花仙蔵「文次郎、あまり気負いすぎて空回りするなよ。」
潮江文次郎「うるさい、仙蔵!俺はいつだってギンギンなんだ!見ていろ小平太、鍛錬の成果は嘘をつかない!」

①クワッドステップス

烏野える「一歩が重い!しかし速い!足場を捉えるたびに鋭い気合が響きます!クリア!」

②ローリングヒル

烏野える「登り坂、自慢の腕力でローラーをねじ伏せるように進む!下りも一切の迷いなし!ギンギンに進んでいく!」

③ジャイアントホイール

烏野える「大きく跳んだ!車軸をガッチリとホールド!まさに鋼の腕、遠心力に振られても体幹が全くブレません!完璧な着地!」

④フィッシュボーン

烏野える「骨を避けるというより、弾き飛ばさんばかりの迫力!リズム良く、力強く4枚の足場をパス!」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「揺れなど関係ない!自らの足音で吊り橋を震わせながら突破!残り時間は50秒を切った、いいペースだ!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「さあ、ここだ!ロイター板をギンギンに踏みつけた!ジャンプ!一本目のバーを掴み、猛烈な勢いで滑降していく!二本目への飛び移り……タイミングを見計らって……跳んだぁ!!」


ガシィィッ!!


烏野える「掴んだ!しかし衝撃が凄い!腕が抜けそうになるのを持ち前の根性で耐えた!着地成功!」

⑦タックル

烏野える「文次郎の本領発揮!480kgの重戦車が相手だ!しかし、日頃から重い算盤や武器を扱っている彼にとっては、これもまた鍛錬!140、160、180kg!足元をギンギンに踏みしめて一気に押し切った!」

⑧そり立つ壁

烏野える「残るは壁のみ!1回目、雄叫びを上げながら駆け上がる!……ああっ、届かない!あと10センチ!焦ったか!?残り時間は15秒!2回目!今度は壁を睨みつけ、さらに加速……高く跳んだ!!掴んだ!頂上を指が白くなるほどの力で握りしめた!そして…」


プシュッ(ボタンを押す)
パァァン!!(花火の音)

472nd STAGE 進出
潮江文次郎(47)
残りタイム 6秒22



烏野える「クリアーー!!忍術学園から二人連続の突破です!文次郎、ギンギンにクリアをもぎ取っていきました!」


潮江文次郎「(頂上で拳を突き上げ)見たかぁー!!これが、俺の、鍛錬だぁぁーー!!」
七松小平太「わっはっは!文次郎、顔が真っ赤だぞ!ゆでダコみたいだな!」
潮江文次郎「黙れ!これが男の熱さだ!」


烏野える「凄まじい熱量!1stステージの気温が上がったような気がします!」
レポーター「潮江選手、おめでとうございます!まさに『鍛錬』の成果が出ましたね!」
潮江文次郎「(顔を真っ赤にして息を荒げながら)ハァ、ハァ……!当たり前だ!毎日、重い鉄塊を持って走っている俺にとって、この程度の壁、動いて当然!だが……ドラゴングライダーの衝撃はギンギンに来たぞ!腕が持っていかれるかと思った!」
レポーター「そり立つ壁、1回目は失敗しましたが焦りは?」
潮江文次郎「焦りなどない!ただ壁に対する気合が足りなかっただけだ!2回目は壁を捻り潰すつもりで跳んだ!次もギンギンに行くぞー!」

⑥ドラゴングライダー



烏野える「さあ二本目、タイミングを合わせて……跳んだ!!……届かない!」


バシャーン!!

481st STAGE リタイア
土井半助(57)
忍術学園予選会教職員の部優勝


④フィッシュボーン



烏野える「骨を避ける瞬発力が……耐えきれない!足場が狭い!」


バシャーン!!


土井半助は、ドラゴングライダーの二本目のバーにわずかに指先が届かず、空中へ放り出され、木下鉄丸は、フィッシュボーンで骨を避ける際のバランス崩しを修正できず、池へ落下。


烏野える「プロの忍者たちでも、年齢という壁は高かったか……。さあ、いよいよ前半戦の最後、ゼッケン50番!みんなが知っている『愛と勇気のヒーロー』が満を持して登場です!教職員勢の熱い戦いに続き、ついに前半戦のラストバッター!空飛ぶ正義のヒーローが、なんと自慢のマントを脱ぎ捨ててKARASUKEの舞台に降り立ちました!」

50愛と勇気のヒーロー
アンパンマン(48)



烏野える「それいけ!アンパンマンより、アンパンマン48歳!その丸い顔に宿る『愛と勇気』、そして鍛え抜かれた生身の身体能力だけで、この絶望の魔城を照らせるか!?」
ジャムおじさん「アンパンマン、無理はいけないよ。君にはマントがないんだからね。」
バタコさん「アンパンマン!応援してるわよー!」
アンパンマン「たとえ飛べなくても、困っている誰かのために僕は進むよ!みんな、勇気を出して!」

①クワッドステップス

烏野える「意外にも足取りは鋭い!4つの足場をトントントンとリズム良く刻み、危なげなく突破!」

②ローリングヒル

烏野える「ここは顔の形が幸いしたか!?重心を低く保ち、回転するローラーに翻弄されることなく駆け上がった!下りもスムーズに着地!」

③ジャイアントホイール

烏野える「ジャンプして車軸をキャッチ!重力に耐えるその表情は真剣そのものだ!遠心力を腕力で抑え込み、対岸へしっかりと着地!」

④フィッシュボーン

烏野える「骨の回転を見切り、絶妙なタイミングですり抜けていく!愛と勇気が、彼を正確なステップへと導いているのか!?」

⑤ぐらぐら吊り橋

烏野える「揺れる足場を懸命に踏みしめる!バランスを崩しかけたが、バタコさんの声援を受けて立て直した!さあ、いよいよ魔のエリアへ!」

⑥ドラゴングライダー

烏野える「これが最大の試練だ!ロイター板を強く踏み込んで……ジャンプ!一本目のバーを掴んだ!重い顔を支えながら滑降していく!さあ二本目、タイミングを合わせて……跳んだ!!」


スカッ……!!バシャーン!!


烏野える「届かない!あと数ミリ、指先がバーの表面を滑るように掠めただけだ!ヒーロー、沈んだ!!やはりドラゴングライダーの壁は、愛と勇気だけでは越えられなかったのかーー!!」

501st STAGE リタイア
アンパンマン(48)
愛と勇気のヒーロー



アンパンマン「(水の中から)……顔が濡れて……力が……出ないよ……。でも、みんなの応援はちゃんと届いたよ……!」


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