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ジャンル別/小説/バラエティ/L07/1/12
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TITLE:3rdステージ開幕!FINALに進出する者は現れるか!? &size(30){&color(Red){''3rd STAGE''};}; &br; ヨッシー「あんな高いところにぶら下がるなんて、ボクには絶対無理だよ……!」 マリオ「大丈夫だ、ヨッシー。ここまで来たら、あとは自分の指先を信じて進むだけさ。見ててくれ、ピーチ姫!」 ルイージ「兄さん……手が震えてるよ。無理しないで。3rdステージは、今までの冒険とは次元が違うんだから!」 日向翔陽「3rdステージは絶対クリアできないよな?」 影山飛雄「日向ボゲェ!俺ができるっつったら、やるんだよ。お前はそこで指くわえて見てろ。」 カラテ家「正拳突きの勢いで突破してみせるッス!」 ホップ「アニキが落ちるわけないだろ?」 ダンデ「そりゃあそうだ!俺は今日のためにトレーニングを一生懸命頑張ったからな!」 ゴウ「サトシ!俺の分まで頑張ってくれ!」 サトシ「俺は一人で戦ってるんじゃない。みんなの想いと一緒に、絶対、絶対、最後まで走り抜くぞ!!」 ドナルド・マクドナルド「頑張れよ!マリオ!」 マリオ「もちろんだ!」 &br; その男の自宅裏には、異様な光景が広がっていた。キノコ王国の英雄として、数々の死線を潜り抜けてきたマリオ。しかし、この魔城を攻略するためには、これまでの冒険だけでは足りないことを彼は誰よりも知っていた。 マリオ「ルイージ、今のジャンプ、あと数センチ足りないな。」 ルイージ「兄さん、もう今日はやめようよ!配管工事の仕事の後にこんなの……体力が持たないよ。クッパ城の冒険より過酷だよ!」 ヨッシー「またマメが潰れてるよ。そんなに自分を追い込まなくても、ボクたちがついてるのに。」 ピーチ「いいえ、マリオは分かっているのよ。この『魔城』は、誰かの助けじゃなく、自分の指先だけで運命を切り拓かなければならない場所だってことを。」 マリオ「……ああ。キノコ王国ではスーパーキノコやスターに助けてもらうこともある。でも、ここでは僕の『素手』だけが頼りだ。この小さな指先一本に、29年間の人生すべてを乗せて耐えなきゃいけないんだ。」 ルイージ「兄さん……。分かったよ。」 マリオ「助かるよ、ルイージ。……よし、もう一回だ。指の皮が剥けようが、腕が動かなくなろうが……あの頂上へ行くまでは止まれないんだ!」 &br; スタッフ「完全制覇したら、何をしたいのですか?」 マリオ「(少し照れくさそうに笑って)……そうだね。ピーチ姫に、世界で一番甘いケーキを焼いてもらって、ルイージやヨッシー、キノピオたちみんなで、あの頂上から見た景色の話をしながらパーティーをしたいな。……あ、それと。配管工としての腕を活かして、このKARASUKEのセットの修繕も手伝わせてもらおうかな(笑)。」 &br; 烏野える「「勝つ」は己に勝つよりは大なるはなし。3rdステージ。ファイナル行きを阻む難関のパビリオンに1st、2ndという二つの地獄をくぐり抜けた5名の猛者たちが挑みます!まずは、1stステージを異次元のスピードで駆け抜け、2ndの『ぬめぬめ』をも嘲笑うかのように突破した、キノコ王国のスーパーヒーロー!」 &br; |CENTER:30|LEFT:300|c |BGCOLOR(darkorchid):''&color(Red){90};''|BGCOLOR(darkorchid):&color(Blue){''配管工''};| |>|BGCOLOR(darkorchid):CENTER:''マリオ(29)''| &br; 烏野える「全ステージ最速通過の看板を背負い、今、天空のジャングルジムへと手をかける!配管工、マリオ、29歳!」 ルイージ「兄さん、腕を使いすぎないで!足で回すんだ!」 マリオ「よし!いくぞ!」 緑山の夜気は冷たく、観客の喧騒さえも遠く感じるほどの静寂が、スタート地点を包み込む。マリオは深く、長く息を吐いた。見上げる先には、暗闇に浮かび上がる無慈悲な突起とレールの群れ。 マリオ「ここからが本当の勝負だ!」 烏野える「第1回KARASUKE、3rdステージ、最初の挑戦者です!」 マリオはグローブを締め直し、鉄のレールに手をかけた。 &br; |BGCOLOR(Silver):CENTER:&color(Yellow){''①スカイサイクリング''};&br;&color(Red){''走行距離5m''};| 烏野える「さあ、空中散歩の始まりだ!逆さまの自転車にぶら下がり、己の脚で進路を切り拓く!腕にかかる自重を腹筋で支え、ペダルを回す!」 ルイージ「兄さん、漕いで!腕をロックして、体幹で支えるんだ!」 烏野える「ガシャン、ガシャンとレールの継ぎ目を越えるたびに、衝撃が腕の付け根を襲う!しかしマリオ、一切の揺らぎなく終着点へ到達!ストッパーに激突した勢いを利用し、1本目のバーを掴んだ!ここからは腕力の修験道!」 ゴウ「うわあ、あんな不安定なバーを飛び移るのか!?サトシ、あんなの不可能だよ!」 &br; |BGCOLOR(Silver):&color(Yellow){''②フライングバー''};| 烏野える「体を大きく振り、放物線を描いて2本目!」 ドナルド「いいぞー!」 烏野える「3本目へ!飛んだ!捉えた!」 野原しんのすけ「おぉ〜、おじさん、空飛ぶムササビみたいだゾ!かっこいい〜!」 烏野える「乳酸が溜まり始める腕を根性で引き寄せ、マリオは未知の領域、シャンデリアへと狙いを定める!」 ホップ「いけっ!その勢いで飛び移れ!!」 日向翔陽「うおぉぉ!飛べ!マリオ!高く、もっと遠くへ!!」 烏野える「3本目のバーから直接飛び移る!」 ふらわっち「未知のエリアよ!」 烏野える「狙うはシャンデリアブランコリン、1本目のランプだ!行けぇぇ、マリオ!!」 マリオ「……っ!?」 &br; ''バシャーン!!'' &br; 烏野える「ああーー!!マリオ、届かない!」 ルイージ「兄さんーーーーー!!」 ヨッシー「あららー!」 ピーチ「マリオーーーーー!!」 烏野える「空中庭園の最初の跳躍、シャンデリアに嫌われたーー!!1st最速の男、力尽きました!!」 &br; |CENTER:30|LEFT:300|c |BGCOLOR(darkorchid):''&color(Red){90};''|BGCOLOR(darkorchid):CENTER:&color(Red){''3rd STAGE リタイア''};| |>|BGCOLOR(darkorchid):CENTER:''マリオ(29)''| |>|BGCOLOR(darkorchid):CENTER:&color(Blue){''配管工''};| &br; ルイージ「兄さん!!そんな……あんなに順調だったのに!」 ピーチ「マリオ!怪我はない!?……信じられない、あのマリオが……」 ヨッシー「マリオ、大丈夫!?」 マリオは水面から顔を上げ、濡れた帽子を握りしめたまま、ただ静かにシャンデリアを見上げた。 マリオ「……滑ったんじゃない。僕の力が、この魔城に届かなかったんだ。……完敗だよ」 カラテ家「マリオさんほどの人が、エリアの序盤で……。3rdステージ、ここはまさに『腕力の墓場』ッス!」 ダンデ「これが重力の重みか。チャンピオンといえど、この空中ではただの一人の挑戦者に過ぎないということだな……。」 &br; レポーター「マリオ選手、まさかの結末です。手応えはあったように見えましたが……」 マリオ「スカイサイクリングで思っていた以上に腕を使わされたよ。最後、バーを離す瞬間に力が逃げてしまった。……悔しいけれど、これがKARASUKEなんだね。」 ピーチ「マリオ……、あなたは私たちのためにあんなに練習していたのに。でも、怪我がなくて本当に良かったわ。あなたはいつだって私たちのヒーローよ。」 ルイージ「兄さん……。あんなにボロボロになるまで庭でぶら下がってたのに。3rdステージは、やっぱり化け物だよ。」 ヨッシー「マリオ、ゆっくり休んで。帰ったらピーチ姫のケーキ、ボクも一緒に食べるからね!」 マリオ「(仲間たちを見て、少し微笑み)ああ。次は、もっと指先を鍛えて戻ってくるよ。……ピーチ姫、ケーキの約束、楽しみにしてるよ。」 &br; 日向翔陽「3rdステージ、あんなの人間ができるのかよ……」 影山飛雄「……あいつにできて、俺にできないはずがねぇ。指先一つ、狂いなくボールを操るのがセッターだ。」 月島蛍「……見てよ。あのマリオさんが最初のエリアであんなに消耗するなんて。王様、今さら怖気づいて逃げ出したりしないでよね?」 及川徹「飛雄ちゃん、バレーのトスは重力に逆らってボールを上げるけど、ここは自分の体重すべてを指先で支えなきゃいけない。君のその重いプライドごと、耐えられるかな?」 西谷夕「影山!指先の感覚は誰よりも研ぎ澄まされてるはずだ!ボールを触るように、あのレールを支配してこい!」 田中龍之介「気合だ影山!烏野のセッターは、どんな状況でもトスを上げきるんだろ!?ここは自分自身を3rdの頂上へトスしろ!!」 影山飛雄「……分かってます。トスも、このコースも、落としたら負けだ。」 &br; その指先は、コンマ1秒の狂いも許さず、スパイカーの打点へとボールを運ぶ。世界が認めた精密機械、影山飛雄。 日向翔陽「おい影山!また落ちた!お前、指先の力はすごいのに、ぶら下がるとすぐ真っ赤になるな!」 影山飛雄「……うるせぇ。セッターの指先は、ボールを弾くためのもんだ。耐えるために作ってねぇんだよ。……だが、言い訳にはなんねぇ。」 &br; 自作の『クリフハンガー』と『バーティカルリミット』。指先数センチで生死が決まるそのエリアを前に、彼はかつてない壁に直面していた。 月島蛍「……見てよ。王様が必死に板切れにしがみついてる。滑稽だけど、その執念だけは認めてあげるよ。でも、本番で池ポチャしたら笑ってあげるからね。」 影山飛雄「……月島、お前は黙って見てろ。この指先に、俺のバレー人生のすべてを叩き込む。」 及川徹「飛雄ちゃん、指先だけじゃダメだよ。その指の先にある『重力』を支配しなきゃ。君のトスと同じ、一瞬の油断が命取りになる場所だよ。」 影山飛雄「……わかってます。及川さん。俺は、自分自身を頂上まで『セット』してみせます。」 西谷夕「影山!指先の感覚は誰よりも研ぎ澄まされてるはずだ!」 田中龍之介「気合だ影山!烏野のセッターは、どんな状況でもトスを上げきるんだろ!」 影山飛雄「……あの日向に、不恰好な姿は見せられない。俺が勝つ。」 &br; 烏野える「かつてコートを支配した『王様』は、今、孤独な挑戦者としてこの天空の要塞に立ち向かいます!日向とのコンビで磨き上げたあの精密なトスワークは、自らの肉体を頂上へと導く導火線となるのか。烏野高校卒業、プロバレーボール界の至宝!」 &br; |CENTER:30|LEFT:300|c |BGCOLOR(darkorchid):''&color(Red){91};''|BGCOLOR(darkorchid):&color(Blue){''烏野高校卒業生 バレー選手''};| |>|BGCOLOR(darkorchid):CENTER:''影山飛雄(29)''| &br; 烏野える「影山飛雄、29歳!」 日向翔陽「影山!お前、指先ばっかり気にしてると足が疎かになるぞ!しっかり漕げよ!」 影山飛雄「……うるせぇボゲェ。分かってる。」 影山はスタート台の縁に立ち、軽く指先を動かした。セッターとして何万回、何十万回と繰り返してきたルーティン。しかし、目の前に広がる景色はバレーコートではない。漆黒の闇に浮かぶ、冷徹な鉄の軌道だ。 静寂の中、自分の鼓動だけが耳元で鳴り響く。先ほどマリオが上げた水しぶきが、まだ空気中に湿り気として残っている。影山は深く、鋭く息を吸い込んだ。 影山「……行くぞ。」 &br; |BGCOLOR(Silver):CENTER:&color(Yellow){''①スカイサイクリング''};&br;&color(Red){''走行距離5m''};| 烏野える「さあ、スタートを切った!逆さまの自転車、スカイサイクリング!影山、持ち前の長いリーチを活かしてハンドルをホールド。しかし、ここからが地獄の始まりだ!」 及川徹「飛雄ちゃん、フォームが硬いよ。腕だけで支えようとしたら、すぐにパンパンになっちゃうよ?」 烏野える「影山、必死にペダルを回す!ガシャン!ガシャン!と鈍い音が闇に響く。中間地点!しかし、レールの継ぎ目を越える際の衝撃が、限界に近い前腕を直撃する!」 影山飛雄「くっ……!まだ……まだだ……!!」 烏野える「執念でペダルを蹴る!終着点のストッパーが見えてきた!あそこを叩いた勢いで、前方のフライングバーへ飛び移らなければならない!」 影山飛雄「今だ!!」 烏野える「ストッパーに激突!その反動を利用し、影山がハンドルを放した!前方のバーへ、渾身の力で右手を伸ばす!!」 &br; ''バシャーン!!'' &br; 烏野える「ああーーーっと!!」 日向翔陽「影山ーー!!バカ!お前のバカ!!」 及川徹「……あーあ。」 月島蛍「王様ーーー!」 西谷夕「影山ぁー!あの距離、あとほんの少しだったぞ!」 田中龍之介「嘘だろ……あいつのパワーがあのバーに弾き返されたのかよ!?」 サトシ「影山!」 カラテ家「な、何だ!?」 烏野える「影山飛雄、最初の跳躍で力尽きた!!フライングバーに指一本かけることもできず、緑山の水底へ沈みましたーー!!」 &br; |CENTER:30|LEFT:300|c |BGCOLOR(darkorchid):''&color(Red){91};''|BGCOLOR(darkorchid):CENTER:&color(Red){''3rd STAGE リタイア''};| |>|BGCOLOR(darkorchid):CENTER:''影山飛雄(29)''| |>|BGCOLOR(darkorchid):CENTER:&color(Blue){''烏野高校卒業生 バレー選手''};| &br; 日向翔陽「影山!お前、何やってんだよ!俺に『見てろ』って言ったじゃねーか!ちくしょー、お前でも届かないのかよ……!!」 及川徹「……飛雄。君のトスは完璧でも、自分を打ち上げるトスはまだ練習不足だったみたいだね。……次は、もっと泥臭く練習しなよ。」 カラテ家「影山選手ですら、バーに触れることすら叶わない……。これが3rdステージの真の恐ろしさッスか……!」 影山飛雄「(水面から顔を上げ、荒い呼吸を吐きながら)……クソッ……。重力が……こんなに、遠いのか……。」 田中龍之介「影山ぁー!!お前が、あの影山が、一度もボールに触らせてもらえないような負け方するなんて……信じられねぇ!」 西谷夕「影山!指先がかからなかったのは、お前が全力を出し切った証拠だ!顔を上げろ!」 日向翔陽「バカ影山!お前がいない3rdステージなんて、つまんねーだろ!……ちくしょー、悔しいな、おい!!」 &br; レポーター「影山選手、残念でした……!」 影山飛雄「(水から上がり、震える指先を見つめて)……指先に力が入りませんでした。ハンドルを離した瞬間、自分の体が鉛みたいに重く感じて……。日向に……合わせる顔がねぇです。」 西谷夕「何言ってんだ影山!お前がそこまで挑んだ姿、俺たちはしっかり見たぞ!」 田中龍之介「そうだ!この悔しさをトスに変えて、また戻ってくりゃいいんだよ!」 日向翔陽「……影山。お前が落ちた分、次は俺が1stも2ndも、もっと速くクリアして、お前を3rdまで連れてってやるからな!待ってろよ!」 及川徹「飛雄ちゃん、その顔。……次はもっと『可愛くない』くらい強くなって戻ってきなよ。」 西谷夕「前だけ見てろ影山!背中は俺たちが守ってやるって言っただろ!」 田中龍之介「烏野は、一度の負けで終わるチームじゃねぇんだよ!」 影山飛雄「……(少し俯き、拳を握りしめて)……はい。次は、絶対に落としません。」 サトシ「影山の分まで、俺たちが3rdを攻略してみせるぜ!」 カラテ家「次は私の出番ッス!」 カラテ家の父「正拳突きで空気を裂くように飛べ!お前の突きは、岩をも砕くはずだ。この鉄の塊に、お前の『道』を見せてやれ!」 &br; 突き進む道に、迷いなし。現役空手家として40歳を迎えた今も、己の肉体を研ぎ澄まし続ける男がいる。最年長クリアの期待を背負う、カラテ家。 カラテ家「空手の試合は数分で決着がつきますが、この魔城は数十分、数時間の集中力を求めてくる。40歳の体力がどこまで通用するか、己への挑戦ッス。」 &br; カラテ家「(指先だけでぶら下がりながら)……指が千切れても離さない……!この一突きならぬ『一掴み』に、全人生をかけるッス!」 レポーター「おやおや!こんなところに!頑張ってますね!」 覆面レスラー「カラテ家!お前の突きはそんなもんか!」 カラテ家「そんなもんではない!」 記者達「あんな修行、人間ができる業じゃない……。まさに現代の武蔵だ。」 &br; スタッフ「目標は何ですか?」 カラテ家「ただのクリアじゃないッス。40代でも、名だたるヒーローたちを抑えて『最強』になれる。それを証明して、道場の子供たちに勇気を与えたいッス!」 &br; カラテ家の父「いいか、力むな!指先に意識を集中させ、呼吸で体重を消すんだ。」 カラテ家「……父上、見えてきたッス。鉄の向こう側にある、ファイナルの景色が!」 カラテ家の父「迷わず行け。お前の歩んできた道が、そのまま頂上へ続いている。」 カラテ家「行ってくるッス!!」 &br; &size(30){''不惑の挑戦。40歳の拳が、魔城の静寂を打ち破る。''}; &br; [[次のエピソードへ>ジャンル別/小説/バラエティ/L07/1/13]]
TITLE:3rdステージ開幕!FINALに進出する者は現れるか!? &size(30){&color(Red){''3rd STAGE''};}; &br; ヨッシー「あんな高いところにぶら下がるなんて、ボクには絶対無理だよ……!」 マリオ「大丈夫だ、ヨッシー。ここまで来たら、あとは自分の指先を信じて進むだけさ。見ててくれ、ピーチ姫!」 ルイージ「兄さん……手が震えてるよ。無理しないで。3rdステージは、今までの冒険とは次元が違うんだから!」 日向翔陽「3rdステージは絶対クリアできないよな?」 影山飛雄「日向ボゲェ!俺ができるっつったら、やるんだよ。お前はそこで指くわえて見てろ。」 カラテ家「正拳突きの勢いで突破してみせるッス!」 ホップ「アニキが落ちるわけないだろ?」 ダンデ「そりゃあそうだ!俺は今日のためにトレーニングを一生懸命頑張ったからな!」 ゴウ「サトシ!俺の分まで頑張ってくれ!」 サトシ「俺は一人で戦ってるんじゃない。みんなの想いと一緒に、絶対、絶対、最後まで走り抜くぞ!!」 ドナルド・マクドナルド「頑張れよ!マリオ!」 マリオ「もちろんだ!」 &br; その男の自宅裏には、異様な光景が広がっていた。キノコ王国の英雄として、数々の死線を潜り抜けてきたマリオ。しかし、この魔城を攻略するためには、これまでの冒険だけでは足りないことを彼は誰よりも知っていた。 マリオ「ルイージ、今のジャンプ、あと数センチ足りないな。」 ルイージ「兄さん、もう今日はやめようよ!配管工事の仕事の後にこんなの……体力が持たないよ。クッパ城の冒険より過酷だよ!」 ヨッシー「またマメが潰れてるよ。そんなに自分を追い込まなくても、ボクたちがついてるのに。」 ピーチ「いいえ、マリオは分かっているのよ。この『魔城』は、誰かの助けじゃなく、自分の指先だけで運命を切り拓かなければならない場所だってことを。」 マリオ「……ああ。キノコ王国ではスーパーキノコやスターに助けてもらうこともある。でも、ここでは僕の『素手』だけが頼りだ。この小さな指先一本に、29年間の人生すべてを乗せて耐えなきゃいけないんだ。」 ルイージ「兄さん……。分かったよ。」 マリオ「助かるよ、ルイージ。……よし、もう一回だ。指の皮が剥けようが、腕が動かなくなろうが……あの頂上へ行くまでは止まれないんだ!」 &br; スタッフ「完全制覇したら、何をしたいのですか?」 マリオ「(少し照れくさそうに笑って)……そうだね。ピーチ姫に、世界で一番甘いケーキを焼いてもらって、ルイージやヨッシー、キノピオたちみんなで、あの頂上から見た景色の話をしながらパーティーをしたいな。……あ、それと。配管工としての腕を活かして、このKARASUKEのセットの修繕も手伝わせてもらおうかな(笑)。」 &br; 烏野える「「勝つ」は己に勝つよりは大なるはなし。3rdステージ。ファイナル行きを阻む難関のパビリオンに1st、2ndという二つの地獄をくぐり抜けた5名の猛者たちが挑みます!まずは、1stステージを異次元のスピードで駆け抜け、2ndの『ぬめぬめ』をも嘲笑うかのように突破した、キノコ王国のスーパーヒーロー!」 &br; |CENTER:30|LEFT:300|c |BGCOLOR(darkorchid):''&color(Red){90};''|BGCOLOR(darkorchid):&color(Blue){''配管工''};| |>|BGCOLOR(darkorchid):CENTER:''マリオ(29)''| &br; 烏野える「全ステージ最速通過の看板を背負い、今、天空のジャングルジムへと手をかける!配管工、マリオ、29歳!」 ルイージ「兄さん、腕を使いすぎないで!足で回すんだ!」 マリオ「よし!いくぞ!」 緑山の夜気は冷たく、観客の喧騒さえも遠く感じるほどの静寂が、スタート地点を包み込む。マリオは深く、長く息を吐いた。見上げる先には、暗闇に浮かび上がる無慈悲な突起とレールの群れ。 マリオ「ここからが本当の勝負だ!」 烏野える「第1回KARASUKE、3rdステージ、最初の挑戦者です!」 マリオはグローブを締め直し、鉄のレールに手をかけた。 &br; |BGCOLOR(Silver):CENTER:&color(Yellow){''①スカイサイクリング''};&br;&color(Red){''走行距離5m''};| 烏野える「さあ、空中散歩の始まりだ!逆さまの自転車にぶら下がり、己の脚で進路を切り拓く!腕にかかる自重を腹筋で支え、ペダルを回す!」 ルイージ「兄さん、漕いで!腕をロックして、体幹で支えるんだ!」 烏野える「ガシャン、ガシャンとレールの継ぎ目を越えるたびに、衝撃が腕の付け根を襲う!しかしマリオ、一切の揺らぎなく終着点へ到達!ストッパーに激突した勢いを利用し、1本目のバーを掴んだ!ここからは腕力の修験道!」 ゴウ「うわあ、あんな不安定なバーを飛び移るのか!?サトシ、あんなの不可能だよ!」 &br; |BGCOLOR(Silver):&color(Yellow){''②フライングバー''};| 烏野える「体を大きく振り、放物線を描いて2本目!」 ドナルド「いいぞー!」 烏野える「3本目へ!飛んだ!捉えた!」 野原しんのすけ「おぉ〜、おじさん、空飛ぶムササビみたいだゾ!かっこいい〜!」 烏野える「乳酸が溜まり始める腕を根性で引き寄せ、マリオは未知の領域、シャンデリアへと狙いを定める!」 ホップ「いけっ!その勢いで飛び移れ!!」 日向翔陽「うおぉぉ!飛べ!マリオ!高く、もっと遠くへ!!」 烏野える「3本目のバーから直接飛び移る!」 ふらわっち「未知のエリアよ!」 烏野える「狙うはシャンデリアブランコリン、1本目のランプだ!行けぇぇ、マリオ!!」 マリオ「……っ!?」 &br; ''バシャーン!!'' &br; 烏野える「ああーー!!マリオ、届かない!」 ルイージ「兄さんーーーーー!!」 ヨッシー「あららー!」 ピーチ「マリオーーーーー!!」 烏野える「空中庭園の最初の跳躍、シャンデリアに嫌われたーー!!1st最速の男、力尽きました!!」 &br; |CENTER:30|LEFT:300|c |BGCOLOR(darkorchid):''&color(Red){90};''|BGCOLOR(darkorchid):CENTER:&color(Red){''3rd STAGE リタイア''};| |>|BGCOLOR(darkorchid):CENTER:''マリオ(29)''| |>|BGCOLOR(darkorchid):CENTER:&color(Blue){''配管工''};| &br; ルイージ「兄さん!!そんな……あんなに順調だったのに!」 ピーチ「マリオ!怪我はない!?……信じられない、あのマリオが……」 ヨッシー「マリオ、大丈夫!?」 マリオは水面から顔を上げ、濡れた帽子を握りしめたまま、ただ静かにシャンデリアを見上げた。 マリオ「……滑ったんじゃない。僕の力が、この魔城に届かなかったんだ。……完敗だよ」 カラテ家「マリオさんほどの人が、エリアの序盤で……。3rdステージ、ここはまさに『腕力の墓場』ッス!」 ダンデ「これが重力の重みか。チャンピオンといえど、この空中ではただの一人の挑戦者に過ぎないということだな……。」 &br; レポーター「マリオ選手、まさかの結末です。手応えはあったように見えましたが……」 マリオ「スカイサイクリングで思っていた以上に腕を使わされたよ。最後、バーを離す瞬間に力が逃げてしまった。……悔しいけれど、これがKARASUKEなんだね。」 ピーチ「マリオ……、あなたは私たちのためにあんなに練習していたのに。でも、怪我がなくて本当に良かったわ。あなたはいつだって私たちのヒーローよ。」 ルイージ「兄さん……。あんなにボロボロになるまで庭でぶら下がってたのに。3rdステージは、やっぱり化け物だよ。」 ヨッシー「マリオ、ゆっくり休んで。帰ったらピーチ姫のケーキ、ボクも一緒に食べるからね!」 マリオ「(仲間たちを見て、少し微笑み)ああ。次は、もっと指先を鍛えて戻ってくるよ。……ピーチ姫、ケーキの約束、楽しみにしてるよ。」 &br; 日向翔陽「3rdステージ、あんなの人間ができるのかよ……」 影山飛雄「……あいつにできて、俺にできないはずがねぇ。指先一つ、狂いなくボールを操るのがセッターだ。」 月島蛍「……見てよ。あのマリオさんが最初のエリアであんなに消耗するなんて。王様、今さら怖気づいて逃げ出したりしないでよね?」 及川徹「飛雄ちゃん、バレーのトスは重力に逆らってボールを上げるけど、ここは自分の体重すべてを指先で支えなきゃいけない。君のその重いプライドごと、耐えられるかな?」 西谷夕「影山!指先の感覚は誰よりも研ぎ澄まされてるはずだ!ボールを触るように、あのレールを支配してこい!」 田中龍之介「気合だ影山!烏野のセッターは、どんな状況でもトスを上げきるんだろ!?ここは自分自身を3rdの頂上へトスしろ!!」 影山飛雄「……分かってます。トスも、このコースも、落としたら負けだ。」 &br; その指先は、コンマ1秒の狂いも許さず、スパイカーの打点へとボールを運ぶ。世界が認めた精密機械、影山飛雄。 日向翔陽「おい影山!また落ちた!お前、指先の力はすごいのに、ぶら下がるとすぐ真っ赤になるな!」 影山飛雄「……うるせぇ。セッターの指先は、ボールを弾くためのもんだ。耐えるために作ってねぇんだよ。……だが、言い訳にはなんねぇ。」 &br; 自作の『クリフハンガー』と『バーティカルリミット』。指先数センチで生死が決まるそのエリアを前に、彼はかつてない壁に直面していた。 月島蛍「……見てよ。王様が必死に板切れにしがみついてる。滑稽だけど、その執念だけは認めてあげるよ。でも、本番で池ポチャしたら笑ってあげるからね。」 影山飛雄「……月島、お前は黙って見てろ。この指先に、俺のバレー人生のすべてを叩き込む。」 及川徹「飛雄ちゃん、指先だけじゃダメだよ。その指の先にある『重力』を支配しなきゃ。君のトスと同じ、一瞬の油断が命取りになる場所だよ。」 影山飛雄「……わかってます。及川さん。俺は、自分自身を頂上まで『セット』してみせます。」 西谷夕「影山!指先の感覚は誰よりも研ぎ澄まされてるはずだ!」 田中龍之介「気合だ影山!烏野のセッターは、どんな状況でもトスを上げきるんだろ!」 影山飛雄「……あの日向に、不恰好な姿は見せられない。俺が勝つ。」 &br; 烏野える「かつてコートを支配した『王様』は、今、孤独な挑戦者としてこの天空の要塞に立ち向かいます!日向とのコンビで磨き上げたあの精密なトスワークは、自らの肉体を頂上へと導く導火線となるのか。烏野高校卒業、プロバレーボール界の至宝!」 &br; |CENTER:30|LEFT:300|c |BGCOLOR(darkorchid):''&color(Red){91};''|BGCOLOR(darkorchid):&color(Blue){''烏野高校卒業生 バレー選手''};| |>|BGCOLOR(darkorchid):CENTER:''影山飛雄(29)''| &br; 烏野える「影山飛雄、29歳!」 日向翔陽「影山!お前、指先ばっかり気にしてると足が疎かになるぞ!しっかり漕げよ!」 影山飛雄「……うるせぇボゲェ。分かってる。」 影山はスタート台の縁に立ち、軽く指先を動かした。セッターとして何万回、何十万回と繰り返してきたルーティン。しかし、目の前に広がる景色はバレーコートではない。漆黒の闇に浮かぶ、冷徹な鉄の軌道だ。 静寂の中、自分の鼓動だけが耳元で鳴り響く。先ほどマリオが上げた水しぶきが、まだ空気中に湿り気として残っている。影山は深く、鋭く息を吸い込んだ。 影山「……行くぞ。」 &br; |BGCOLOR(Silver):CENTER:&color(Yellow){''①スカイサイクリング''};&br;&color(Red){''走行距離5m''};| 烏野える「さあ、スタートを切った!逆さまの自転車、スカイサイクリング!影山、持ち前の長いリーチを活かしてハンドルをホールド。しかし、ここからが地獄の始まりだ!」 及川徹「飛雄ちゃん、フォームが硬いよ。腕だけで支えようとしたら、すぐにパンパンになっちゃうよ?」 烏野える「影山、必死にペダルを回す!ガシャン!ガシャン!と鈍い音が闇に響く。中間地点!しかし、レールの継ぎ目を越える際の衝撃が、限界に近い前腕を直撃する!」 影山飛雄「くっ……!まだ……まだだ……!!」 烏野える「執念でペダルを蹴る!終着点のストッパーが見えてきた!あそこを叩いた勢いで、前方のフライングバーへ飛び移らなければならない!」 影山飛雄「今だ!!」 烏野える「ストッパーに激突!その反動を利用し、影山がハンドルを放した!前方のバーへ、渾身の力で右手を伸ばす!!」 &br; ''バシャーン!!'' &br; 烏野える「ああーーーっと!!」 日向翔陽「影山ーー!!バカ!お前のバカ!!」 及川徹「……あーあ。」 月島蛍「王様ーーー!」 西谷夕「影山ぁー!あの距離、あとほんの少しだったぞ!」 田中龍之介「嘘だろ……あいつのパワーがあのバーに弾き返されたのかよ!?」 サトシ「影山!」 カラテ家「な、何だ!?」 烏野える「影山飛雄、最初の跳躍で力尽きた!!フライングバーに指一本かけることもできず、緑山の水底へ沈みましたーー!!」 &br; |CENTER:30|LEFT:300|c |BGCOLOR(darkorchid):''&color(Red){91};''|BGCOLOR(darkorchid):CENTER:&color(Red){''3rd STAGE リタイア''};| |>|BGCOLOR(darkorchid):CENTER:''影山飛雄(29)''| |>|BGCOLOR(darkorchid):CENTER:&color(Blue){''烏野高校卒業生 バレー選手''};| &br; 日向翔陽「影山!お前、何やってんだよ!俺に『見てろ』って言ったじゃねーか!ちくしょー、お前でも届かないのかよ……!!」 及川徹「……飛雄。君のトスは完璧でも、自分を打ち上げるトスはまだ練習不足だったみたいだね。……次は、もっと泥臭く練習しなよ。」 カラテ家「影山選手ですら、バーに触れることすら叶わない……。これが3rdステージの真の恐ろしさッスか……!」 影山飛雄「(水面から顔を上げ、荒い呼吸を吐きながら)……クソッ……。重力が……こんなに、遠いのか……。」 田中龍之介「影山ぁー!!お前が、あの影山が、一度もボールに触らせてもらえないような負け方するなんて……信じられねぇ!」 西谷夕「影山!指先がかからなかったのは、お前が全力を出し切った証拠だ!顔を上げろ!」 日向翔陽「バカ影山!お前がいない3rdステージなんて、つまんねーだろ!……ちくしょー、悔しいな、おい!!」 &br; レポーター「影山選手、残念でした……!」 影山飛雄「(水から上がり、震える指先を見つめて)……指先に力が入りませんでした。ハンドルを離した瞬間、自分の体が鉛みたいに重く感じて……。日向に……合わせる顔がねぇです。」 西谷夕「何言ってんだ影山!お前がそこまで挑んだ姿、俺たちはしっかり見たぞ!」 田中龍之介「そうだ!この悔しさをトスに変えて、また戻ってくりゃいいんだよ!」 日向翔陽「……影山。お前が落ちた分、次は俺が1stも2ndも、もっと速くクリアして、お前を3rdまで連れてってやるからな!待ってろよ!」 及川徹「飛雄ちゃん、その顔。……次はもっと『可愛くない』くらい強くなって戻ってきなよ。」 西谷夕「前だけ見てろ影山!背中は俺たちが守ってやるって言っただろ!」 田中龍之介「烏野は、一度の負けで終わるチームじゃねぇんだよ!」 影山飛雄「……(少し俯き、拳を握りしめて)……はい。次は、絶対に落としません。」 サトシ「影山の分まで、俺たちが3rdを攻略してみせるぜ!」 カラテ家「次は私の出番ッス!」 カラテ家の父「正拳突きで空気を裂くように飛べ!お前の突きは、岩をも砕くはずだ。この鉄の塊に、お前の『道』を見せてやれ!」 &br; 突き進む道に、迷いなし。現役空手家として40歳を迎えた今も、己の肉体を研ぎ澄まし続ける男がいる。最年長クリアの期待を背負う、カラテ家。 カラテ家「空手の試合は数分で決着がつきますが、この魔城は数十分、数時間の集中力を求めてくる。40歳の体力がどこまで通用するか、己への挑戦ッス。」 &br; カラテ家「(指先だけでぶら下がりながら)……指が千切れても離さない……!この一突きならぬ『一掴み』に、全人生をかけるッス!」 レポーター「おやおや!こんなところに!頑張ってますね!」 覆面レスラー「カラテ家!お前の突きはそんなもんか!」 カラテ家「そんなもんではない!」 記者達「あんな修行、人間ができる業じゃない……。まさに現代の武蔵だ。」 &br; スタッフ「目標は何ですか?」 カラテ家「ただのクリアじゃないッス。40代でも、名だたるヒーローたちを抑えて『最強』になれる。それを証明して、道場の子供たちに勇気を与えたいッス!」 &br; カラテ家の父「いいか、力むな!指先に意識を集中させ、呼吸で体重を消すんだ。」 カラテ家「……父上、見えてきたッス。鉄の向こう側にある、ファイナルの景色が!」 カラテ家の父「迷わず行け。お前の歩んできた道が、そのまま頂上へ続いている。」 カラテ家「行ってくるッス!!」 &br; &size(30){''不惑の挑戦。40歳の拳が、魔城の静寂を打ち破る。''}; &br; [[次のエピソードへ>ジャンル別/小説/バラエティ/L07/1/13]]