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TITLE:信頼性のミッション
ブルル…
海老山『なんだ?メッセージか。』
立花『残り85分になると発信機が起動し、位置情報をハンターに伝える。』
マリィ『解除するには他の逃走者が持つカードキーを認証しなければならない。』
セラフィア『ただしニセ逃走者のカードを認証させてしまうとその時点で発信機が発動する。カードキーは何でも認証可能。なんだよ…偽物もいるの?』
*ミッション① 発信機を解除せよ! [#t3e96395]
残り85分になると、逃走者の腰についている装置が位置情報を発信。
すぐさまハンターが確保へと向かう。解除するには自分以外の誰かにカード通してもらわなければならない。
ただしニセ逃走者がカードを通すとその瞬間音が鳴り、発信機が起動する。
この中で誰かにニセ逃走者かわからない。果たして!誰を信用するのか。
&br;
*エリア [#q009a2f0]
クルン『動いてよかった♪誰探そうかな?』
ビート『あ!クルン!』
クルン『ビート君!君は本物?』
ビート『知らないけど偽物ならごめんよ!』
ただしニセ逃走者のカードキーを通すとその時点で発信機が鳴りハンターがすぐさま確保へと向かう。果たして、クルンはニセ逃走者か!?
ビートがクルンの装置にカードキーを通した。なんとかクリア。

「''&color(Red){クルン 発信機解除};''」
ビート『よし!これで俺は本物だ!』
クルン『じゃあ、ビート君も。』
今度はクルンがビートにスキャンしクリア。
「''&color(Red){ビート 発信機解除};''」
&br;
2人ともニセ逃走者ではなかった。
ビート『よかったね、クルン。』
クルン『ありがとう♪ビート君もよかったね!』
ビート『こちらこそ。』
しかし、2人にハンターが接近。
クルン『やばい!逃げるわよ!』
ビート『え?』
慌てて遠のくクルンとビート。しかし距離が少しあったので、気づかなかった。
ビート『こわっ…』
クルン『これで大丈夫かな?』
ハンター(…LOCK ON KURUN)
だが、逃げた先にて違うハンターに見つかった。慌てて逃げるも近距離だったため、直ちに距離が縮む。
クルン『うわー!』(ポン)
「''クルン&color(Red){確保}; 残り20人 残り時間99分35秒''」
クルン『うわーーー!悔しいーーー!せっかく解除したのにーー!』
&br;
プルル
セラフィア『あ!クルン確保!残り20人。』
ミカン『捕まるの早いですね。』
花園『誰かに解除してもらいたいです!』
リボンちゃん『ニセ逃走者は誰なのかわからないでちゅわ!ビートは違うな。』
ビートは本物だと判明しているが、それはビートとクルンしか知らない。チャットは使用制限されているため、やり取りもできない…。
みっけ『誰か来るかニャ?あ!誰か来たニャ!』
発信機に不安を彷徨うみっけ。見つけたのは?
リボンちゃん『あ!みっけでちゅわ!まだ解除してないの?このままだと危ないでちゅわ!』
みっけ『リボンちゃんだニャ!解除するニャ!』
2人『せーの!』
通すがなんとかクリア。
「''&color(Red){リボンちゃん みっけ 発信機解除};''」
&br;
リボンちゃん『危なかったでちゅわ!』
みっけ『やったー!これで安心だニャー!』
お互い同時にカードキーを通したリボンちゃん、みっけ。これで2人も本物だと判明。
&br;
ポップン『どこだプン…』
逃走者を探すポップン。彼女が見つけたのは…。
ラテ『…(あ!…ポップンだラテ)』
お城の下隠れているラテだ。
ポップン『怖くないよ!通してあげるプン!』
ラテ『…(本当だラテ)』
そして、ポップンがラテの装置を解除。
「''&color(Red){ラテ 発信機解除};''」
&br;
今度はラテがポップンの装置を解除した。
「''&color(Red){ポップン 発信機解除};''」
&br;
ポップン『もう大丈夫だよ!ラテ!』
ラテ『…(ありがとうラテ。)』
&br;
その頃、立花みかんがモカを見つけた。
立花『まだですか?モカ。』
モカ『お願いします!』
立花『わかったよ!』
立花&モカ『せぇーの!』

「''&color(Red){立花みかん モカ 発信機解除};''」
&br;
モカ『ありがとう!これで助かりました。』
立花『こちらこそ助かりました。』
???『待ってー!』
声がした方を見ると、やってきたのは…。
トラハムちゃん『私もお願いしまーす!』
立花『任せて!』
カードキーは使用回数に制限なく本物だと判明した逃走者が使えば安全。なお発信機が鳴っても、違う誰かにカードキーをスキャンして貰えば解除は可能。
「''&color(Red){トラハムちゃん 発信機解除};''」
トラハムちゃん『ん!ありがとう!』
モカ『トラハムちゃん、助かったね!』
立花『ドナルドやムスカ、トラハムちゃんならこのエリアたぶん3回も逃げているはず。』
&br;
残りは95分。まだ未解除なのはドナルド、ムスカ、マリィ、佐藤弘道、アズキ、メカドン、白鷺千聖、セラフィア、ミカン、神崎・H・アリア、花園ありす、海老山の12人。
その頃…
ミカン『あ、あれは誰かしら?』
ミカンが見つけたのは。
ドナルド『やあ!おはよう!』
ミカン『今はお昼ですよ。ドナルドは解除した?』
ドナルド『まだだよ。一緒に解除しましょう。』
ミカン『わかった!』
ミカン&ドナルド『せーの!』

「''&color(Red){ミカン ドナルド 発信機解除};''」
これでミカン、ドナルドも本物と判明。
その頃、ムスカと佐藤も。
ムスカ『あ!体操のお兄さんだ!』
佐藤『ムスカ!今解除してあげるね!僕もまだよ!』
相互にカードキーを通すムスカと弘道兄さん。

「''&color(Red){佐藤弘道 ムスカ 発信機解除};''」
佐藤『これでもう安心だね。』
ムスカ『弘道兄さんに感謝する!あなたはラピュタの王だ!』
佐藤『ラピュタってなんだ?』
ムスカ『ラピュタは滅びぬ、なんでも蘇るさ!』
佐藤『…』
無言のまま去っていく、佐藤弘道。
まだ解除できてないのはマリィ、アズキ、メカドン、白鷺千聖、セラフィア、神崎・H・アリア、花園ありす、海老山。
メカドン『早く来るメカ!』
白鷺『遅いですね…』
セラフィア『まだかな?』
焦る未解除の逃走者達。
ハンター(…)
エリアには4体のハンターが隈無く捜索している。
すると、ハンターが誰かを捉えた。見つかったのは…。
セラフィア『まだ?ってハンター!』
セラフィアだ。
ハンター(…LOCK ON SELAFIA)
リボンちゃん『あれはジュエルペットでちゅわ!』
咄嗟に建物の陰に隠れるリボンちゃん。セラフィアもハンターも彼女に気づかず横切る。
ハンター(…LOCK ON SELAFIA)
セラフィア『もうダメ~~!』(ポン)
「''セラフィア&color(Red){確保}; 残り19人 残り時間92分12秒''」
セラフィア『ハンターは勘弁してくれよ。』
&br;
プルル
みっけ『確保情報!セラフィア確保!残り19人だニャ!』
リボンちゃん『もう19人でちゅわ!?』
神崎『ジュエルペット、捕まったのか。』
&br;
その頃、他の逃走者達は…。
白鷺『花園さん!解除してください!』
花園『わかりました。』
白鷺と花園がそれぞれ解除。
「''&color(Red){白鷺千聖 花園ありす 発信機解除};''」
&br;
白鷺『ありがとうございます。』
花園『こちらこそ、助かりました。』
残り時間もあと5分。まだ解除できてないのはマリィ、アズキ、メカドン、神崎・H・アリア、海老山。
&br;
その頃…
メカドン『待つメカ!』
白鷺『あなたはメカドン。解除は?』
メカドン『お願い!解除するメカ!』
白鷺『わかりました。』
白鷺がメカドンの装置にカードキーを通す。
「''&color(Red){メカドン 発信機解除};''」
&br;
ビート『あと誰がまだか?』
マリィ『あ!ビート君。』
他の逃走者を探していたビートはみゆきを発見。
ビート『マリィか。解除まだ?』
マリィ『お願いします。』
ビート『任せろ!俺はクルンとトラハムを助けたことあるんだ!』
マリィの装置にカードキーを通すマリィ。
「''&color(Red){マリィ 発信機解除};''」
マリィ『ありがとう。』
ビート『大丈夫、大丈夫。』
神崎『あれ?どこかしら?』
アズキ『まだ解除してないのよ…早く見つけられるといいね。』
海老山『どこにいるの?困ったなあ、あと3分しかないのに。』
モカ『おーい!海老山君?』
逃走者を探す海老山を見つけたのはモカ。
海老山『あ!』
モカ『解除した?』
海老山『まだだ!君は本物か?』
モカ『そうだよ。みかんちゃんとしたことあるし!』
海老山『やれやれ、ありがとうな。モカ。』
モカは海老山の装置を解除した。
「''&color(Red){海老山 発信機解除};''」
海老山『危ないところだったぜ。』
これで残るのはアズキ、神崎のみ。
&br;
アズキ『あ!神崎さん!』
神崎『あ、アズキ。解除はまだ?』
アズキ『え?』
スキャンする…
&br;
&size(60){''&color(Red){ブーーーーーーーーーーーーーーー!};''};
「''&color(Red){アズキ 発信機起動};''」
&br;
発信機が鳴り出した。起動したのは…
アズキ『きゃぁあーー!!!なんだよーー!』
アズキだ。
神崎『…あたしか。』
これでニセ逃走者は神崎・H・アリアと判明。
&br;
アズキ『とりあえず!電話!』
立花『な、なんだ?』
アズキ『ニセ逃走者のカードを通しちゃった!』
立花『誰だ?』
アズキ『神崎!』
立花『わかったわ!』(ピッ)
アズキ『自首するしかない!』
発信機が鳴ったアズキ、助かるには自首のみだ。
&br;
アズキ『どこなのー!?』
慌てて探すが、走った先には…。
アズキ『うわーーー!ハンターーー!』
音を聞きつけたハンター。
ハンター(…LOCK ON AZUKI)
アズキ『やあっ!』(ポン)
「''アズキ&color(Red){確保}; 残り18人 残り時間84分46秒''」
&br;
アズキ『ハンターはやめて…』
早くも最初のニセ逃走者の被害になったアズキ…。
&br;
ぶるる
モカ『あ!ミッションの結果、アズキを除く全員がクリア。』
ビート『続きだ!発信機の起動によりアズキ確保。残り18人。』
トラハムちゃん『やったの誰~?』
ラテ『…(だれか止めてくれるかしラテ)』
ニセ逃走者はミッションを妨害するアンドロイド…。早く停止させないと逃走成功は難しい。
立花『装置、どこなの~!こうなったら、電話して聞いてやる!』
&br;
ビリリ…
佐藤『お?誰かな?みかんからだ!もしもし。』
立花『あの、ニセ逃走者を止める装置知らない?』
佐藤『今見つけたよ!』
偶然近くにあった装置を見つけた弘道お兄さん。
立花『ニセ逃走者、あったよ!ニセ逃走者は神崎・H・アリア!』
佐藤『神崎・H・アリア!ありました!止めます!』
&br;
''神崎・H・アリア'' &color(Green){''OK''};
&br;
&color(Gold){''ニセ逃走者 停止''};
&br;
佐藤『止めたよ!』
神崎『…』
ニセ逃走者の名前を入力したため、ニセ逃走者の神崎・H・アリアが停止した。
「''&color(Red){神崎・H・アリア 停止};''」
&br;
プルル…
ムスカ『お!佐藤弘道の活躍によりニセ逃走者、神崎・H・アリアが停止した。体操のお兄さん素晴らしい!』
みっけ『みんなのヒーロー、すごいニャ!』
モカ『神崎さんのせいでアズキ捕まったのね。』
ニセ逃走者は停止したが、恐怖はまだ終わらない。
&br;
スタッフ『目標金額はいくらですか?』
花園『目標金額は80万です。それぐらい言ったら自首しようかなと思う。』
このゲームは自首も可能。エリアに設置された自首用電話に電話すればゲームからリタイアすることができそれまでの賞金が獲得できる。
ただしエリアには4体のハンター。確保されれば賞金はゼロだ。
&br;
マリィ『あと76分か…52万ぐらいだね。見つかればゼロだな。』
恐怖と欲望が逃走者を悩ませる…。
マリィ『自首したくねぇな…。最後まで逃げ切り144万円は取りたい。』
マリィは考えながらそう言う。
&br;
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