烏野える「カロス地方の平和を守るMZ団、その特攻隊長が夜の静寂を切り裂いて登場!前回大会では見事に1st STAGEを攻略し、その実力が本物であることを証明しました。暴走するメガシンカを鎮めるが如き圧倒的な集中力で、2大会連続の2nd進出を狙います!仲間の期待、そして己のプライドを胸に、いざ出陣!」

80MZ団
ガイ(27)



烏野える「ガイ、27歳!」
マチエール「ガイなら大丈夫、信じてるよ!」
ピュール「落ち着いていってくださいね!」
デウロ「前回クリアしてるんだ、自信を持って!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①プリズムシーソー

烏野える「さあ、前回大会の1stクリア者、ガイがスタートを切った!まずは今回から導入された新エリア、プリズムシーソー。そのシーソーにガイが…」


バシャーン!!


烏野える「とびかかるーーー!!」
マチエール「えっ……!?」
デウロ「はぁ!?」
タウニー「なっ、何で…?」
マスカット「何ッ!?」
マリオ「マジかよ!」
ルイージ「えっ、ここで!?」

801st STAGE リタイア
ガイ(27)
MZ団



烏野える「何故だ!前回大会で1stステージをクリアした、ガイ!まさかの第1エリアでリタイアです!」


REPLAY
烏野える「シーソーに飛びかかったガイ。這い上がってシーソーを止めるガイ。飛び移る際、ローリングヒルのローラーの足を滑らせてしまい、落水。」


レポーター「ガイさん、残念でした……。まさか第1エリアで……。」
ガイ「(水の中から上がり、顔を拭いながら)……情けねぇ。新エリアだって分かってたはずなのに、前回のクリアでどこか『行けるだろう』って甘えがあったのかもしれません……。格好悪いところ見せて、本当にすまない。」
タウニー「MZ団の面汚し!」
デウロ「……ガイでもああなるのか。」
リアーナ「いよいよ、Beatcats最後のトリ!ミアの番だよ!」
サラ「頑張ってね!」
チェルシー「僕の分も頑張って!」
レイラ「絶対に落ちないでよ!」
エマ「Beatcatsの運命は全部あなたに託されたからね!」
リコ「思いっきり、全力で行っちゃえー!」
ミア「よーし!頑張るにゃん!みんな、私のクリアを期待しててね!」
ルビー「ミア、トイレ行った?」
サフィー「ルビー、今はその質問、一番しちゃいけないタイミングよ!」
ガーネット「あんたねぇ!空気読みなさいよ!!」


VTR
Beatcatsのボーカル担当、小悪魔ピンク担当のミア。アイドル活動に加え、現在は小学校の体育指導員を務めている。ミア、Beatcatsで『Type-L』を含め最初のクリア者となるのか!?


烏野える「仲間のリコ、エマ、チェルシー、そしてレイラ……。Beatcatsのメンバーが次々とこの魔城の牙にかかり、残るは彼女ただ一人となりました!普段は小学校の体育指導員として子供たちに運動の楽しさを教える彼女ですが、今日は自らが『最強の手本』となるべくスタート台に立ちます!小悪魔的な笑顔の裏に秘めたアスリートの魂を爆発させろ!Beatcats最後の希望、桃色の閃光が今、放たれる!」

81Beatcats 現役アイドル
ミア(26)



烏野える「ミア、26歳!」
リコ「ミア、あんたなら絶対いける!」
エマ「Beatcatsの意地を見せて!」
レイラ「ワタシたちの分まで、そのボタンを叩きなさい!」
チェルシー「ミア、頑張って……!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①プリズムシーソー

烏野える「Beatcats、運命のラストラン!まずは新エリア、プリズムシーソー。レイラが沈んだこのエリア、ミアは体育指導員らしく見事な重心移動を見せる!」

②ローリングヒル

烏野える「この軽やかなステップ!子供たちに教える跳躍術、まさにその実践編だ!ローリングヒル、ここはどうだ!?突破だ!」

③スクリュードライバー

烏野える「第3エリア・スクリュードライバー!他のメンバーは」


カチャッ!


烏野える「『Type-L』で経験したことはありますが、ミアだけは経験したことがない!ここは攻略できるか!?着地!」

④フィッシュボーン

烏野える「ここだ!メンバー3人が苦杯を舐めた因縁のフィッシュボーン!ミア、仲間の脱落シーンを脳裏に焼き付け…」


ベシィッ!!


ミア「きゃあっ!?」


バシャーン!!


烏野える「てーーーーー!!」
チェルシー&リコ&エマ「ああーーーーー!!」
レイラ「Beatcats……全滅……!?」

811st STAGE リタイア
ミア(26)
Beatcats 現役アイドル



烏野える「ミア、お前もかーー!!まさにフィッシュボーンの呪縛!これでBeatcats、5人全員が1st STAGEで姿を消したーーー!!」


REPLAY
烏野える「フィッシュボーンの動きを読み取って、駆け抜けようとしましたが…3本目の骨に押し出されてしまい、水の中へ。体育指導員としてのプライドを持って挑みましたが、魔城の壁はあまりにも厚かった!」


ミア「(水の中から顔を出し、呆然として)……悔しい……。みんなに『期待してて』なんて言ったのに……。フィッシュボーン、あんなに速いなんて……っ。」
リコ「ミア、責めないで……。ウチらもあそこでやられたんだもん。あんたは一番長く戦ったよ!」
ガーネット「(それを見て)……アタシも頑張らないとね!Beatcatsが全滅……アタシが討たなきゃ気が済まないわ!」

82ドラゴンストーム
キバナ(32)



烏野える「砂嵐を巻き起こす情熱で、1stステージを蹂躙せよ!キバナ、32歳!」

⑦ドラゴングライダー

烏野える「ドラゴンストームがドラゴングライダーに挑む!そして、ドラゴン…」


スカッ…!バシャーーーン!!


烏野える「ダイブーーーーー!」

821st STAGE リタイア
キバナ(32)
ドラゴンストーム



ホップ「キバナがドラゴングライダーを失敗するなんて…おかしいだろ!?」
ダンデ「これもまた勝負の厳しさ、そしてこの魔城の恐ろしさということか。」

83軍人
フリッピー(53)



烏野える「トラウマを乗り越え、目指すは完全制覇という名の勝利のみ。全軍、突撃開始!フリッピー、53歳!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①プリズムシーソー

烏野える「戦場を知る男に、この程度の揺れは些細な障害か!?ローリングヒルへの飛び移りだ!」


バシャーン!!


烏野える「ああーーーっと!足場に届いてないーーー!!」

831st STAGE リタイア
フリッピー(53)
軍人



フリッピー「浦和ああああああああああああああーーーーーーーーーーー!!」


チェルシー「いよいよ、ガーネットの出番だね。」
ガーネット「サフィーがここまで行けたなら、アタシはクリアしないとね!」
ルビー「ガーネット、トイレ行った?」
ガーネット「今このタイミングで聞くことじゃないでしょーが!行ってないわよ!」
ルビー「我慢できなかったら…」
サフィー「(ルビーの口を塞ぐ)ガーネット、気にしないでね!」
ルナ「ガーネット、頑張るんだナ!サフィーがそり立つ壁まで行けるならあなたは絶対クリアできるんだナ!」
ガーネット「あったりまえじゃない!ルナ、見てなさい。」


VTR
前回の『KARASUKE』では…


烏野える「あと2秒、1秒…!」


バンッ!!


烏野える「そり立つ壁に挑戦する前にタイムアップです!」


ガーネット「……あと、もう少しだったのに……。みんな、ごめんね……。」


前回、そり立つ壁まで到達した女性陣は2人。ガーネットもその1人。これより難易度が低い『Type-L』では1stステージを突破している。今回の大会こそは1stステージクリアになるか!?


烏野える「前回大会では、あと数秒……!そり立つ壁を目の前にして、非情なタイムアップの音が聖地に響きました。しかし、その悔しさを糧に彼女は牙を研ぎ続けてきた!修行中の保育士として子供たちと接する傍ら、己の肉体を限界まで追い込み、再びこの鋼鉄の魔城へと帰還しました。親友のサフィーが見せた激闘、そしてBeatcatsが散っていった無念……その全てを背負い、宝石の如き輝きを放つ準備は整っています!」

84KARASUKE修行中の保育士
ガーネット(25)



烏野える「紅蓮の闘志を燃やすガーネット、悲願の1stクリアへ向かって、いざ出陣!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①プリズムシーソー

烏野える「悲願の1stクリアへ、ガーネットが飛び出した!まずは新エリア・プリズムシーソー。ガーネット、超難関を突破できるか!?ローリングヒルへ…」

②ローリングヒル

烏野える「飛び移った!ああーーーっと!」
ガーネット「あああああぁぁぁーーー!」


バシャーン!!


烏野える「弾かれてしまったーーー!!」
ルナ「早すぎるんだナ!」
チェルシー「えっ!?」
ルビー「えーーーーー!?どういうこと!?」
サフィー「ガーネット…。どうしてここで…。」

841st STAGE リタイア
ガーネット(25)
KARASUKE修行中の保育士



烏野える「嘘だろーーー!!ガーネット、まさかのローリングヒルでリタイア!前回、あと一歩で壁まで到達したガーネット。まさか、まさかの!」


REPLAY
烏野える「シーソーを完璧にこなしたガーネット。しかし、ローリングヒルへ飛び移った際、三本目のローラーに置いた右足。回転に抗うことができず、そのまま足が流れてしまった…。」


レポーター「ガーネットさん……まさか、こんなに早く……。」
ガーネット「(水の中から這い上がり、震える声で)……信じられない……。アタシ、何やってるのよ……。サフィーの応援も、Beatcatsのみんなの想いも……全部、台無しにしちゃった……。(顔を覆って)……悔しい、悔しすぎるわよ!!」
サフィー「ガーネット……!そんなに自分を責めないで。」
ルビー「ガーネットが泣いてる……。」
チェルシー「ガーネットでもあんなに早く落ちちゃうなんて……。」
ルナ「ガーネット……。あんなに練習してたのに、現実は非情なんだナ……。」
リコ「……っ、ガーネット!顔を上げなよ!あんたの悔しさは、ウチらBeatcatsが一番よくわかってるから!」
エマ「そうだよ!あなたが一番、この日のために自分を追い込んでたよ!その姿は、絶対無駄じゃないから……!」
サフィー「今はゆっくり休んで。あなたの燃やした闘志は、きっと誰かが引き継いでくれるはずよ。」
ミア「……ごめんね、ガーネット。ミアが先にクリアして勇気を与えられてれば……っ。一緒に、リベンジしよ?」
レイラ「……全滅か。でも、あんたのあの最初の一歩、誰よりも鋭かったわ。次は絶対、壁の向こうへ行こう。」


田中龍之介「次は俺だーーー!」
西谷夕「龍!勢いに呑まれんなよ!足元、しっかり見て行け!」
日向翔陽「田中さん!ぶちかましてきてください!!」
影山飛雄「……無駄な動きが多そうっすね、田中さんは。」
菅原孝支「影山、お前そういうこと言わないの!田中、落ち着いてな!」
月島蛍「ま、せいぜい派手に散らないでよね。」
及川徹「あーあ、烏野の次男坊くん、鼻息荒すぎじゃない?」
東峰旭「田中、深呼吸だ!心臓、止まってないか!?」
澤村大地「田中!お前の根性、この魔城に見せてやれ!」
田中龍之介「行くぞーーー!」


烏野える「さあ、聖地に激震が走っています!前回クリア者のガイ、実力派アイドル・ミア、そして女性有力選手・ガーネットまでもが新エリアの藻屑と消えた!そんな重苦しい空気を切り裂くのは、この男しかいない!烏野高校バレー部、かつての切り込み隊長!西谷が繋いだ希望のパスを、今度は彼が最強のスパイクに変えて叩き込む!30歳を迎え、さらに凄みを増したその根性、鋼鉄の魔城に見せつけてやれ!」

85烏野高校卒業生
田中龍之介(30)



烏野える「田中龍之介、30歳!」
田中龍之介「っしゃあぁぁー!ソイソイソイソォーイ!!」


プッ、プッ、プッ、プー!

①プリズムシーソー

烏野える「雄叫びと共にスタート!速い、速いぞ!」

②ローリングヒル

烏野える「あっという間に飛び移った!」
日向翔陽「すごいぞ!」
烏野える「続いてローリングヒル!ここもどうだ!?突破ーーー!!」

③スクリュードライバー

烏野える「さあ、未知のスクリュードライバーです。」


カチャッ!


烏野える「この日のために、彼は母校の体育館で何度も何度もロープを使い、空中での姿勢制御を特訓してきたと言います。今、その成果が出るか!?」
影山飛雄「あの人、バレーのスパイクと同じで、一番力の伝わる姿勢を無意識に作ってやがる。」

④フィッシュボーン

烏野える「フィッシュボーンです。20本の骨が牙を剥く!しかし田中、ここで止まらない!『止まれば叩かれる、なら突き抜けるのみ!』と言わんばかりの突進!」
及川徹「うわぁ、エグいね。あんなの、まともにタイミング合わせる気ゼロでしょ。」

⑤ポッピングロード

烏野える「多くの涙を飲ませたポッピングロード!砂浜でのトレーニングを共にしてきた日向のアドバイスが活きているか!不安定な足場を、強靭な体幹でねじ伏せていく!」
西谷夕「やるじゃん!」
月島蛍「当たり前だろ。」

⑥フライングハング

烏野える「鬼門のフライングハング!滑り台を一気に滑り降りる!田中、目は開いているか!?……ロープを掴んだ!引き寄せる!ネットに掴まった、掴まったぞ!!一歩ずつ、慎重にネットを渡りきる!西谷ができるのにできないなんてことはない!」
マリオ「速いぞ…。」
ルイージ「確かに。」

⑦ドラゴングライダー

烏野える「最大の難所、ドラゴングライダー!ここで散れば全てが水の泡!田中、渾身のジャンプ!一本目を掴む!ジュンサカで2本目を」


ガシッ!


烏野える「掴む!田中も突破できるか!?なんとか着地ーーー!」
野原しんのすけ「やばいゾ!」
烏野える「残るのは壁のみだ!」

⑧そり立つ壁

烏野える「さあ、そり立つ壁!田中、ここで手を休めているか!?さあ、田中が壁に向かって走って行ったーーー!届いたぁぁーーー!!」


カチッ
プシューーーーッ!


田中龍之介「っしゃぁああああーーーーー!!」

852nd STAGE 進出
田中龍之介(30)
残りタイム 19秒98



烏野える「田中龍之介、30歳の咆哮が緑山に響き渡る!西谷に続き、烏野コンビ、揃って2nd STAGE進出決定!!」
田中龍之介「(頂上でシャツを脱ぎ捨てて振り回しながら)夕、見たかコノヤロー!!」
西谷夕「龍ーーー!!最高だぜお前!!」
日向翔陽「田中さーん!すげぇー!!」
影山飛雄「……まあ、あそこまでパワーで押し切れば、そうなりますよね。」
菅原孝支「影山、素直に褒めてやれよ(笑)」


レポーター「田中選手、おめでとうございます!最後は気合の突破でしたね!2nd STAGEでは、西谷選手も待っています。」
田中龍之介「(息を切らしながら)……あー、最高だ!正直、壁で1回滑った時は焦ったけどよ、仲間の声が聞こえたら体が勝手に動いたんだ!俺を誰だと思ってんだ、烏野の田中龍之介だぞ!!アイツと二人で、最後まで暴れ回ってやるぜ!ソイソイソォーイ!!」


次に挑むのはこの男だ。
鬼島節央「次は俺か!」
鬼島武人「リクヤに負けたのは悔しいけど……。父ちゃん、俺の分まで絶対にリクヤが落ちたあのシーソーを越えて、最後まで行ってよ!」
鬼島愛子「お父ちゃん、頑張れー!世界で一番かっこいいところ見せて!」
鬼島美智代「あなた、子供たちがみんな見てるわよ。怪我だけは気をつけて、思い切り暴れてきて!」
鬼島左助「節央、リクヤはもうリタイアしてるんだ。ジュニアの雪辱を果たすなら今しかないぞ。鬼島三兄弟の長男として、背中を見せてやれ!」
鬼島右近「兄貴、力みすぎるなよ!いつも通りやれば、壁なんて余裕だろ!」


VTR
鬼島節央、30歳。子供は小学5年生・長男の武人と小学3年生の清人。それに小学1年生の愛子の3兄妹。妻の美智代の5人暮らし。そして兄の左助と弟の右近の3兄弟がいる。
中でも長男はジュニアカップに出場していたが、今大会、ゼッケン37番・リクヤで出場したリクヤに敗れ本戦出場を逃した。
節央はジュニアカップの出場を逃した長男の分、2ndステージへ駒を進めることはできるか!?


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