<a href="https://ltube704.swiki.jp/index.php?cmd=related&page=%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%AB%E5%88%A5%2F%E5%B0%8F%E8%AA%AC%2F%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%86%E3%82%A3%2FL08%2F1%2F10">ジャンル別/小説/バラエティ/L08/1/10</a> の編集
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ジャンル別/小説/バラエティ/L08/1/10
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TITLE:3rdステージ開幕 &size(30){&color(Red){''3rd STAGE''};}; &br; 烏野える「念願のファイナルステージの関門、1st、2ndを超えた4人が挑む。3rdステージです。」 &br; |BGCOLOR(Black):&color(Yellow){''制限時間なし''};| &br; |CENTER:30|LEFT:180|c |BGCOLOR(Purple):''&color(White){36};''|BGCOLOR(White):CENTER:&color(Navy){''リンガルー''};| |BGCOLOR(Black):|BGCOLOR(Gray):CENTER:&color(White){''サスケ先生の教え子''};| &br; 烏野える「まずは2ndステージを一番に駆け抜け、サスケ先生の魂がまだここにあることを証明した25歳、リンガルー!」 アフガルー「リンガルー!3rdは自分との戦いだ!」 リンガルーの父「ここまで来たら、あとは楽しむだけだぞ!」 リンガルー「頑張るわ!」 &br; |BGCOLOR(Black):&color(White){''①ランプグラスパー''};| 烏野える「赤く光る電球状の突起を掴み、空中で体を保持し続けるランプグラスパー!リンガルー、まずは1つ目!慎重に、かつ確実に握力を伝えていく!師匠である鈴木祐輔さんは、第32回大会はフライングバー、第34回と第37回はサイドワインダーで散りました。師匠が一度も超えることができなかったこの3rdの壁に、今、教え子が挑んでいる!」 アフガルー「いいぞ!リズムを崩すな!」 烏野える「左右互い違いの突起を、流れるような動きで渡っていく!さすがは陸上部出身、体幹のブレが全くありません。最後の突起を掴み、着地!リンガルー、ランプグラスパー、クリア!」 マリオ「なんて身軽なんだ!」 ルイージ「僕だったら手が滑って叫んじゃうよ。」 &br; |BGCOLOR(Black):&color(White){''②クロックハンドブランコ''};| 烏野える「続いては、クロックハンドブランコ!巨大な時計の針が、彼女の行く手を阻みます。まずは長い長針へと飛びついた!激しい衝撃!大きく揺れる長針を必死に抑え込む!」 ガーネット「あんなに大きな針に飛び移るなんて、見てるこっちの心臓が持たないわ!」 烏野える「リンガルー、現在は厚木ケモノ学校で教鞭を執る先生です。生徒たちに、決して諦めない『先生の強さ』を見せることができるか!?」 リンガルーの父「タイミングを合わせろ!焦るな!」 烏野える「大きく体を振り、前方、極端に短い『短針』へと狙いを定めた!跳んだ!……掴まった!」 チェルシー「すごい……!あんなに短い針に…。」 烏野える「一気に振幅の周期が速くなる!短い針に翻弄されながらも、飛び移る!」 サフィー「おおーーー!」 ルビー「すごーーーい!」 烏野える「クロックハンドブランコ、初の攻略です!」 リンガルー「スポンジブリッジ。落ち着いて、重心を真ん中に……。」 &br; |BGCOLOR(Black):&color(White){''③スポンジブリッジ''};| 烏野える「さあ、ここからが本当の地獄だ。難関エリア、スポンジブリッジ!15枚の発泡スチロール、固定は一切されていません。少しの重心のズレが、そのまま命取りになります!」 アフガルー「リンガルー!焦るなよ!一歩ずつ、真ん中だ!」 リンガルー「(深く呼吸を整えて)……よし。」 烏野える「1枚目、2枚目……慎重に足を置いていく。厚木ケモノ学校小学部1年の担任を受け持つ彼女。教え子たちに『挑戦する姿』を見せると誓ったその足取り、非常に静かだ。」 ホップ「見てろよ、あの集中力!」 烏野える「7枚目、8枚目。揺れを最小限に抑えている。」 ダンデ「素晴らしいコントロールだ!」 烏野える「現在25歳、師匠が第43回で引退し、その魂を託された彼女。」 ヨッシー「そのままいけいけー!」 烏野える「残り5枚!ゴールは目前!あっと、少しスポンジが傾いたか!?修正する、修正した!耐えている!一気に行くか!?残り4枚…」 &br; ''ズルッ'' &br; 烏野える「3枚ーーー!!」 アフガルー「リンガルーーーー!!」 リンガルーの父「ああっ、惜しい……!」 &br; |CENTER:30|LEFT:180|c |>|BGCOLOR(Black):CENTER:&color(Blue){''3rdステージ リタイア''};| |BGCOLOR(Purple):''&color(White){36};''|BGCOLOR(White):CENTER:&color(Navy){''リンガルー''};| |BGCOLOR(Black):|BGCOLOR(Gray):CENTER:&color(White){''サスケ先生の教え子''};| &br; 烏野える「あと数枚でゴールというところで、足元が踊ってしまいました!リンガルー、無念のリタイア!」 リンガルー「悔しそうにスポンジを見つめて)……あともう少しだったのに。でも、不思議と清々しいです。先生が戦い続けたこの舞台で、全力でぶつかれましたから。……先生、あたし、少しは先生に近づけたかな?」 アフガルー「……リンガルー!胸を張れ!お前は最後まで攻めてた。あんなにカッコいい背中、生徒たちも絶対忘れないぞ!」 リンガルーの父「よくやった。あと数枚なんて、もうクリアしたようなもんだ。最高にワクワクする挑戦をありがとうな!」 リンガルーの母「頑張ったわね、リンガルー。怪我もなく戻ってきてくれてよかった。今日はあなたの好きなお肉をたくさん用意するわよ!」 &br; 烏野える「誰もいない先頭の景色。彼女が追い求めるその理想郷は、この険しい鉄格子の向こう側にあるのか!?ゲートが開きます!」 &br; |CENTER:30|LEFT:180|c |BGCOLOR(Purple):''&color(White){43};''|BGCOLOR(White):CENTER:&color(Navy){''サイレンススズカ''};| |BGCOLOR(Black):|BGCOLOR(Gray):CENTER:&color(White){''ウマ娘''};| &br; 烏野える「サイレンススズカ、21歳!」 &br; ウマ娘界、不動のエース。かつてターフで誰よりも速く駆け抜け、左回りの大欅に散った悲劇の天才。しかし、彼女は今、再び自分だけの景色を求めてこの鉄の要塞に立っている。 &br; 実況「さあ、サイレンススズカ、一気に後続を引き離した!影さえ踏ませない、これが異次元の逃走劇だ!!」 サイレンススズカ「……先頭の景色は、譲りたくないから。」 トウカイテイオー「スズカさんのあの走り、ボクにも真似できないよ。まさに風そのものだね!」 スペシャルウィーク「スズカさん!ずっとずっと、その背中を追いかけてます!」 サイレンススズカ「ありがとう、スペちゃん。でも、今日は……この高い壁の向こう側を、一番に見てみたいの。」 &br; 彼女が見つめるのは、ゴールではない。その先にある、誰も見たことのない景色だ。 &br; スペシャルウィーク「スズカさーん!がんばれー!」 トウカイテイオー「いけいけー!スズカさーん!」 サイレンススズカ「……ふぅ。……よし、いいリズムです。」 トウカイテイオー「見て、あの集中力。もう完全に『ゾーン』に入ってるね。」 スペシャルウィーク「スズカさんなら、KARASUKEでもトップでゴールを駆け抜けます!」 サイレンススズカ「……出番ね。」 &br; |BGCOLOR(Black):&color(White){''③スポンジブリッジ''};| 烏野える「さあ、やってきました。リンガルーが夢破れたスポンジブリッジ。ここさえ超えれば、未知のエリア、クリフハンガーが待っています!」 スペシャルウィーク「スズカさん、落ち着いて……!」 サイレンススズカ「……静か。いい集中です。」 烏野える「15枚の発泡スチロールの板。スズカ、右足、左足……まるで芝の上を走るような軽快なステップワーク!しかし、板は固定されていません。3枚目、4枚目。重心を低く、真ん中を射抜くように進む!」 トウカイテイオー「上手い!スズカさん、板の揺れを感じてないみたいだ!」 ホップ「あんなの、少しでもビビったら終わりだぞ!」 ダンデ「慎重に!」 烏野える「現在8枚目!さあ、ここから後半戦。かつての怪我を乗り越え、不屈の精神でここまで来ました。9枚目、10枚目……!誰もいない先頭の景色まで、あと少し!」 サトシ「いけえええ!スズカ!!」 烏野える「残り3枚!いけるか、逃げ切れるか!?13枚目…!14枚…」 &br; ''ズルッ'' &br; 烏野える「目ーーーーー!!」 スペシャルウィーク「スズカさぁーーーん!!」 トウカイテイオー「えっ、嘘だろ……!?」 マリオ&ルイージ「あーーーーー!!」 ガーネット「嘘ーーー!?」 チェルシー「あんなに軽やかだったのに。」 ホップ「うわぁぁ!今の、左足がほんの数センチ、外側に流れただけだぞ!?そんなわずかなミスも許されないのかよ……!」 ダンデ「……厳しい。厳しいな。」 サイレンススズカ「(ビニール板の上に立ち尽くし、呆然と15枚目の板を見つめて)……あ……。あと、少し……。……ふふ、やっぱり、止まっちゃダメなんですね。私のレースは……。」 烏野える「サイレンススズカ、落下!最後から2枚目、14枚目の板に足を乗せた瞬間、滑って床に足をつけてしまった!あと1歩、あと1歩でスポンジブリッジ攻略でした!!無人の先頭、その景色の直前で、夢が潰えました!」 &br; レポーター「スズカさん、本当にあと一歩、ゴールが目の前でした。今の率直な気持ちを教えてください。」 サイレンススズカ「(息を整え、少し寂しそうに微笑んで)……そうですね。14枚目に乗った時、一瞬だけ『あ、次で終わりだ』って、ゴールを見てしまったんです。その心の迷いが、足元に伝わってしまったのかもしれません。……先頭の景色を見るのは、やっぱり、そんなに簡単なことじゃないですね。」 レポーター「しかし、あの軽やかな足運びは、観客全員を魅了しました!」 サイレンススズカ「ありがとうございます。……でも、悔しいです。スペちゃんたちに、向こう側の景色を伝えたかった。……この悔しさは、また次のレースで……。いえ、またこの場所に戻ってきて、晴らしたいと思います。次は、誰にも邪魔させずに、最後まで逃げ切ってみせます。」 &br; 烏野える「喫茶店での穏やかな時間は、今日この瞬間のためにあったのか!?父から受け継いだ軍人気質、そして日々のトレーニングで磨き上げたその鋼の指先が、今、KARASUKE史上最も過酷な絶壁へと手を伸ばします!」 &br; |CENTER:30|LEFT:180|c |BGCOLOR(Purple):''&color(White){45};''|BGCOLOR(White):CENTER:&color(Navy){''リゼ''};| |BGCOLOR(Black):|BGCOLOR(Gray):CENTER:&color(White){''ラビットハウス''};| &br; 烏野える「リゼ、28歳!」 ココア「リゼさーん!ワイルドに、でも慎重に!3rdステージも任務完了してくださーい!」 &br; ラビットハウスの看板娘でありながら、その実態は日々厳しい訓練を己に課す、生粋のミリタリー女子。モデルガンを手に戦場を駆ける情熱を、今日はこの鋼鉄のフィールドに叩きつける。 &br; チノ「リゼさん、呼吸を整えて。練習通りにいけば、大丈夫ですから。」 ココア「そうだよ!リゼさんの指先には、みんなの想いが詰まってるんだから!」 モカ「あはは、リゼちゃんなら大丈夫。その指は、美味しいパンをこねるための指であり、仲間を守るための指だもんね。」 宇治松千夜「そうよ。この絶壁を越えた先には、特製の『黄金の鯱あんみつ』が待っているわ。甘いご褒美のために、頑張って!」 モカ「さあ、ワイルドなリゼちゃんの、最高にかっこいい姿を見せてきて!」 ココア「リゼさんなら、この要塞もラビットハウスの常連さんにしちゃえますよ!」 チノ「……いってらっしゃい。リゼさん。」 リゼ「ああ……。みんなの応援、この背中にしっかり装備した!作戦、開始だ!!」 &br; |BGCOLOR(Black):&color(White){''③スポンジブリッジ''};| 烏野える「15枚の発泡スチロールの板。リゼ、1枚目に足をかけました。現在28歳。ラビットハウスでのアルバイト、そして自宅での父との過酷な特訓。彼女のこれまでの人生は、常に自分自身との戦いでした!」 ココア「リゼさーん!落ち着いてー!」 リゼ「(一歩踏み出しながら)……ふぅ。……これまでの1st、2nd、どれも楽な道じゃなかった。でも、チノやココア、みんなが繋いでくれたこのバトン……ここで落とすわけにはいかないんだ!」 烏野える「5枚目、6枚目!リンガルー、スズカが苦しんだこのエリア。リゼは一歩ずつ、まるで戦場での潜入任務のように、音もなく重心を移動させていく!」 チノ「リゼさん、あと半分です……!」 烏野える「かつて1stの『そり立つ壁』で見せたあの粘り、そして2ndの『ウォールリフティング』で見せたあのパワー。彼女のポテンシャルは、もはや一つの喫茶店の枠に収まるものではありません!」 リゼ「……見えている。板の揺れ、重心の掛かり方……。父さん、見ていてくれ。私は今、最高に『ワイルド』で『クール』な場所に立っている!」 烏野える「リゼ、まだバランスは一切崩れていない!……さあ、ここからだ!先ほどの二人が力尽きた魔の終盤戦!14枚目……」 リゼ「……ここだっ!!」 烏野える「行ったーーー!!」 ココア&チノ「やったぁぁぁーーー!!!」 ドナルド「素晴らしいーーー!」 トラハムちゃん「やっと、突破したね!」 リボンちゃん「すごいでちゅわ!」 ホップ「まるで見えない地面があるみたいに迷いがないぞ!」 ダンデ「筋肉の動きに一切の無駄がない。」 サトシ「リゼ!みんなが応援してるぞ!」 マリオ「信じられないバランス感覚だ!」 ルイージ「僕なら1枚目で腰が抜けちゃうよ。」 チェルシー「リゼさん、あんなに重そうな装備を背負ってるのに、羽みたいに軽いね!」 ガーネット「ふふっ、これこそが『ワイルド』の真骨頂というわけね。見事だわ!」 烏野える「スポンジブリッジ、ついに攻略です!!」 &br; |BGCOLOR(Black):&color(White){''④クリフハンガー''};| 烏野える「しかし、喜ぶ暇はありません!ついにやってきた、3rdステージ最大の絶壁、クリフハンガー!指先わずか4cmの突起に全体重を預ける、まさに絶望の崖!」 リゼ「(崖を前にして)……これが、数々の猛者たちを退けてきた『クリフハンガー』か。……上等だ。私の指が、この要塞を握りつぶしてやる!」 烏野える「まずは右へ、一定のリズムで移動していく。リゼの指、まさに鋼鉄のフックだ!そして……やってきました。背後の突起へ、体を反転させて飛び移るジャンプ!KARASUKEの歴史において、女性でこれを成功させた者は未だ一人もいません!」 ココア「リゼさん、いけーーーっ!」 リゼ「……呼吸を整えろ。筋肉のバネを信じるんだ。……いっくぞぉぉぉ!!」 烏野える「大きく体を振った!リゼ、舞っ…」 &br; ''バシャーーーン!!'' &br; 烏野える「たーーー!!」 チノ「リゼさん!!」 ココア「嘘……手が、届かなかった……?」 日向翔陽「うおーーーーーー!!」 影山飛雄「やっぱりかい!」 カラテ家「ヌゥゥ……!」 ダンデ「ダメだったかーーー!」 チェルシー「あんなに、あんなにカッコよかったのに……!」 リコ「指先が……あと数ミリあれば……!」 ガーネット「嘘でしょ……まだ足りないの……!?」 &br; 烏野える「リゼ、渾身のジャンプを見せましたが、指先が突起をかすめるに留まりました!ラビットハウスの最強戦士、クリフハンガーの重力の前に、ついにその膝を屈しました!!」 &br; |CENTER:30|LEFT:180|c |>|BGCOLOR(Black):CENTER:&color(Blue){''3rdステージ リタイア''};| |BGCOLOR(Purple):''&color(White){45};''|BGCOLOR(White):CENTER:&color(Navy){''リゼ''};| |BGCOLOR(Black):|BGCOLOR(Gray):CENTER:&color(White){''ラビットハウス''};| &br; リゼ「(水面から上がり、自分の指を見つめて)……クッ、あと数センチ……。……はは、やっぱり壁は高かったな。でも、最高の気分だ。こんなに熱くなれたのは、久しぶりだよ。」 レポーター「リゼさん!素晴らしい挑戦でした!」 リゼ「……正直、飛んだ瞬間は『行ける』と思った。でも、指先に伝わったのは冷たい鉄の感覚じゃなくて、空を切る感触だった。……あそこには、まだ私の知らない重力があるんだな。でも、不思議と怖くはなかった。背中にみんなの声が装備されてるのが分かってたからな!」 チノ「リゼさん……!すごかったです。あんな絶壁、私には見上げることしかできません。でも、今のリゼさんは誰よりも高かったです。」 ココア「リゼさーん!!もう、カッコよすぎて涙が出ちゃいましたよ!あとちょっと、あとパン一個分指が長ければ……!でも、最高にワイルドでした!」 モカ「あはは、リゼちゃん。戻ってきたら特大の『お疲れ様パン』を焼いてあげるね。君の勇気、しっかり受け取ったよ。」 リゼ「(照れくさそうに笑い、観客席に手を振って)みんな、悪いな!任務完了とはいかなかったが……このリベンジ、必ずいつか果たしてやる!待ってろよ、クリフハンガー!」 野原しんのすけ「リゼおねいさん、かっっこいい〜!オラ、あのジャンプでおねいさんに惚れ直しちゃったゾ!」 野原ひろし「ああ。男の俺が見ても惚れ惚れする根性だったぜ。あんな指一本にかける人生、俺には真似できねぇ……。」 野原みさえ「ちょっと、あんたは営業の指先を使いなさいよ!……でも本当に、リゼさん。素敵なものを見せてもらったわ。ありがとう!」 &br; ネモ「残るのはオモダカ、ただ1人よ!」 ペパー「50人の思いは全て…お前に託されたんだ!」 ボタン「……プレッシャーで潰れそうな状況だけど、あの人ならそれすら『想定内』って言いそうだし。」 チリ「せやな。ウチらが束になっても敵わんかったトップの底力、ここらで見せてもらうで!」 ポピー「オモダカさま、みんなのきらきらパワーを全部あげるのです!どっかーんとゴールなのです!」 タウニー「(静かに頷き)……彼女の指先には、我々の誇りが宿っている。疑う余地はない。」 ガイ「……パルデアの風を、あの絶壁に吹かせてきてくれ。」 ホップ「見てろよ……!アニキの時もそうだったけど、チャンピオンが本気になった時の空気、今まさに変わったぞ!」 ダンデ「ああ。彼女の瞳には、すでにクリフハンガーの先にある『ファイナル』への道筋が見えているはずだ。さあ、オモダカ氏……最高にチャンピオンな攻略を!」 サトシ「オモダカさん!俺たちの、みんなの熱い想い……全部持っていってくれ!いけええええ!!」 オモダカ「(ゆっくりと指を鳴らし、静かに崖を見据えて)……。50人分のバトン、確かに重いですね。ですが、その重みこそが私を地面へと繋ぎ留め、あの絶壁を渡るための『確かな重力』となってくれるでしょう。……トップチャンピオンの職務、今ここで完遂いたします。」 &br; ''パルデア地方の全てのトレーナーを束ねる、トップチャンピオン・オモダカ。常に冷静、常に完璧。しかしその仮面の下には、誰よりも強く『高み』を求める、飽くなき挑戦者の心が眠っていた。'' &br; オモダカ「『トップ』とは、道を示す者。この鋼鉄の絶壁さえも、私が渡ればそれは後進への『道』となります。孤独な戦い?……いいえ。私の背中には、パルデアの全ての絆が刻まれています。」 &br; カエデ「甘いお菓子で培った元気を!」 コルサ「その指先に宿る芸術を!」 ナンジャモ「全パルデアの視聴者の視線を!」 ハイダイ「荒波を越える確かな手応えを!」 アオキ「定時内にきっちりと仕事を!」 ライム「魂を揺さぶる最高のビートを!」 タイム「鍛え上げた不屈の岩の精神を!」 リップ「誰よりも美しく舞うその姿を!」 グルーシャ「氷のような冷徹な集中力を!」 ピーニャ「整えられたリズムの完璧さを!」 メロコ「道を切り拓く熱い情熱を!」 シュウメイ「忍びの如き迅速な動きを!」 オルティガ「わがままに勝利を掴む執念を!」 ビワ「誰よりも自分を追い込むその誠実さを!」 クラベル「学び舎の全生徒の期待を!」 ジニア「集められた全てのデータを!」 レホール「歴史に名を刻むその功績を!」 ミモザ「怪我を恐れぬその勇気を!」 セイジ「世界に響くその雄叫びを!」 キハダ「極限まで高めたその肉体を!」 サワロ「繊細かつ力強いその指先を!」 ハッサク「美しきパルデアの至宝の輝きを!」 シアノ「学園を超えた強き絆を!」 ブライア「未知を解き明かすその探求心を!」 ペパー「最高に美味い勝利のスパイスを!」 ボタン「想定を遥かに超えるそのバグ的な強さを!」 チリ「ウチらの度肝を抜くその本気を!」 ポピー「オモダカさまだけのキラキラを!」 ネモ「そして、私を熱くさせるその実力を!!」 &br; オモダカ「……ええ。皆さんの期待、そしてこの重圧……。すべてをエネルギーに。トップチャンピオン、オモダカ……参ります。」 &br; &size(30){''50人の意志は一つの指先に宿る――トップチャンピオン、完全制覇への最終宣告''}; &br; [[次のエピソードへ>ジャンル別/小説/バラエティ/L08/1/11]]
TITLE:3rdステージ開幕 &size(30){&color(Red){''3rd STAGE''};}; &br; 烏野える「念願のファイナルステージの関門、1st、2ndを超えた4人が挑む。3rdステージです。」 &br; |BGCOLOR(Black):&color(Yellow){''制限時間なし''};| &br; |CENTER:30|LEFT:180|c |BGCOLOR(Purple):''&color(White){36};''|BGCOLOR(White):CENTER:&color(Navy){''リンガルー''};| |BGCOLOR(Black):|BGCOLOR(Gray):CENTER:&color(White){''サスケ先生の教え子''};| &br; 烏野える「まずは2ndステージを一番に駆け抜け、サスケ先生の魂がまだここにあることを証明した25歳、リンガルー!」 アフガルー「リンガルー!3rdは自分との戦いだ!」 リンガルーの父「ここまで来たら、あとは楽しむだけだぞ!」 リンガルー「頑張るわ!」 &br; |BGCOLOR(Black):&color(White){''①ランプグラスパー''};| 烏野える「赤く光る電球状の突起を掴み、空中で体を保持し続けるランプグラスパー!リンガルー、まずは1つ目!慎重に、かつ確実に握力を伝えていく!師匠である鈴木祐輔さんは、第32回大会はフライングバー、第34回と第37回はサイドワインダーで散りました。師匠が一度も超えることができなかったこの3rdの壁に、今、教え子が挑んでいる!」 アフガルー「いいぞ!リズムを崩すな!」 烏野える「左右互い違いの突起を、流れるような動きで渡っていく!さすがは陸上部出身、体幹のブレが全くありません。最後の突起を掴み、着地!リンガルー、ランプグラスパー、クリア!」 マリオ「なんて身軽なんだ!」 ルイージ「僕だったら手が滑って叫んじゃうよ。」 &br; |BGCOLOR(Black):&color(White){''②クロックハンドブランコ''};| 烏野える「続いては、クロックハンドブランコ!巨大な時計の針が、彼女の行く手を阻みます。まずは長い長針へと飛びついた!激しい衝撃!大きく揺れる長針を必死に抑え込む!」 ガーネット「あんなに大きな針に飛び移るなんて、見てるこっちの心臓が持たないわ!」 烏野える「リンガルー、現在は厚木ケモノ学校で教鞭を執る先生です。生徒たちに、決して諦めない『先生の強さ』を見せることができるか!?」 リンガルーの父「タイミングを合わせろ!焦るな!」 烏野える「大きく体を振り、前方、極端に短い『短針』へと狙いを定めた!跳んだ!……掴まった!」 チェルシー「すごい……!あんなに短い針に…。」 烏野える「一気に振幅の周期が速くなる!短い針に翻弄されながらも、飛び移る!」 サフィー「おおーーー!」 ルビー「すごーーーい!」 烏野える「クロックハンドブランコ、初の攻略です!」 リンガルー「スポンジブリッジ。落ち着いて、重心を真ん中に……。」 &br; |BGCOLOR(Black):&color(White){''③スポンジブリッジ''};| 烏野える「さあ、ここからが本当の地獄だ。難関エリア、スポンジブリッジ!15枚の発泡スチロール、固定は一切されていません。少しの重心のズレが、そのまま命取りになります!」 アフガルー「リンガルー!焦るなよ!一歩ずつ、真ん中だ!」 リンガルー「(深く呼吸を整えて)……よし。」 烏野える「1枚目、2枚目……慎重に足を置いていく。厚木ケモノ学校小学部1年の担任を受け持つ彼女。教え子たちに『挑戦する姿』を見せると誓ったその足取り、非常に静かだ。」 ホップ「見てろよ、あの集中力!」 烏野える「7枚目、8枚目。揺れを最小限に抑えている。」 ダンデ「素晴らしいコントロールだ!」 烏野える「現在25歳、師匠が第43回で引退し、その魂を託された彼女。」 ヨッシー「そのままいけいけー!」 烏野える「残り5枚!ゴールは目前!あっと、少しスポンジが傾いたか!?修正する、修正した!耐えている!一気に行くか!?残り4枚…」 &br; ''ズルッ'' &br; 烏野える「3枚ーーー!!」 アフガルー「リンガルーーーー!!」 リンガルーの父「ああっ、惜しい……!」 &br; |CENTER:30|LEFT:180|c |>|BGCOLOR(Black):CENTER:&color(Blue){''3rdステージ リタイア''};| |BGCOLOR(Purple):''&color(White){36};''|BGCOLOR(White):CENTER:&color(Navy){''リンガルー''};| |BGCOLOR(Black):|BGCOLOR(Gray):CENTER:&color(White){''サスケ先生の教え子''};| &br; 烏野える「あと数枚でゴールというところで、足元が踊ってしまいました!リンガルー、無念のリタイア!」 リンガルー「悔しそうにスポンジを見つめて)……あともう少しだったのに。でも、不思議と清々しいです。先生が戦い続けたこの舞台で、全力でぶつかれましたから。……先生、あたし、少しは先生に近づけたかな?」 アフガルー「……リンガルー!胸を張れ!お前は最後まで攻めてた。あんなにカッコいい背中、生徒たちも絶対忘れないぞ!」 リンガルーの父「よくやった。あと数枚なんて、もうクリアしたようなもんだ。最高にワクワクする挑戦をありがとうな!」 リンガルーの母「頑張ったわね、リンガルー。怪我もなく戻ってきてくれてよかった。今日はあなたの好きなお肉をたくさん用意するわよ!」 &br; 烏野える「誰もいない先頭の景色。彼女が追い求めるその理想郷は、この険しい鉄格子の向こう側にあるのか!?ゲートが開きます!」 &br; |CENTER:30|LEFT:180|c |BGCOLOR(Purple):''&color(White){43};''|BGCOLOR(White):CENTER:&color(Navy){''サイレンススズカ''};| |BGCOLOR(Black):|BGCOLOR(Gray):CENTER:&color(White){''ウマ娘''};| &br; 烏野える「サイレンススズカ、21歳!」 &br; ウマ娘界、不動のエース。かつてターフで誰よりも速く駆け抜け、左回りの大欅に散った悲劇の天才。しかし、彼女は今、再び自分だけの景色を求めてこの鉄の要塞に立っている。 &br; 実況「さあ、サイレンススズカ、一気に後続を引き離した!影さえ踏ませない、これが異次元の逃走劇だ!!」 サイレンススズカ「……先頭の景色は、譲りたくないから。」 トウカイテイオー「スズカさんのあの走り、ボクにも真似できないよ。まさに風そのものだね!」 スペシャルウィーク「スズカさん!ずっとずっと、その背中を追いかけてます!」 サイレンススズカ「ありがとう、スペちゃん。でも、今日は……この高い壁の向こう側を、一番に見てみたいの。」 &br; 彼女が見つめるのは、ゴールではない。その先にある、誰も見たことのない景色だ。 &br; スペシャルウィーク「スズカさーん!がんばれー!」 トウカイテイオー「いけいけー!スズカさーん!」 サイレンススズカ「……ふぅ。……よし、いいリズムです。」 トウカイテイオー「見て、あの集中力。もう完全に『ゾーン』に入ってるね。」 スペシャルウィーク「スズカさんなら、KARASUKEでもトップでゴールを駆け抜けます!」 サイレンススズカ「……出番ね。」 &br; |BGCOLOR(Black):&color(White){''③スポンジブリッジ''};| 烏野える「さあ、やってきました。リンガルーが夢破れたスポンジブリッジ。ここさえ超えれば、未知のエリア、クリフハンガーが待っています!」 スペシャルウィーク「スズカさん、落ち着いて……!」 サイレンススズカ「……静か。いい集中です。」 烏野える「15枚の発泡スチロールの板。スズカ、右足、左足……まるで芝の上を走るような軽快なステップワーク!しかし、板は固定されていません。3枚目、4枚目。重心を低く、真ん中を射抜くように進む!」 トウカイテイオー「上手い!スズカさん、板の揺れを感じてないみたいだ!」 ホップ「あんなの、少しでもビビったら終わりだぞ!」 ダンデ「慎重に!」 烏野える「現在8枚目!さあ、ここから後半戦。かつての怪我を乗り越え、不屈の精神でここまで来ました。9枚目、10枚目……!誰もいない先頭の景色まで、あと少し!」 サトシ「いけえええ!スズカ!!」 烏野える「残り3枚!いけるか、逃げ切れるか!?13枚目…!14枚…」 &br; ''ズルッ'' &br; 烏野える「目ーーーーー!!」 スペシャルウィーク「スズカさぁーーーん!!」 トウカイテイオー「えっ、嘘だろ……!?」 マリオ&ルイージ「あーーーーー!!」 ガーネット「嘘ーーー!?」 チェルシー「あんなに軽やかだったのに。」 ホップ「うわぁぁ!今の、左足がほんの数センチ、外側に流れただけだぞ!?そんなわずかなミスも許されないのかよ……!」 ダンデ「……厳しい。厳しいな。」 サイレンススズカ「(ビニール板の上に立ち尽くし、呆然と15枚目の板を見つめて)……あ……。あと、少し……。……ふふ、やっぱり、止まっちゃダメなんですね。私のレースは……。」 烏野える「サイレンススズカ、落下!最後から2枚目、14枚目の板に足を乗せた瞬間、滑って床に足をつけてしまった!あと1歩、あと1歩でスポンジブリッジ攻略でした!!無人の先頭、その景色の直前で、夢が潰えました!」 &br; レポーター「スズカさん、本当にあと一歩、ゴールが目の前でした。今の率直な気持ちを教えてください。」 サイレンススズカ「(息を整え、少し寂しそうに微笑んで)……そうですね。14枚目に乗った時、一瞬だけ『あ、次で終わりだ』って、ゴールを見てしまったんです。その心の迷いが、足元に伝わってしまったのかもしれません。……先頭の景色を見るのは、やっぱり、そんなに簡単なことじゃないですね。」 レポーター「しかし、あの軽やかな足運びは、観客全員を魅了しました!」 サイレンススズカ「ありがとうございます。……でも、悔しいです。スペちゃんたちに、向こう側の景色を伝えたかった。……この悔しさは、また次のレースで……。いえ、またこの場所に戻ってきて、晴らしたいと思います。次は、誰にも邪魔させずに、最後まで逃げ切ってみせます。」 &br; 烏野える「喫茶店での穏やかな時間は、今日この瞬間のためにあったのか!?父から受け継いだ軍人気質、そして日々のトレーニングで磨き上げたその鋼の指先が、今、KARASUKE史上最も過酷な絶壁へと手を伸ばします!」 &br; |CENTER:30|LEFT:180|c |BGCOLOR(Purple):''&color(White){45};''|BGCOLOR(White):CENTER:&color(Navy){''リゼ''};| |BGCOLOR(Black):|BGCOLOR(Gray):CENTER:&color(White){''ラビットハウス''};| &br; 烏野える「リゼ、28歳!」 ココア「リゼさーん!ワイルドに、でも慎重に!3rdステージも任務完了してくださーい!」 &br; ラビットハウスの看板娘でありながら、その実態は日々厳しい訓練を己に課す、生粋のミリタリー女子。モデルガンを手に戦場を駆ける情熱を、今日はこの鋼鉄のフィールドに叩きつける。 &br; チノ「リゼさん、呼吸を整えて。練習通りにいけば、大丈夫ですから。」 ココア「そうだよ!リゼさんの指先には、みんなの想いが詰まってるんだから!」 モカ「あはは、リゼちゃんなら大丈夫。その指は、美味しいパンをこねるための指であり、仲間を守るための指だもんね。」 宇治松千夜「そうよ。この絶壁を越えた先には、特製の『黄金の鯱あんみつ』が待っているわ。甘いご褒美のために、頑張って!」 モカ「さあ、ワイルドなリゼちゃんの、最高にかっこいい姿を見せてきて!」 ココア「リゼさんなら、この要塞もラビットハウスの常連さんにしちゃえますよ!」 チノ「……いってらっしゃい。リゼさん。」 リゼ「ああ……。みんなの応援、この背中にしっかり装備した!作戦、開始だ!!」 &br; |BGCOLOR(Black):&color(White){''③スポンジブリッジ''};| 烏野える「15枚の発泡スチロールの板。リゼ、1枚目に足をかけました。現在28歳。ラビットハウスでのアルバイト、そして自宅での父との過酷な特訓。彼女のこれまでの人生は、常に自分自身との戦いでした!」 ココア「リゼさーん!落ち着いてー!」 リゼ「(一歩踏み出しながら)……ふぅ。……これまでの1st、2nd、どれも楽な道じゃなかった。でも、チノやココア、みんなが繋いでくれたこのバトン……ここで落とすわけにはいかないんだ!」 烏野える「5枚目、6枚目!リンガルー、スズカが苦しんだこのエリア。リゼは一歩ずつ、まるで戦場での潜入任務のように、音もなく重心を移動させていく!」 チノ「リゼさん、あと半分です……!」 烏野える「かつて1stの『そり立つ壁』で見せたあの粘り、そして2ndの『ウォールリフティング』で見せたあのパワー。彼女のポテンシャルは、もはや一つの喫茶店の枠に収まるものではありません!」 リゼ「……見えている。板の揺れ、重心の掛かり方……。父さん、見ていてくれ。私は今、最高に『ワイルド』で『クール』な場所に立っている!」 烏野える「リゼ、まだバランスは一切崩れていない!……さあ、ここからだ!先ほどの二人が力尽きた魔の終盤戦!14枚目……」 リゼ「……ここだっ!!」 烏野える「行ったーーー!!」 ココア&チノ「やったぁぁぁーーー!!!」 ドナルド「素晴らしいーーー!」 トラハムちゃん「やっと、突破したね!」 リボンちゃん「すごいでちゅわ!」 ホップ「まるで見えない地面があるみたいに迷いがないぞ!」 ダンデ「筋肉の動きに一切の無駄がない。」 サトシ「リゼ!みんなが応援してるぞ!」 マリオ「信じられないバランス感覚だ!」 ルイージ「僕なら1枚目で腰が抜けちゃうよ。」 チェルシー「リゼさん、あんなに重そうな装備を背負ってるのに、羽みたいに軽いね!」 ガーネット「ふふっ、これこそが『ワイルド』の真骨頂というわけね。見事だわ!」 烏野える「スポンジブリッジ、ついに攻略です!!」 &br; |BGCOLOR(Black):&color(White){''④クリフハンガー''};| 烏野える「しかし、喜ぶ暇はありません!ついにやってきた、3rdステージ最大の絶壁、クリフハンガー!指先わずか4cmの突起に全体重を預ける、まさに絶望の崖!」 リゼ「(崖を前にして)……これが、数々の猛者たちを退けてきた『クリフハンガー』か。……上等だ。私の指が、この要塞を握りつぶしてやる!」 烏野える「まずは右へ、一定のリズムで移動していく。リゼの指、まさに鋼鉄のフックだ!そして……やってきました。背後の突起へ、体を反転させて飛び移るジャンプ!KARASUKEの歴史において、女性でこれを成功させた者は未だ一人もいません!」 ココア「リゼさん、いけーーーっ!」 リゼ「……呼吸を整えろ。筋肉のバネを信じるんだ。……いっくぞぉぉぉ!!」 烏野える「大きく体を振った!リゼ、舞っ…」 &br; ''バシャーーーン!!'' &br; 烏野える「たーーー!!」 チノ「リゼさん!!」 ココア「嘘……手が、届かなかった……?」 日向翔陽「うおーーーーーー!!」 影山飛雄「やっぱりかい!」 カラテ家「ヌゥゥ……!」 ダンデ「ダメだったかーーー!」 チェルシー「あんなに、あんなにカッコよかったのに……!」 リコ「指先が……あと数ミリあれば……!」 ガーネット「嘘でしょ……まだ足りないの……!?」 &br; 烏野える「リゼ、渾身のジャンプを見せましたが、指先が突起をかすめるに留まりました!ラビットハウスの最強戦士、クリフハンガーの重力の前に、ついにその膝を屈しました!!」 &br; |CENTER:30|LEFT:180|c |>|BGCOLOR(Black):CENTER:&color(Blue){''3rdステージ リタイア''};| |BGCOLOR(Purple):''&color(White){45};''|BGCOLOR(White):CENTER:&color(Navy){''リゼ''};| |BGCOLOR(Black):|BGCOLOR(Gray):CENTER:&color(White){''ラビットハウス''};| &br; リゼ「(水面から上がり、自分の指を見つめて)……クッ、あと数センチ……。……はは、やっぱり壁は高かったな。でも、最高の気分だ。こんなに熱くなれたのは、久しぶりだよ。」 レポーター「リゼさん!素晴らしい挑戦でした!」 リゼ「……正直、飛んだ瞬間は『行ける』と思った。でも、指先に伝わったのは冷たい鉄の感覚じゃなくて、空を切る感触だった。……あそこには、まだ私の知らない重力があるんだな。でも、不思議と怖くはなかった。背中にみんなの声が装備されてるのが分かってたからな!」 チノ「リゼさん……!すごかったです。あんな絶壁、私には見上げることしかできません。でも、今のリゼさんは誰よりも高かったです。」 ココア「リゼさーん!!もう、カッコよすぎて涙が出ちゃいましたよ!あとちょっと、あとパン一個分指が長ければ……!でも、最高にワイルドでした!」 モカ「あはは、リゼちゃん。戻ってきたら特大の『お疲れ様パン』を焼いてあげるね。君の勇気、しっかり受け取ったよ。」 リゼ「(照れくさそうに笑い、観客席に手を振って)みんな、悪いな!任務完了とはいかなかったが……このリベンジ、必ずいつか果たしてやる!待ってろよ、クリフハンガー!」 野原しんのすけ「リゼおねいさん、かっっこいい〜!オラ、あのジャンプでおねいさんに惚れ直しちゃったゾ!」 野原ひろし「ああ。男の俺が見ても惚れ惚れする根性だったぜ。あんな指一本にかける人生、俺には真似できねぇ……。」 野原みさえ「ちょっと、あんたは営業の指先を使いなさいよ!……でも本当に、リゼさん。素敵なものを見せてもらったわ。ありがとう!」 &br; ネモ「残るのはオモダカ、ただ1人よ!」 ペパー「50人の思いは全て…お前に託されたんだ!」 ボタン「……プレッシャーで潰れそうな状況だけど、あの人ならそれすら『想定内』って言いそうだし。」 チリ「せやな。ウチらが束になっても敵わんかったトップの底力、ここらで見せてもらうで!」 ポピー「オモダカさま、みんなのきらきらパワーを全部あげるのです!どっかーんとゴールなのです!」 タウニー「(静かに頷き)……彼女の指先には、我々の誇りが宿っている。疑う余地はない。」 ガイ「……パルデアの風を、あの絶壁に吹かせてきてくれ。」 ホップ「見てろよ……!アニキの時もそうだったけど、チャンピオンが本気になった時の空気、今まさに変わったぞ!」 ダンデ「ああ。彼女の瞳には、すでにクリフハンガーの先にある『ファイナル』への道筋が見えているはずだ。さあ、オモダカ氏……最高にチャンピオンな攻略を!」 サトシ「オモダカさん!俺たちの、みんなの熱い想い……全部持っていってくれ!いけええええ!!」 オモダカ「(ゆっくりと指を鳴らし、静かに崖を見据えて)……。50人分のバトン、確かに重いですね。ですが、その重みこそが私を地面へと繋ぎ留め、あの絶壁を渡るための『確かな重力』となってくれるでしょう。……トップチャンピオンの職務、今ここで完遂いたします。」 &br; ''パルデア地方の全てのトレーナーを束ねる、トップチャンピオン・オモダカ。常に冷静、常に完璧。しかしその仮面の下には、誰よりも強く『高み』を求める、飽くなき挑戦者の心が眠っていた。'' &br; オモダカ「『トップ』とは、道を示す者。この鋼鉄の絶壁さえも、私が渡ればそれは後進への『道』となります。孤独な戦い?……いいえ。私の背中には、パルデアの全ての絆が刻まれています。」 &br; カエデ「甘いお菓子で培った元気を!」 コルサ「その指先に宿る芸術を!」 ナンジャモ「全パルデアの視聴者の視線を!」 ハイダイ「荒波を越える確かな手応えを!」 アオキ「定時内にきっちりと仕事を!」 ライム「魂を揺さぶる最高のビートを!」 タイム「鍛え上げた不屈の岩の精神を!」 リップ「誰よりも美しく舞うその姿を!」 グルーシャ「氷のような冷徹な集中力を!」 ピーニャ「整えられたリズムの完璧さを!」 メロコ「道を切り拓く熱い情熱を!」 シュウメイ「忍びの如き迅速な動きを!」 オルティガ「わがままに勝利を掴む執念を!」 ビワ「誰よりも自分を追い込むその誠実さを!」 クラベル「学び舎の全生徒の期待を!」 ジニア「集められた全てのデータを!」 レホール「歴史に名を刻むその功績を!」 ミモザ「怪我を恐れぬその勇気を!」 セイジ「世界に響くその雄叫びを!」 キハダ「極限まで高めたその肉体を!」 サワロ「繊細かつ力強いその指先を!」 ハッサク「美しきパルデアの至宝の輝きを!」 シアノ「学園を超えた強き絆を!」 ブライア「未知を解き明かすその探求心を!」 ペパー「最高に美味い勝利のスパイスを!」 ボタン「想定を遥かに超えるそのバグ的な強さを!」 チリ「ウチらの度肝を抜くその本気を!」 ポピー「オモダカさまだけのキラキラを!」 ネモ「そして、私を熱くさせるその実力を!!」 &br; オモダカ「……ええ。皆さんの期待、そしてこの重圧……。すべてをエネルギーに。トップチャンピオン、オモダカ……参ります。」 &br; &size(30){''50人の意志は一つの指先に宿る――トップチャンピオン、完全制覇への最終宣告''}; &br; [[次のエピソードへ>ジャンル別/小説/バラエティ/L08/1/11]]